G7が閉幕、声明を受けた週明けのマーケットはいかに?
おはようございます。
塾長に引き続き、短期トレーダーEが執筆します。
市場の注目を集めたG7が現地時間の10日夕に声明を採択して閉幕しました。
それに先立ち、ブッシュ大統領がホワイトハウスで声明を発表し、公的資金の注入を表明したのですがマーケットは全く反応せず、一時7%超の下落となりました。
その後は引けにかけてプラス圏に戻すと言う、ボラティリティの高い動きとなります。
銀行への公的資金の注入に関しては先日からアナウンスがあったので目新しい材料ではないのですが、市場が求めているのは【実行出来るのか】と言う点と【時期】にあったと思います。
今までは選挙を前にして米国の世論を気にしていた感もありましたが、G7で正式採択された事により国際世論の後ろ楯をを貰ったような物ですから、マーケットの反応も変わる事に期待をしたいですね。
引けにかけての米国市場の大きな戻りと平均出来高の倍に迫る取引急増が、セオリー通りの底入れサインになるかどうかもチェックポイントでしょう。
幸か不幸か、月曜日は祝日となる為に東京市場は週明けの欧米市場の動きを見てからのスタートとなります。
この一週間は、世界の金融市場の運命を決める一週間とも言える訳ですから、私たちも含め、皆さんも気を引き締めて相場に挑むようにしましょう!
欧州株式市場は急続落。
欧州株式市場は急続落。
FTSEユーロファースト300種指数は終値ベースで5年超ぶりの安値をつけてます。
米ワシントンで7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が開幕しました。
G7で金融機関への公的資本注入が出るかに市場は注目。
国内に目を戻せば、中期的には株価はまだ下値を模索する可能性があるものの、数年単位の
長期スタンスでみれば歴史的に低い水準となっています。
配当利回りも上昇しており、余裕のある投資家は買い時か?
相場は混乱
皆さんお疲れ様です。
今回は短期トレーダーのEが担当します。
昨晩のNYはまたもや暴落となり、600ドルを超える下げでした。
昨日一日の高値から安値までの値幅は800ドルを超えています。
理由は様々でしょうが、欧州各国の政府は比較的『言い切り』であったのに対し、肝心の米国がハッキリとしないと言う点は大きな原因の一つだと思います。
やる『つもり』、やる『はずだ』の連呼では、マーケットは納得しないでしょう。
選挙を控えた今、税金の投入には躊躇してしまう部分があるかと思いますが、ここまで来ると金融危機を救わなかったと言う点での批判の方が大きくなるのは目に見えています。
G7は期待先行で結局何も出てこなかったと言うのがいつものパターンですが、今回具体的な行動に出れなかった時は、バブル崩壊後の安値も更新するかも知れません。
東京市場は色々な要因が重なり、本日も大暴落となりました。
確認はしていないのですが、SQに絡んだ今朝の注文時にもトラブルがあったようで、先物は寄り付いてからすぐにサーキットブレーカーが発動、一時気配値は7200円のストップ安に達しているのを目にしました。
また午後からはロイター系の情報配信システムにもトラブルがあり、しばらくの間東証の株価データが見れない状態に。
悪い時には悪い事が連鎖して起きるものです。
日経平均はいよいよ8000円割れ手前まで来ました。
03年に7600円を付けた時と今とでは、全く状況は違います。
この点については、本日夜間の更新でお伝えしようと思います。