ID処理、内部洗浄の手順見直し? --- 少しでも緩めるとアウト | Driving On the Earth - Part2

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今まで続けてきたDriving On the Earth の更新ができなくなり、Part2にて、再スタートです。
2台の車と3台のバイク、そしてレンタカーで将来の地球環境を考えながら地球を旅していこうと思う技術者です。 

 IDでの内部洗浄は、インジェクターの先端を固定してい居る袋ナットを緩めるだけでも、問題を生じるとのアドバイスを岡崎のT社さんから指摘を受けた。というのは、インジェクターの噴口が開いているケースとこの袋ナットの間には、僅かなテーパー上になっているところでシールされている。ここに万が一カーボンがかんでしまったら、燃料がリークし、燃焼室に軽油が滲みだす可能性がゼロでは無く、事実その様なトラブルが発生していて、リスクがあると言う。

 

 実際、現場で圧を掛けてリークテストするのが困難故、このリスクは、ゼロにできない。個人的には、この固定用のものも、洗浄してしまえば、問題はなさそうだが、実際メーカーが組み上げたものですらトラブルを起こす可能性があれば、それは回避すべきだと判断した。

 

 その代わり、駆動回路に関しては中国製のものがあり、それを使って内部にID溶液を流し込むと言うのが正当なやり方だと言う事になった。だが、TLは、これを使うつもりはなく、やはり、内部の洗浄は、軽油用清浄剤で十分だと言う本来の考えに戻すべきだと判断している。まあ、この方が正攻法だと思う。

 

 だったら、ID溶液の技術を燃料添加剤に使えるようにする方がより正攻法だろう。だが、あと2段階処理を加えないとある点で燃料添加剤として使うのにはリスクがある。とは言え、現在ガソリンで評価ができる段階にある。なら、軽油に使えるようにすれば良いとも言えなくもない。

 

 まあ、何でもかんでも上手く行くとは限らない!次の手を打とう。