4月からは、すでに出来上がった処方を基に、建機専用燃料や、ガソリン用最上クラス、次世代清浄剤の現実化と大きくかじを取る。
一つには、歩いて5分の所に作業所を準備できたことによる時間の余裕であり、小回りが利く製造設備+FT-IRを駆使した品質管理により、従来の様な化学分析は、メーカーからの品質保証書で済ませ、受け入れ分析もFT-IRで行う事で、一切待ち時間が無くなるのが、大きな進歩である。
これに合わせ、車両を走らせる時間を増やせること。製造に追われることが無くなる。
正直、もっと早くから手を付ければよかったと思う。やはり独自性を持ってやるには、独自性を保つことが必要である。
そんな中、新燃焼技術に関して、その技術をどう組み合わせるかが少しずつ見えてきた事から、処方も大胆に変えてみようと言う気がし始めた。同時に、テスト車両も、ディーゼルもガソリンも最新版で評価できる準備が徐々に整いつつある。ならば、現車両でガーンと言っても良いではないかと思うようになったにも、やる気なのかもしれない。
個人的には、バイクの直噴エンジンが評価用に欲しい!がこれは実現するところは無いだろう。バイク用のエンジンのメカニカルオクタン価は、4輪より遥かに優れている。とりあえず、ノッキングが起こらず、燃焼速度を変化させるであろう処方が判り易ければ、ガソリンでもディーゼルでもどちらでも良い。その意味ではSkyactiv-Xは、手放せない気がする。
24年度は、実に大きな変化が生まれると期待している。懸念点があるとすれば、年齢と体力だろうか?そのために続けてきたジョギングである。明らかに体型も変わったし、心肺能力は平均的な50代ぐらいにはなった。2年ちょっとの努力である。
まずは、Peugeotから!