これこそ非認知能力だ | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

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赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

天才に育てるのは就学後では遅すぎる

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。

 

 

今日は、これこそ非認知能力だ

というお話です。

 

 

当協会では就学前に大切なのは

非認知能力を育てることです

とお話しています。

 

 

非認知能力というのは

どんな能力なのか

ピンときませんよね。

 

 

非認知能力の反対は認知能力です。

 

 

認知能力というのはわかりやすいです。

テストなどでいい点数を取ると

認知能力が高いということを

示すことが出来ます。

 

 

また、体育でも100mを何秒で

走ったかで認知能力の高さを

表すことが出来ます。

 

 

それに対して非認知能力というのは

数字に表せない能力ですので

評価が難しいということが言えます。

 

 

具体的には、自己肯定感、集中力、

粘り強さ、自制心、リーダーシップ、

協調性、想像力などの能力です。

 

 

ある程度の年齢になれば

見えてくるものもありますが、

就学前にはなかなか評価できにくい

ものでもあります。

 

 

子供が頑張っている姿が

グズグズしているように見えたり、

友達を気遣っている姿が

協調性ではなく気の弱さに

見えてしまったり…と。

 

 

あるいは、図鑑は好きだけど

ドリルは興味を示してくれないと

悩んでしまう親も

多いのではないでしょうか?

 

 

小学校に入る前に文字や数字

を理解して欲しい。

出来れば文章がかけたり

足し算や引き算まで

出来たら良いなと

幼児教室や通信教材を購入して

子供に“強制”している親も

多いのではないでしょうか?

 

 

しかし、何度も言いますが

就学前だからこそ育てて頂きたい能力は

非認知能力なのです。

 

 

子供のどんな能力があるのか

どんなことに興味を持つのか

どんなことが好きなのか

そんな知的好奇心を見つけ出し

伸ばしていけるのはカリキュラムのない

就学前だからこそなのです。

 

 

小学校に上がってしまえば

先生はカリキュラムを

消化しなければいけません。

そのために児童が興味を示さなくても

あるいは理解できなくても

授業はどんどん進めなければ

いけないのです。

 

 

子供は楽しい、面白いことなら

驚くほどの集中力を示してくれます。

しかし、その反対なら、

全くと言っていいほど

興味を示してくれません。

 

 

そこで多くの児童は

「授業は楽しくない」

「学校は面白くない」

ということで先生の話を聞くとか

最悪の場合、登校する意欲を

なくしてしまうということが

問題になっています。

授業崩壊ですね。

 

 

それは、しつけの問題ではなく

知らないことを知る喜びを

教えてこなかったのが原因です。

 

 

知らないことを知る喜びを

身に着けた子供なら、新しく学ぶ

文字や数字の授業をワクワクして

聞くことが出来るでしょう。

 

 

その能力こそが非認知能力なのです。

 

 

その非認知能力を身に着けた

小学一年生の記事を見つけましたので

シェアさせていただきます。

 

 

 

3歳から恐竜が大好きで

「将来の夢は

ティラノサウルスになる事」

という宜野湾市立はごろも小学校

1年生の池宮城 純さん(6)。

 

 

このほど、学研の人気恐竜図鑑

「恐竜最強王図鑑」に掲載されている

「アルゼンチノサウルス」の分類の

間違いを発見した。

 

 

出版社の学研プラス(東京)は

純さんの指摘を受け、

今後増刷する際に修正する予定だ。

(琉球新報2020/06/28)

 

 

池宮城くんを紹介した琉球新報の記事

 

すごいですね。

 

 

6歳の男の子が、学研の図鑑の間違いを

見つけたというのです。

 

 

その図鑑は、これです。

 

恐竜最強王図鑑 (最強王図鑑シリーズ) [ 實吉達郎 ]

 

男の子の好きそうな図鑑ですね。

 

 

池宮城くんは、この図鑑が大好きで

毎日見ていたのでしょう。

 

 

そして、恐らく図鑑の一字一句を

記憶してしまったのかも知れませんね。

 

 

でも、それだけでは

間違いを見つけることは

もちろん出来ません。

 

 

恐竜の大好きな池宮城くんは

その他にもたくさんの図鑑を

見ていたのでしょう。

 

 

そして、他の図鑑に書いてあることと

「なんだか違うことが書いてある」

と疑問に思ったのでしょう。

 

 

ということは、他の図鑑も一字一句を

記憶していたということです。

 

 

親としては、そんな我が子を見て

  • 「もう、図鑑ばっかり…」
  • 「その集中力をドリルに向けてくれるといいのに」

などと不満に思っていたのかも

しれませんね。

 

 

でも、たくさんの図鑑を買ってあげて

それを見るという“遊び”を

見守ってあげたことで

我が子の非認知能力を育てることが

出来たのです。

 

 

これはさかなくんでおなじみの

宮澤 正之君と似ています。

 

さかなくん

 

さかなくんは、絵を書くのが大好きな

男の子でした。

 

 

今でもイラストレーターとしても

活躍しています。

 

 

そんなさかんくんでしたが、

お勉強には全くといっていいほど

興味を示してくれませんでした。

 

 

小学校に入っても

絵ばかり描いていたので

テストの成績はあまりにも

酷いものでした。

 

 

そこで担任の先生が

家庭訪問時に母親に

「もう少し勉強をさせて下さい」

と進言したのですが、母親は

一向に意に介しませんでした。

 

 

「この子はこのままでいいんです」

 

 

そこで先生は、

「絵が好きなら、絵画教室に通わせたら」

と代替案を出しました。

 

 

しかし、母親は
「この子は今のままが良いんです」

と、これまた先生の意見を無視しました。

 

 

別の面から見れば母親はさかなくんの

才能を信じていたということでしょう。

 

 

母親が子供の才能を信じた結果、

学校の成績は悪かったのですが、

絵の才能はどんどん開花していきました。

 

 

そして、大好きな魚の研究も

どんどん深まっていったのです。

 

 

そして、今は国立大学の名誉博士で

客員准教授として活躍しています。

 

 

勉強ができなくても

大好きな一つのことに驚くほどの

集中力を持って学び続けた。

その結果、国立大学の名誉博士に

なれたのです。

 

 

冒頭で取り上げた池宮城くんも

親は我が子の才能を

信じていたのでしょう。

 

 

大好きな恐竜を好きなだけ学びなさい

と図鑑や専門書などを購入して

勉強する環境を作ってあげたのでは

ないでしょうか?

 

 

池宮城くんも将来は大学の教授に

なる可能性もありますね。

 

 

子供の才能を信じてあげられるのは

毎日育てている親しかしません。

 

 

あなたのお子様もキラッと光る才能を

持っているのは間違いのないことです。

 

 

その才能を伸ばす環境を

作ってあげて下さいね。

 

 

今日も最後まで読んで頂いて

本当にありがとうございます。

 

 

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