この間、日本国内のソフトバンクユーザーは、孫正義さんの養分に成っている、という記事を目にしました。
どういう事かと言うと、私もそうですが、携帯電話というのは今では生活必需品と言えるもので、それを所持していないと、仕事も出来ないですし生活もし難いです。
そうなると、携帯電話の料金を払わずには毎日の生活が出来ない、という事ですよね。
よく投資やビジネス関連の書籍に、金利を払う側になるのではなく、金利を貰う側にならなければいけない、という事が書かれていますが、孫正義さんは正にそうなっている、と言えます。
ただ、確かにそうなのですが、それはそれで毎日の生活が楽しくて、気楽に生きていけるなら、それはそれで良い、ともいえると思います。
孫正義さんの様になるには、零細時期に並々ならぬ努力をしなければいけないですし、今の環境でも常に投資先を見つける必要があります。
それは、ソフトバンクという会社も株主がいるからですね。
人それぞれ考えがあり、適材適所、足るを知る、という事も大切な事だと、私は思います。
ここ10年位の金融経済の台頭により、楽して儲ける、という風潮が漂っている様な気がします。
確かに、グローバル化の中では、ある程度の資産運用というのは考えないといけませんが、社会と言うのは、物やサービスが生産されて、それが消費される事により、働く人の給料や会社の利益がもたらされる事が多いです。
私たちが住む家も、着る服も、食べる書品も、全て生産されるものです。
電気、ガス、水道、電話などは生産されるサービスです。
そういうものを疎かにすると、私たちの生活水準はドンドン落ちて行きます。
要するに、不便になっていくという事ですね。
10階建てのマンションに住んでいる人が、今までエレベーターを使っていたのに、今日からエレベーターが使えず階段で上り下りしなくてはいけないとなると、それそれは不便ですよね。
なので、投資に関して興味を持つことと、それをキチンと考える事は大切な事ではありますが、そればかりに頭が行ってしまうのは如何なものか、という思う訳です。
この事もそうですが、何事もバランスが大切だ、とまた考えさせられる事柄でした。