こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、自分の意見を堂々と話せる
大人に育てるというお話です。
あなたは、「show and tell」を
ご存じでしょうか?
これは幼稚園やプリスクールで
実施しているアクティビティの一つです。
園児が、教室の前に立って、
自分のお気に入りのおもちゃや
自分で作ったものや
経験したことを発表し、
説明するプレゼンテーションの訓練です。
この「show and tell」は、欧米社会の中で
非常に重要な教育方法なのです。
発表に使う内容や時間は、
子供たちに任せています。
2,3分で終わる子供もいれば、
10~20分くらい話をする子もいます。
話を終わると、今度は聞いていた
園児達が質問を行います。
この質問には、
ほぼ全員が手を上げるので、
話した本人が指名して質問を
受け付けることになっています。
ちょうど、大統領などが記者会見の時に、
記者を指して質問を聞くというニュースが
流れていますが、それと同じですね。
時には、担任の先生も
質問することはあるようです。
日本の教育のように、
読んで覚えて書いてだけではなく、
それ以上に自分の言葉で話して、
ディベートして自分の考え方を
明らかにすることにウェートを
置いていることがわかります。
これは、イギリスの議会風景でも
同じような光景が見られます。
自分の考えを話して、
相手を説得しようとする姿勢です。
日本の国会のように、メモを見ながら話す。
時には、職員から助言を受けないと
答えられないということはありません。
日本の場合は、
誰が大臣になっても同じです。
全ては、裏方である官僚たちが
操っているのですから。
あっ、話が逸れてしまいました(^ ^; )
日本人は、外交下手だと言われています。
いつも相手のいいなりになって
税金をばらまいて帰ってきます。
そして、言い訳ばかりです。
あっ、またまた話が逸れてしまいました
(^ ^; )
何を言いたいかというと、
これからというか、
もうすでに世界で生きて行くには、
自分の考えを自分の言葉で
話せるようにしないと
相手にしてくれないということです。
そして、その技術を身につけるためには、
まずは家庭内でのディベートの習慣を
つけることが大切であると言うことです。
あなたは、親の言うことを
素直に聞くことがいい子だと
考えているかもしれません。
それが、日本の育児の常識だったからです。
でも、親の言うことが
全て正しいとは限りません。
親のあなたも知らないことが
たくさんあるのではないでしょうか?
子供にあなたが知らないことを
聞かれたときに、あなたは、
どのように答えていますか?
「忙しいからあとでね」
図星でしょうか?(^ ^; )
保育園や幼稚園に行くようになると、
その日一日のことを
お話ししてくれるようになります。
子供が話しかけてきたときには
しっかりとお子様の言葉を聞く。
そして、話を全て終わりまで待つ
という姿勢を取って欲しいのです。
全てを話し終わったあと、
- 「じゃあ、その時にどうしたのかな?」
- 「お友達の○○くんは、どう言っていたの?」
- 「その時、あなたは、どう思ったの?」
などと、話を引き出すように
導いて欲しいのです。
将来、海外に出たときに、
これは、社会人になった時だけでなく、
学生として海外旅行に出たときにも
役に立ちます。
話を聞く時間は、
ママとパパが揃っているとき、
夕食の席などがいいですね。
是非、実践して下さいね。
これからの世界人の一人として
お子様が羽ばたけることを願って…。
今日も最後まで読んで頂いて
本当にありがとうございます。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。