我が子をいじめられない強い子に育てる方法 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

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赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

いじめっ子

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。

 

 

今日は、我が子をいじめられない

強い子に育てる方法というお話です。

 

 

今日は、7月22日ですね。

幼稚園もすでに夏休みのところが

多いのではないでしょうか?

 

 

今年も猛暑のようですから

熱中症には十分に注意してあげて下さいね。

 

 

夏休み中の子供はマスクは外しましょう。

 

 

親も必要なとき以外はマスクを外して

見本を見せて下さいね。

 

 

さて、ちょっと早い話ですが

夏休み明けの9月1日に

18歳以下の自殺者が最も多い

という数字が出ています。

 

 

これは過去40年間の傾向です。

 

 

悲しいですね。

幸い?小学生で自殺にまで至るのは

6年生だけということです。

 

 

でも、いじめは小学一年生から

始まっています。

 

 

文科省の調査によれば、

いじめが最も多い学年は小学校2年生です。

 

 

これはいじめが表面化する時期だ

ということになります。

 

一年生のいじめは

  • ものを隠す
  • シカトする
  • 登下校班でのいじめ
など、先生の見えないところで
なされる行為です。
 
 
ここで抵抗できないとわかると
次第にエスカレートしていくので
2年生に表面化するということです。
 
 
いじめられる原因は、
本人にあるのではありません。
 
 
いじめる側は
  • ただなんとなく
  • 理由はない
から始まります。
 
 
ですので、全ての子供が
いじめの対象になると言うことです。
 
 
いじめっ子は家庭に問題を抱えている
場合が多いのです。
 
 
夫婦仲が悪いというのも原因の一つです。
 
 
親が常に喧嘩していると
「喧嘩の原因は自分が悪い子だから」
と自分を責めてしまいます。
 
 
そして自己肯定感が育たずに
愛情に飢えている子供に育ってしまいます。
 
 
その不満や不安を解消するために
自分より弱いお友達をいじめる。
 
 
また、過保護も原因の一つです。
過保護で育った子供は
自分のことを自分でコントロール
することが難しくなります。
 
 
なんでも親がやってくれていたので
自分の意志もなくなります。
 
 
つまり、子供の人格を無視されている
ということです。
 
 
そうなると相手の痛みも分かりません。
つまり、共感能力も育ちにくくなります。
 
 
共感能力が育たないので
自分の不満を相手にぶつけて
解消しようとします。
 
 
そんな子供に対して先生が
「いじめをしてはいけません」
と教え諭すと、こんどは親が出てきます。
 
 
俗に言うモンスターペアレントです。
モンスターペアレントも
育てられた環境が作り出したものです。
 
 
共感能力の無い親に育てられると
子供も当然共感能力が育ちません。
 
 
その子供が親になると
やはり相手の痛みを感じることなく
自分の主張だけを押しつけようとします。
 
 
いじめっ子が育つのは子供にも親にも
心の余裕がないのが原因です。
 
 
そういういじめっ子を相手にすると
先生も親も疲れ果ててしまいます。
 
 
ここにいじめがいつまで経っても
無くならないどころか
増えている原因です。
 
 
ですので、いじめられない子供に育てる
ということが問題解決の近道です。
 
 
出来れば、いじめられているお友達を
助けるような正義感溢れる子供に
育てていきたいですよね。
 
 
そのためには、愛情を沢山降り注いで
育てることが第一です。
 
 
愛情を沢山降り注ぐといっても
過保護とは違います。
 
 
愛情というのは子供が立派に
自立できるように育てることです。
 
 
自分で何でも出来るように
男の子であっても料理の手伝いをさせたり
女の子であっても大工仕事を手伝わせたり
ということです。
 
 
そして、子供が甘えたいときには
思いっきり甘えさせることです。
 
 
子供の話に常に耳を傾け
子供が自分の意見を言える環境を
作ることも必要なことです。
 
 
もう一つは、子供に役割を与えること。
責任感を持たせると言うことです。
 
 
例えば、食事の時間になったら
食器を食卓に並べる係とか
ペットの係とか
お洗濯係とか
仕事もまるっと任せることで
子供も責任というのはどういうことかが
理解出来るようになります。
 
 
そして、義務ばかりではなく権利も
教えてあげることです。
 
 
1989年11月20日に国連において
「子どもの権利条約」が採択されました。
 
 
日本は1994年に批准しました。
 
 

 

子どもの権利は大きく分けて4つ
  1. 生きる権利:すべての子どもの命が守られること
  2. 育つ権利:もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療や教育、生活への支援などを受け、友達と遊んだりすること
  3. 守られる権利:暴力や搾取、有害な労働などから守られること
  4. 参加する権利:自由に意見を表したり、団体を作ったりできること
 
 
あなたは子どもの権利を尊重して
子育てをしていますか?
 
 
特に幼少期に大切なのは2番ですね。
 
 
「あれをしてはいけない」
「これをしなければいけない」
などと子供に「義務」ばかりを
押しつけていませんか?
 
 
権利と義務は裏表です。
 
 
義務ばかり押しつけて権利を
教えて尊重しないから
子供はグレてしまうのです。
 
 
持って生まれた能力を十分に
伸ばして成長できるように
親は支援しなければいけないのです。
 
 
子供には1人の立派な人格があります。
 
 
その人格を尊重して育てることです。
 
 
人格を尊重して育てるからこそ
共感能力と自律心が育つのです。
 
 
共感能力と自律心が育った子供は
いじめっ子を跳ね返し
いじめられているお友達を助ける
ことが当たり前だと考える
子供に育つのです。

 

 

そして人格と権利を尊重して

育てられた子供は

将来、親を“育ててくれる”大人に育ちます。

 

 

“育ててくれる”と書きましたが

普通なら面倒を見てくれる

と書きますが、それは親が衰えると

考えることが前提です。

 

 

世の中には90になっても

1人で田舎で自給自足で暮らしている人が

沢山いらっしゃいます。

 

 

そんな方にとっては面倒を見るというのは

まさしく余計なお世話です。

 

 

立派に子育てをした人は

自分自身にも厳しく生きています。

 

 

子供が自立して家を出た後

たまに帰省してくれると

我が子の成長に安心出来ます。

 


孫を連れてきてくれると

自分の子育てが正しかったと

自分で自分を褒めることが出来ます。

 

 

それが“育ててくれる”ということです。

「育児は育自」と同じ事です。

 

 

人格と権利を尊重して

育てられた子供は

今度は自分の子育てにも

それを取り入れます。

 

 

親から子供、子供から孫へと

権利と人格を尊重した

子育てが引き継がれていきます。

 

 

そんな環境の中で育った孫は

祖父母も尊重してくれるでしょう。

 

 

親から子供へと引き継がれていく・・・。

これは“ご恩返し”なのです。

 

 

親に立派に育てられたことを

親孝行で報いるのではなく

それを今度は自分の子供つないでいく。
それが親への恩返しになるのです。

 

 

親もいつかは子供のお世話になる

と考えるのではなく、

ピンピンコロリといつまでも元気で

暮らして、ある日、大往生する

と言う気持ちで生き続けることです。

 

 

その姿を子供に見せることで

子供も頑張って健康に生き続けよう

と考えるのです。

 

 

親が頑張っていると子供も

酒や博打に溺れることなく

家族を愛し、仕事にも精を出し

幸せな家庭を築いてくれるでしょう。

 

 

子育ては自分育て。

 

 

幸せな家庭で育った子供は

いじめられることはありません。

 

 

今日から子どもの権利を意識して
子供を育ててみませんか?

 

 

今日も最後まで読んで頂いて

本当にありがとうございます。

 

 

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