アメリカの経済状況 --- 物価高は日本と比べものにならない。 | Driving On the Earth - Part2

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今まで続けてきたDriving On the Earth の更新ができなくなり、Part2にて、再スタートです。
2台の車と3台のバイク、そしてレンタカーで将来の地球環境を考えながら地球を旅していこうと思う技術者です。 

 この所、米国の友人とメールでやり取りをしている。彼は、2022年6月に退職、今は年金暮らしだが、タイミング良かった=米国金利が上がる前だったことから、一時金はかなりのものとなったようだ。自分がその米国企業を退職した当時、報酬はドル換算でほぼ同じだったが、彼が退職するときには、ほぼ2.5倍弱程度までアップしていたようだ。金利が上がる半年前だったことから、株価も高騰しており、年金自体も高額で決まっていたことから、普通に生活できると言う。

 

 だが、ガソリンは50%アップ、生活費もかなり高騰していても、別に苦しい生活なんてことは全くないと言う。それにしても米国は、2000年以降もごく普通にベースアップがなされていて、例え、2%だったとしても、22年で1.56倍、景気の良い時もあったとすれば、2.5倍だってプロモーションもあれば、当然だ。平均すると年4%報酬が増えていたことになる。

 

 最近日本のトップ企業の社長の報酬が16億で、昨年より65%アップに、欧州企業の報酬レベルと比較し役員報酬を見直したなんて実に身勝手な説明をした。それなら、従業員も30%ぐらい上げて、欧州並みに追いつくようにしろと言いたい。そして、部品メーカーへも、値上げを容認、給料アップしなさいと言うぐらいでないと、もうトップ企業の役員としては、?である。やはり、日本企業のトップは、レベルが落ちたと思う。自己優先になったのは、2005年ごろからからと記憶している。

 

 さて、自分にとって最高の上司と言える米国石油業界に上り詰めたG氏とも連絡が取れていると言う。近いうちに、連絡を取りたい。米国の昨今の話を聞くと、日本の報道とは違うものが見えて来る。移民、ドラッグ、治安他、米国も数を知ると違って見えてくるものがある。

 

 ただ、友人との話の中で、何が幸せなのかは、人それぞれだと思う。それでも、生活費に困らないと言うのが、将来不安が無いと言う事が最低限である。