ここ数年は電通の問題もあり、働く時間を短縮しようと、企業が努力している場合が多いです。
政府もそれの乗り出していて、今ではプレミアムフライデーというのも出て来ていますよね。
月の最終金曜日に、午後三時で仕事を切り上げげましょう、という事ですね。
今現在ではあまり利用する企業は無いようですね。
上記の電通の様な話だけではなく、ブラック企業の話題はよく出てきます。
私は以前から、仕事で成功したい、事業で上手く行く様にあいたい、と考えるならブラック企業で働くほうが良いと言っています。
実際に、起業家で成功している人は、会社が小さい時はそれこそ物凄いブラックな環境で仕事をしている場合が多いです。
又は、小さい頃に家庭が貧しいという環境で育った人も比較的多いですね。
仕事やビジネスで一定以上の成果を出そうという場合に、何が重要かと言うと、その成果が出るまで頑張る、という事が重要な要素に成ります。
これは、言われてみると当たり前の様に思われますが、大学を普通に出て、福利厚生が整っている会社に勤めたい、給料が良い企業に勤めたい、会社では責任を持ちたくない、海外赴任なんて嫌だ。
この様に考えている人とは、全く違う考えになると思います。
良く、仕事やビジネスで成果が出る人は、全体の3%とか1%とか言われますが、上記の様な甘い考えではなく、過酷な条件で自分を鍛えようと考える人が、それだけ少ない、という事の結果だと思うのですね。
確かに、中くらいの成果で中くらいの給料で、まあまあの生活で満足する、というのは決して悪い事ではありません。
私は、むしろ、そういう人が多くいる国は平和で素晴らしい国だと思います。
かつての日本は正にそうでした。
それが、ここ数十年のグローバル化で、トップ1%の人が良い思いをする、しかもかなりの格差が付いて。
現代社会は、現実的に考えると、この様に格差が広がっている社会なので、ある程度は我慢する能力が必要になってきます。
そう考えた時に、ストレスに耐える能力があると、良い人生を歩むことが出来る、ともいえると思います。
私が小さかったころの、国民総中流社会と言われた時代でさえ、企業の社長はいましたし、役員も中間管理職もいたわけです。
家庭があれば、配偶者や子供もいます。
自分一人では生きていけないのですから、何らかのストレスはあるのが自然です。
そういう事を考えると、自分からある程度のストレスがある環境に飛び込み、そういう部分を鍛えるのも必要な事だと思うのですね。
ある程度のストレスなら、ストレスと感じない、というのが一番良いと思うのですね。