Mazda3+ZG-P1EU +X --- ディーゼルと同じ効果? | Driving On the Earth - Part2

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今まで続けてきたDriving On the Earth の更新ができなくなり、Part2にて、再スタートです。
2台の車と3台のバイク、そしてレンタカーで将来の地球環境を考えながら地球を旅していこうと思う技術者です。 

 素手のほぼ完成しつつあるSPEC-G1ではない、高級バージョンは、色々なサンプルから得たデータを基に、車両やエンジンに合わせて簡単い処方できるようになってきた。その一つが、BMWのミニやプジョーなどの3気筒ターボ用に作ったもの。結構どちらも評判が良く、市販してもいいぐらいだ。それをMazda3に使うときに、ディーゼルの燃費向上用の特殊な分子構造を持つものを加えてみた。

 

 すると、特に大きな変化があった訳では無いが、良く回る感覚が僅かに落ち着いた感覚で、燃費は、特に出力の要らない平坦のところや下りだと、従来より遥かに伸びている。

 

 前回までは、将来入手が困難な原料を安い原料に切り替え製造したものを処方してみたら、PCX150等で意外や清浄性がさほど悪化していないので、Mazda3用の処方に組み込んだのだが、燃費に関しては今一だった。

 そこで、元に戻した高価な原料を使うだけではなく、Peugeotで抜群の燃費を叩き出した秘蔵の成分をSkyactiv-Xでも効果を発揮するのではと思い加えてみた。

 

 今回は、松本往復で400kmちょっと、この距離を走ると、燃焼の学習機能もしっかり落ち着くので、千葉の作業所の整理に行ってきた時の燃費は、ディーゼル並みになったと言って良いぐらい伸びている。

549kmの総合で23.0Km/L 燃料ゲージも65%ほど残っている。千葉の帰りでは、25.0Km/Lを叩き出している。

以前同じような数字を出した時には、軽いホイールのスタッドレスだった。今は、オリジナルの重たいトーヨータイヤと純正ホイールである。総合で23.2km/Lと言うのがあるが、これは、京都往復(ほぼ奈良)との往復で、高速中心だった。その時には、今回とは異なる新燃焼技術を使っていたが、今回の方がいい感じである。平たん路だと、時速80kmだと瞬間燃費は、リッター30㎞当たりをコンスタントに示している!

 

 Skyactiv-X自体も燃料技術でここまで変えられるところまで来たと言えそうだ。この燃費DEMIO初期型Skyactiv-Gと同等の燃費と言える。車両差を考えれば、画期的だと言えそうだ。多分、レギュラーでも同じような数値が出せるのではないか?まあ、レギュラーを入れることは考えていない。

 

 あくまで燃焼の確認に使っているだけだから、もう少し評価したら、完成系で市販する予定である。

 

 新清浄剤とは、全く別の技術であるが、共通項もある。つまるところ、全てが微妙に絡み合っていて、それを何時かは統合するときが来ると思う。