私は現在は、不動産賃貸業を本業としております。
この業種は、多くの資金を金融機関から調達して物件を購入し、その賃料収入から返済をしたり経費を払ったりします。
賃料収入が他の業種で言うところの売り上げになります。
ということは、他の業種でも金融機関からの資金調達を利用し、売り上げを伸ばすことは出来るだろう、という考えに行きつきます。
私個人的には、この考えは、その会社の業歴や業績、業種などにより、答えが違ってくると思うのですが、概ね正しいと思っています。
売り上げと言うのは、「買うもの」だと思っています
先ほど、業歴や・・・とお話ししたのは、業歴が浅いうちは実績がありませんので、金融機関はその会社に返済能力があるかどうか判断が出来ません。
なので、そういう資金繰りが出来ないので、それまでは自己資金で事業を回す、一生懸命に営業して、売り上げを上げ、利益を積み上げていく、という事が必要になります。
一流企業のサラリーマンは金融機関から融資を受けやすいと言いますが、会社に入って数年の若い社員の場合は、そうは行きません。
その給料がこれから安定して入ってくるか分からないからですね。
なので、すくなくとも同じ会社で5年位は働く必要があるでしょう。
そうして始めて、売り上げを買う、という行為が出来るようになるのだと思います。
そこで私が思うのは、業歴があり、業績も良い個人や法人が、もっと多くの収入を求めない場合がある、ことですね。
確かに、一定の収入が確保できていればそれで満足、というのも分かります。
ただ、世の中どうなるかは分からないのです、もしそういう状況にあるなら、もっと収入を確保できる行動は取った方が良いと思うのですね。
不動産賃貸業で言うなら、物件購入。
他の事業で言うなら、設備投資や人材投資ですかね。
金融機関が、この個人や会社なら返済能力があると判断したなら、融資は受けられるはずなので、もっと収入を買いに行くほうが良いと思うのですね。
経済と言うのは、事業者がその返済能力を利用して、金融機関からの資金調達により、より多くの収入を買う事により発展するものだと思うのですね。
どんどん自分の環境を変えるように努力していきたいものです。