こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、成長に合わせた環境づくりが子供の才能を伸ばすというお話です。
GWではなくSTAYHOME(SH週間)を、いかがお過ごしでしょうか?国民は自粛生活を確実に進めています。
26日、東京の渋谷では、感染拡大前と比較して、78.8%も人手が少なくなっていました。
大阪の梅田では、87.8%もの現象です。ほぼ9割の人が外出を自粛しているようです。
このままSH週間でコロナが収束してくれることを願うばかりです。
しかし、自粛しているとストレスも溜まります。
パパが自宅待機のご家庭では、ママの仕事がいきなり増えてしまいます。
僕の妻が園長をしている保育園も保護者に感染者が出たということで休園になっています。
休園と言っても医療関係者を親に持つ園児は、保育継続を実施していますので園長先生は暦通りの出勤です。保母さんたちは交代で勤務しています。
対象者以外の園児たちは自宅で過ごすことになります。
ママもお仕事をお休みしなければいけません。そこにSH週間でパパも追加です。
一日3度の食事や子供たちのお世話プラスご主人のお世話でイライラの毎日を過ごしているママも多いのかもしれませんね。
いや、多いでしょう。
この非常事態を有効に活かしてイライラを解消し子供の才能を伸ばしましょう。
★パパの教育
そのためには、パパに家事や育児を学んで頂くチャンスです。
いきなり丸投げすると教える手間が増えて来ますので、先ずは簡単なことから教えていきましょう。
皿洗いなら誰でも出来ます。といっても今までやったことのないパパなら水浸しになったり、洗剤や汚れが取れていなかったりします、
出来ていない事を突いて注意してしまうとパパのでへそが曲がります。
広い心で見ながら少しずつ慣れていってもらいましょう。
子供に教えるのと同じです。
掃除も誰でも出来ます。掃除機で吸わせるだけですからね。これも「運動不足解消」と言う名目を与えると男は喜んでしてくれますよ。
子供のお世話も色々とチャレンジしてもらいましょう。
今までお風呂に入れていたパパもいるでしょう。しかし、それはただ湯船に入れて石鹸で洗うだけでしたよね。
この時期に子供をお風呂に入れるという事は、どれだけ大変なのかを理解してもらいましょう。
入浴前の準備から入浴後のケアまで一通りを見せてやらせてみましょう。
どんなことでも同じですが、この言葉を頭に置いてください。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
このブロクでも、よく取り上げている山本五十六の言葉です。
多くのママは「わかっているでしょ」とばかり丸投げしているのではないでしょうか?
それで出来なかった時に「どうして、こんな事ができないの」と苦情や嫌味を言っていませんか?
男の心はガラス細工のようなものです。すぐに壊れてしまうのです。
その結果、家事も育児も自分には出来ないとへそを曲げてしまうのです。
それでは、ママの負担が減りません。ここは、グッと我慢して出来たところを褒めて持ち上げることを心がけてください。
子育てと同じです。
★子供の教育
さて、子供たちのお世話をどうするかです。
今までは保育園や幼稚園に任せていた教育やしつけ。これを本来ならやるべきなのは親なのです。
しつけなどは、言葉で教えることではありません。言葉で強制しても見には着かないのです。
親の姿で教えることです。外から帰ってきたときには靴を下駄箱に入れる。
玄関に上る前に手指と身体についたウイルスを消毒する。
そして、洗面所に行って手を洗い、うがいをする。そういう一連の動作を習慣にしておくことです。
もちろんパパも同じです。そうすれば、子供も真似をします。言葉で教えるのではなく背中で教えるのです。
そして、今は無料の動画で勉強を教えましょうというサイトがたくさん出てきます。
でも、就学前の子供にはメディアの害があります。
メディアは一方的な情報の発信です。子供が考えるということが出来ません。
まして、就学前の子供はゆっくりと考えます。そのスピードにメディアは合わせてくれません。
ですので、どんどん先に進んでしまいますので、子供が頭で考えるということが出来なくなってしまうのです。
これは小学校に入っても同じです。先生もカリキュラムをこなさなければいけません。
そこでわかっていてもわからなくても先に進んでしまいます。
そうなれば、子供は授業についていけなくなりますので、学校が楽しいものにはなりません。
最悪は、不登校という道を選択してしまいます。
そうならないためにも、就学前に自分で考えるという習慣を身に着けてあげることが大切なことになります。
★アナログゲーム
そこでお勧めなのは、アナログゲームです。
昨日のブログでも書きましたが、アナログゲームは時間を子供たちに合わすことが出来ます。
最初は初めてのゲームですので、ゆっくりとルールを教え、理解するまで「待つ」ことが出来ます。
ルールが理解できれば、そのゲームの楽しさも理解できるようになります。
そうすると楽しく遊んでいるうちに、様々なことを学ぶことに繋がるのです。
だからといってどんなゲームでもいいのかというとそうではありません。
子供は、体の中心から手足の先に向かって発達していきます。
先ずは頭にインプットして、それをアウトプットしながら学んでいきます。
頭で理解できても、それを上手に表現することには時間がかかります。
自分の手指を思い通りにコントロールするまでは数年の時間が必要となります。
例えば、1歳になる前までは親指と他の4本の指を使って物を掴みます。マジックハンドのような動きですね。
1歳を過ぎてくると親指と人差し指でつまめるようになります。
次に2歳前後になると手首のコントロールが出来るようになります。
そうなると次第に容器の蓋をネジ開けたり、ドアノブを回せるようになったりしていきます。
それらの発達に合わせた遊びを提供してあげることで子供は楽しく遊ぶことが出来るのです。
当協会のテキスト「IQ141」シリーズは、幼児の発達の合わせた遊びを、とても簡潔にまとめています。
草稿当初は今の4倍から5倍ほどのページ数になっていたのです。
しかし、育児と家事に追われる毎日を過ごしているママには、ゆっくりと本を読む時間など有りません。
分厚い育児書を買っても、買ったということで満足して、結局は本棚の隅でホコリを被ってしまっている事が多いのではないのでしょうか?
そこで、僕は改めて途中まで出来上がったテキストを読み直して、「もっと簡潔に読みやすくしよう!」と再編集に取り掛かりました。
そして、忙しいママがすぐに読める、すぐに実践できる、すぐに成果が出る。その三点に絞って編集し直しました。
その結果、50ページほどのテキストに落ち着いたのです。
そして、見事テキストを実践したママたちからは、喜びの声が上がりました。
読みやすい、わかりやすいとの絶賛の声です。
そして、しばらくすると「テキストに書いてある遊びに食いついてくれる」「なんだか目の輝きが違ってきたみたい」「とっても頭がいいとよく褒められる」などなど、その成果が報告されるようになったのです。
★IQ140
柴田育児アカデミーで学んだママたちに知能テストを実施しました。その結果、すべての子供達がIQ140以上の数字が出たのです。
中には170、183という驚くべき数字を出した子もいました。
どうしてそんな成果が出たのでしょうか?
それは、単に子どもの遊びを羅列しているだけではないということです。
子供は、成長に伴って脳の働きが変化していきます。
最初は、知識を吸収するというインプットです。
そして、二足歩行が出来るようになると、今までインプットされた知識を実際に五感で確認し、アウトプットするようになるのです。
その成長や発達に合わせた遊びを与えることで吸収力に差が出てくるのです。
成長に合わせた環境づくりが大切なのです。
子供は、自分に置かれた環境と関わりながら成長していきます。
自分を取り巻く環境の中から、その時の自分の発達に会うような刺激を求め、それが見つかれば、その対象物に集中して取り組みます。
その繰り返しで、知識と経験を集めていくのです。
今のSH習慣に取り組むことでコロナが収束した頃には見違えるような成長を見せてくれますよ。
是非、お試し下さいね。
★お知らせ 5%が返ってくる!
一般社団法人日本母親支援協会は、経済産業省から「キャッシュレス・消費者還元事業社」に選ばれました。テキストや顧問契約は5%相当額が還元されます。制度の期間は2020年6月末までの予定です。この機会に是非ご利用ください。
![]() |
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。