コントロール不能か?
日経平均は波乱の展開、974.12円安の8183.37円。
9日の米国市場の下落影響からシカゴ先物は8600円レベルに急落、
オプションSQも重なった影響か、寄り付き段階でこれを大きく下回りっています。
一時戻しましたが、前引けにかけては再び下げ幅を広げるています。
市場は完全にコントロールを失っている状況。
ここ1週間の間で1000円前後の下げが続いており、もはや
日本主導の回復は難しい状態。
米欧市場の底打ち反転が見えてくるまではちょっと難しいのでは・・・・
ただ、反転後の切り返しの幅はかなり大きそうです。
本日(10/10)のモーニングコメント
9日の米国株市場は連日の急落。7営業日続落。
CME日経平均先物は大証比585円安の8615円。
金融機関への公的資金注入をにおわせたことも金融
安定化への期待につながりました。
また空売り規制解除により期待された市場であったが、ユダヤ教の
祝日で参加者が減少していることもあり、ボリュームは膨らんでいません。
ダウは過去3番目の下げ幅を記録し、5年2カ月ぶりの9000ドル割れで0
3年5月以来の水準に。
米国株市場の底堅さに対する期待感は乏しく、国内三連休を
控えて積極的な押し目買いは期待できそうににもりません。
米国相場は...
引き続きEが担当します。
本日の米国相場はIBMの好決算や銀行への資本注入の話が現実味を帯びてきた事もあり一時200ドル近く上昇する場面もありましたが、それも長く続かず逆に200ドル安まで下落、そして現在は前日比変わらずのところで推移しています。
欧州市場もプラス圏で推移していたのですが、結局引けではマイナスに沈みました。
相変わらず荒っぽい値動きが続いていますが、底値近辺の特徴的な動きでもあります。
現時点では『感情』が値動きを支配している状態でもありますので、これが落ち着けば各国政府が取り組んでいる政策等を冷静におり込んでいくものと思われます。
いずれにせよ、ヒステリックな相場にヒステリックになって反応してしまう事の無い様、注意しましょう。
なお、本日のメルマガで当塾の塾長Kが空売り規制の解除に関する的確なコメントを書いています。
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