多くを行う必要はない | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

 

ある出来の悪い小僧がお寺にいました。




その小僧は、出来が悪いので、お経が全く覚えられません。




その事に、一計を案じた和尚さんは、彼にあることを教えます。




「人の喜ぶことをしなさい」という教えを与えました。




小僧はその一言だけを覚えて、ただひたすらに実行に移すのです。




その小僧は次第に頭角を現し、更に成長し、皆から尊敬される僧侶になった、という事です。




現代社会を見渡すと、情報が溢れ、知識に振り回される世の中になっています。




上記の様に、ただ一つだけやれば成果が出る、という単純な社会構造ではないかもしれませんが、少なくとも、全ての事を知る必要はないはずです。




SNSが典型だと思うのですが、一つを受け入れると、次から次へと、情報の波に襲われ、その情報に踊らされて、大変な事件に発展してしまう、なんて事もあるぐらいです。




今年が令和6年、西暦で言うと2024年ですが、ほんの30年前、私が27歳の時は、確か携帯電話がやっと世に出回った頃です。




しかも、あの当時の携帯電話は家で使う電話の子機よりも大きな端末でした。




インターネットなんてとんでもない状況で、当然、通話のみですから、入ってくる情報なんてたかが知れています。




それでも、今よりも全然、景気は良く、皆が幸せに生活していたと記憶しています。




ついこの間の厚生労働省の発表によると、実質賃金は、24か月マイナスだそうです。




幾ら情報をたくさん仕入れることが出来る世の中になったところで、国民が豊かさを感じることが出来ない世の中では、意味がないと思うのです。




それともう一つ、情報が多すぎると頭でっかちになり、行動が伴わない状況になるものです。




そんな状況では、更に環境がわるくなるかもしれません。




この様な世の中では、情報を取り過ぎずに、キチンと取捨選択して、入れる情報を制限しなくてはいけないと思うのです。




ネット社会で、無限に情報が仕入れることが出来る環境だからこそ、頭を使い、仕入れる情報を少なくして行動した方が良い世の中だと思うのですね。