こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、おねしょに除菌消臭スプレーは
NGというお話です。
赤ちゃんは毎日おねしょをしますが、
その割合は年齢とともに減っていきます。
2歳児では半数、3歳児では3割、
4歳児では2割、5、6歳で1割と
次第に減っていきます。
小学校になっても約5%残りますが
12歳ぐらいになると
ほとんどのお子様の
おねしょは解消します。
また、小学校に入っても治らない場合は、
小児科あるいは泌尿器科を
受診することをお勧めします。
夜尿症は親の育て方や
お子様の性格の問題ではありません。
身体の機能の発達の差ですので
医師に相談して適確な治療法を
教えて貰ってください。
さて、今日はおねしょをしたときの
お布団の対処法をご紹介します。
これから寒い冬を迎えます。
気温が低くなると、おねしょが
増えてくるのです。
子供に限らず人間は寒さを感じると
身体を温めるために血流が多くなります。
血流が多くなると、
それだけおしっこの量も増えます。
夜は一段と寒くなるので
おしっこの量も増えるので、
おねしょが増えてくるのですね。
お昼寝の時のおねしょなら
まだ後始末は楽ですが
夜中のおねしょは大変です。
夜中はママも眠たいので
おねしょしたところに
ひとまず除菌消臭スプレーを
かけて朝になってから
本格的な対処をしよう
等と考えているママも
多いのではないでしょうか?
でも、それでは逆効果なんです。
実は健康な赤ちゃんの排尿直後の尿は
無菌・無臭に近い状態なんです。
ですが、おしっこの水分が
布団に染みこむと、布団についていた
雑菌類が繁殖してしまうために
臭いが出てくるです。
ということは、除菌消臭スプレーを
吹きかけると余計に水分が増えて
薬剤と絡まって余計に臭いが
出てしまうのです。
ですので、おねしょした場合は
とにかく水分を取ることが
最善策です。
昼でも夜でも、先ずはおねしょ部分に
紙おむつを当てて
水分を吸わせてください。
ただ紙おむつを乗せるだけでなく
上から押しつけるとより効果的です。
そして、一枚の紙おむつで
大方の水分を吸収させたら
新しい紙おむつを同じように
敷いて下さい。
重いほど効果的ですので、
その上にバスタオルなどを敷いて
パパに寝て貰うのが良いですね(^0^;)
そして、夜が明けたら
紙おむつを取って
除菌消臭スプレーではなく
クエン酸スプレーがお勧めです。
我が家にも重曹とクエン酸、
セスキ炭酸ソーダは常備しています。
たまに僕がおねしょをする・・・、
いえいえ、まだ大丈夫です。
重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダ
などは、本当に役に立ちますよ。
おしっこの臭いはアンモニア臭です。
アンモニア臭はアルカリ性ですので、
酸性のクエン酸をスプレーすると
中和反応が起きて臭いを取り去ります。
1kg660円のクエン酸なら
クエン酸スプレーが40本も
作れますので
除菌消臭スプレーよりも
はるかに経済的です。
おねしょの度に作らなくても
500ccのペットボトルに
大さじ一杯のクエン酸を溶かして
常備しておくと良いですね。
布団にクエン酸スプレーを吹きかけ、
再度、紙オムツで水分を
吸い取って下さい。
その後、お天気が良ければ
お庭かベランダに干して
天日でしっかり乾燥させます。
お天気が悪ければ
布団乾燥機ですね
それがなければ
風通しの良いお部屋に立て
扇風機などで風を当てて
乾かして下さい。
いずれにしてもしっかりと
乾燥させることが大切です。
これもパパが出来る
育児の一つですね。
おねしょしたときには
是非、クエン酸スプレーを
お試し下さいね。
今日も最後まで読んで頂いて
本当にありがとうございます。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。