子供が原因じゃない。ママがイライラする原因は…。 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

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イライラするママ

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、子供が原因じゃない。ママがイライラする原因は…。というお話です。

 

 

僕の住んでいる船橋市では、新型コロナウイルスの影響で今週から始まる予定だった小中高及び特別支援学校が休校の延長を決定しました。

 

 

再開は、5月の連休明けの予定です。これも感染者が止まらないと、再び延期になる可能性もあります。

 

 

働いているお母さん方の中には、仕事を休まざるを得ない人も出ていることでしょう。

 

 

保育園は、僕の妻が園長をしているところも休まず開園しています。しかし、千葉市では保育士が感染しました。

 

 

4月5日現在、千葉県内で感染が確認された人は260人となっています。妻の保育園でも、いつ感染者が出るかもわかりません。

 

 

山梨県では3月31日に0歳児が心肺停止の状態で病院に運ばれてきました。肺炎の症状があったためPCR検査をしたところ、感染が確認されました。

 

 

その後、心肺停止の状態は脱しましたが、今月3日の記者会見で、女の子は今も重症で治療が続けられているということです。

 

 

女の子の両親は濃厚接触者としてPCR検査を受けましたが、「陰性」でした。

 

 

この子の場合は心肺停止で運ばれてきたということなので乳幼児突然死症候群ではないかという意見も出ています。

 

 

不安な情報ばかり出ていますので、このブログを読んでいる子育て中の親は平常心を保てないかもしれません。

 

 

そこで、日本小児科学会が発表した「新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(2020年3月23日現在)」を要約させて頂きます。より詳しい情報はリンク先を御覧ください。

 

 

これに目を通して頂き、少しでも平常心を取り戻していただければと願います。親の不安は子供にはダイレクトに伝わります。

 

 

親のイライラが子供イライラに繋がる負の連鎖が起きないように心がけてください。

 

 

新型コロナウイルス感染症に関するQ&A PDF

 

 

子どもが新型コロナウイルスに感染するとどのような症状がでますか?

 

 

A:家庭内で感染している例が多く、発熱、乾いた咳を認める一方で、鼻汁や鼻閉などの上気道症状は比較的少ない様です。成人と同じように、発熱が続き肺炎になる例も報告されています。一部の患者では嘔吐、腹痛や下痢などの消化器症状を認めます。

 

ほとんどが1-2週で回復しています。感染していても無症状である可能性も指摘されていますが、子どもは正確に症状を訴えられないことに注意しなければなりません。

 

 

子どもの新型コロナウイルス感染症は重症化しますか?

 

A: 小児患者が重症化する割合は成人と比べるとかなり低いようです。しかし、成人同様に呼吸状態が悪くなることもあります。

 

 

Q  小児ぜんそくなどの合併症を持っている子どもに関して特に注意すべきことはありますか?

 

A: 一般的に小児ぜんそくなどの合併症を持っている子どもの呼吸器感染症は重症化する可能性があります。

 

 

Q  母乳はやめておいた方がいいですか?

 

A: 中国からの報告では、感染した女性6名の母乳を調べたところウイルスは検出されなかったと報告されています。従って、母親が解熱し状態が安定していれば、手洗い等を行った上で搾乳により母乳を与えることは可能と思われます。

 

 

Q  子どももマスクはしておいた方がいいですか?マスクが出来ない場合はどうしたらいいですか?

 

A: 子どもの患者のほとんどは、家庭内において親から感染していますので保護者の方が感染しないこと、感染した方から1-2メートル以上の距離を保つことがお子さんの感染予防につながります。
 

また、ウイルスに汚染されたおもちゃや本などに触れた手で、口や鼻、目を触ることでも感染しますので、手洗いや消毒も大事です。

 

 

Q  子どもの症状が新型コロナウイルスによるものかもしれないと思ったら早めに医療機関を受診した方がいいですか?

 

A:実際には、新型コロナウイルス感染症を疑って一般の医療機関や休日夜間急病診療所等を受診しても、診断を確定するための検査はできません。

 

むしろ受診によって新型コロナウイルスの感染の機会を増やす危険性があることを念頭におく必要があります。
 

入院加療が必要と考えられる場合を除いては、新型コロナウイルス感染症を心配して医療機関を受診することはお勧めできません。
 
小児では、原因不明の発熱が続く、呼吸が苦しい、経口摂取ができない、ぐったりしているなどの様子が見られるときは、速やかに医療機関を受診してください。

 

ただし、小児であっても濃厚接触者や健康観察対象者である場合は、まず地域の帰国者・接触者相談センターにご相談ください。

 

 

Q  保育所、幼稚園、学校などに行くことは控えたほうが良いでしょうか

 

A: 現時点では、国内の小児の患者は少なく、多くは成人の感染者からの伝播によるものですので、保育所、幼稚園、学校などへの通園、通学を自主的に控える理由はありません。

 

また、各家庭内で感染者がでた場合は、その子どもは濃厚接触者として登校、登園を控えることになります。

 

 

Q 学校が休校となりましたが、子どもは外出や友達と遊ぶことを避けたほうが良いでしょうか?

 

A 子どもにとって遊ぶことは、心身の発達においてとても重要です。感染のリスクを下げるために以下のことを守れば、外出や子ども同士の遊びは可能です。

 

〈屋外における遊び〉
屋外の遊びであれば感染伝播のリスクは低いと考えられますが、以下の点を確認し注意して下さい。
・風邪症状(のどの痛み、咳、発熱など)があるときは、外出は控える
・みんながよく触れる場所に触った後は手洗いをする
・飲食の前にも手洗いをする

 

 

〈屋内における遊び〉
屋内における遊びについては、屋外よりリスクが高くなりますので、以下の点を確認し注意して下さい。
・周囲に明らかな感染者がいない
・遊ぶ場所に高齢者や基礎疾患のある方がいない
・本人や家族に風邪症状(のどの痛み、咳、発熱など)がない
・少人数である
・保護者同士の了解が得られている
・みんながよく触れる場所に触った後は手洗いをする
・飲食の前にも手洗いをする

〈屋外・屋内で遊ぶ際に起こりやすい事故への対応・予防策〉
 

 

Q  乳幼児健診や予防接種を遅らせたほうが良いですか?

 

A: 乳幼児健診の目的は、年齢ごとに起こりやすい病気や問題を早めに見つけて治療などに結び付けることです。予防接種についても、感染症にかかる前に接種する事が極めて重要です。
 

新型コロナウイルス感染症を予防するための対策も重要ですが、極端な制限によって予防できる他の重要な病気の危険性にさらされることを避ける必要があります。

 

今後も数か月単位での流行が想定され、その間に乳幼児健診や予防接種を回避するデメリットは大きいと考えられます。

 

実施にあたっては、いつも以上の配慮が必要になりますが、保護者と実施者が協力し可能な限り予定通りに実施すべきと考えます。
 

まず、集団健診や集団接種を実施している自治体においては、臨時的にでも個別健診や個別接種を可能としてください。


健診や予防接種の機会を逃したお子さんについては、後日必ずその機会が与えられるよう配慮してください。
 

 

 

感染拡大の抑制策として外出禁止措置が取られているロシアでは、4月5日32歳の男が、自宅の窓の下で騒がしくしゃべっていたとの理由で若者5人を射殺したというニュースも出ています。

 

 

世界中が、みんなイライラしています。家庭内でもイライラしてつまらないことで喧嘩になっていることも多いでしょう。

 

 

仕事がキャンセルとなったり、学校も閉鎖になったりで、平日も休日も、一家が顔を突き合わせて過ごす状況が続いていることと思います。

 

 

親のイライラは、子供にダイレクトに伝わります。声に出さなくても雰囲気で伝わるのです。

 

 

今の状況は必ずいつか抜け出すことは間違いのないものです。

 

 

2000年。シドニーオリンピック女子マラソンで日本女子陸上界に史上初となるオリンピック金メダルをもたらした高橋尚子のお話です。
 

 

彼女は、岐阜商業高校時代、全国都道府県対抗女子駅伝の岐阜県代表に選ばれるのがやっとの選手で、区間順位は全国で下から3番目の45位だったのです。

 

 

そんな高橋の原動力になったのが、高校時代の陸上部監督から送られた言葉でした。

 

 

「何も咲かない寒い日は下へ下への根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」

 

 

非常時にこそ、親の器が示されます。大人のストレスが弱い立場の子どもに向かう可能性が高くなります。それは避けなければいけません。

 

 

いつもよりも増して子供たちに目を向け、寄り添い、子供の言葉を真剣に聴き、我が子が安心できる環境をつくることが重要です。

 

 

外出できないときには、トランプやボードゲームなどを家族みんなで楽しみましょう。

 

 

お家の中でも十分な運動ができるトランポリンもお勧めです。お庭や安全な玄関先で縄跳びやフラフープに挑戦しましょう。

 

 

それでも、自分でもわけが分からずに子供にイライラする親もいます。

 

 

その原因は何でしょうか?

 

 

ママが幼い頃、親の言うことを一生懸命聞いて押し付けられてきた過去が、今の子供の天真爛漫な姿にダブってイライラするのです。

 

 

自分のトラウマに気づかされているのです。

 

 

そんなあなたには、この動画を見ることをお勧めします。

 

https://youtu.be/cvGUpPbKqUA

 

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。不安や悩みがあるのならばなんでもお聞きください。