昨日は、かなり雨に見舞われ、晩は一気に冷え込んだ。太平洋側を前線と低気圧が通過し、北風となって寒気が入り込んだからのようだ。
だが、今日は一気に気温が上昇、東京は夏日になると言う。昔の梅雨は、じめじめと降り続くことが多かった。たまに晴れても、一気に気温が上がる事は無かった気がする。
サウジでは、52.8℃を記録したと言う。
世界情勢は、ますます悪化し、安全面では将来に大きな不安がのしかかる。しかし、実際は、この気候変動により、戦争に巻き込まれるよりも多くの人々が、命を無くす可能性がある。人と言うより、人類の危機を前にもっとすべきことがあると言うのを、つくづく考える今日この頃。
それを考えると、人口減少は、国としての生き残りは、絶対に優位に働く部分が多い。いくら税金を使ってもこの少子化は止まらない。それより、人口が減少しても成り立たせる社会を作る事=それに必要な技術を新たな日本の産業にする。そして、エネルギー・食糧の自給も、より人口が減る事で確実に実現可能になる。
人は、苦境に陥るとき、それを無理に跳ね返すことより、より柔軟性を持って対処する事を考えた方が乗り越えられるものだ。子育てに税金を投入するのは良いが、子供を増やすために使うのは、本末転倒。経済が伸び、豊かになる方向にならない限り、将来に期待が持てない限り少子化など止まる事は100%無い。
今できる事と言えば、子供たちへの投資であり、税金のバラマキとは違う。もっと違った目で見ない限り、気候変動も、政界情勢不安もどうにも変わらないと思う今日この頃である。
できる事を、着実に進もうと思う。