気をつけたい、親が知らず知らずにしてしまう過保護と過干渉。 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

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赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。先日、柴田育児アカデミーのマンスリーブラッシュアップセミナーを開催しましたので、その内容を少しシェアします。

 

 

毎月開催しているアカデミーの現役生及び卒業生を対象とした育児情報の勉強会です。今回のテーマは「親の過保護・過干渉が子供をスポイルする」。

 

 

いつものようにアクティブ・ラーニング形式で進めました。いつもなら活発な意見が出てくるのですが、今回のテーマではなかなか意見が出てきませんでした。

 

 

というのも、アカデミーで学んでいるママばかりですので、過保護も過干渉もしていないので頭に浮かんでこないというのが原因です。子供の自主性を重んじた子育てをしていますので過保護も過干渉も思い浮かばないということですね。

 

 

今回のセミナーは、次のような進行です。

 

 

 

過保護とはなんでしょう?一言で言えば、子どもを必要以上に甘やかすことです。欲しがったものを何でも買い与えたり、自分でできることでも親がやってあげたりすることになります。

 

 

過干渉とはなんでしょう?これも一言で言えば、親の意見や考えを押し付けるということです。

 

 

子どもは成長に伴い、自分でやりたいということがどんどん出てきます。自立へ向かう階段を登っていくのです。

 

 

しかし、一部の親は、いつまでも自分の手元に置いておきたいと願い、「あれはだめ、これをしなさい」「そうではないでしょ。こうするのよ」などと親の意見を押し付けようとします。これが過干渉です。

 

 

子供が出来ることでも親がしてしまう過保護、子供の意見を無視して親の意見を押し付ける過干渉。どちらも子供の自立を阻害してしまいます。

 

 

何でも親がやってくれるから自分でやらなくてもいい。自分の意見は取り入れてもらえないから考えるだけ無駄。親の言うとおりにだけしていればいい。と考えてしまうのです。

 

 

生まれたばかりの赤ちゃんであれば、もちろん親の保護と干渉がなければいけていくことは出来ません。しかし、保護と干渉はいつまでも必要なものではありません。自我が出てきた頃からは「ヘルプ」から「サポート」に切り替え、子供の自立を応援する立場に変えなければいけないのです。

 

 

その切替時が難しいのです。親としては、いつまでも赤ちゃんであって欲しいと願います。今まで親がいなければ何も出来なかったから、これからもお手伝いをしてあげることが親の努めだと勘違いしてしまうのです。子離れできない状態が続くと子供の自立を阻んでしまうのです。

 

 

 

逆に「だったら何でも自分でやりなさい」と突き放してしまうと育児放棄(ネグレクト)になってしまい、子供の自立を助けることが出来なくなってしまいます。

 

 

保護と干渉、過保護と過干渉。この文字が示すとおりに「過」がついてしまうと悪影響に変わってしまうのです。子どもに必要なものでも「過ぎたるは及ばざるが如し」。やりすぎると迷惑な行為に変わってしまうのです。

 

 

そうならないためには、子どもに自我が生まれてきたと思ったら半歩下がって見守ることです。子どもが自分でやってみようという意欲が出てきたら半歩下がってやらせてみること。そして、失敗しても「頑張ったね」と褒めてあげることが大切になるのです。

 

 

子どもが自立しようとしていることを見守り、自信を持つように陰ながら応援してあげることが親の努めになるのです。

 

 

子供のたくさんの「自信」を持たせることで、子供は社会で活躍できる大人に育つのです。「自信」といっても、まだまだ子供です。大人のように「この分野なら負けない自信がある」というような経験に基づく裏付けはありません。

 

 

経験に基づかない「根拠のない自信」を育てられるのは親なのです。はじめての挑戦で三割達成できたなら大いに褒めてあげられるのは親しかいないのです。

 

 

 

子供は何でもやってみたいという意欲と、もしかしたら僕にも出来るかも知れないという「根拠のない自信」を持っています。それと同時に(出来なかったらどうしよう)という不安も併せ持っているのです。

 

 

その小さな不安を消してあげることで子供は意欲が膨らみ、やがて大きな自信につながっていくのです。

 

 

例えば、小学校に上がって最初のテストが30点しか取れなかったときにも「頑張ったね」と言ってもらえると「よし、次はもっと頑張ってママに褒めてもらおう」という意欲が湧いてくるのです。

 

 

逆にそこで「なんだ30点しか取れなかったのか。残念。次はもっと頑張ってね」と言われると自信がなくなってしまうのです。それは、「30点しか取れなかった自分」という評価につながってしまうということです。

 

 

つまり、「僕は30点の人間なんだ」と自分自身を評価してしまうのです。すると「どうせ頑張っても30点しか取れない」という自己評価に繋がってしまうのです。勉強に対する意欲が失われていくことになります。

 

 

 

子供というのは、まだ生まれて数年です。根拠のない自信を育てるのも潰すのも簡単なことです。親の一言です。出来なくて当たり前。出来ればすごいこと。という目で見守ることが大切です。初めてのテストで30点も取れたという事実を評価してあげる親が子供の自信を伸ばしていけるのです。

 

 

「算数では30点しか取れなかったけど大丈夫。あなたは音楽の才能があるわ」

というのが過保護。「30点しか取れなかったの!ママはこんな低い点数なんかとったことはないわ」というのが過干渉。どちらも子供の頑張りに焦点を当てていません。

 

 

乳幼児期でも同じです。子供は何にでも好奇心を示します。赤ちゃんの時にはおもちゃなどを舐め回します。そのときに「バッチイからやめなさい」と叱って取り上げてしまうと学ぶ意欲がしぼんでしまいます。

 

 

やっと歩き始めたときに危ないからと歩行器を使わせると、自分でバランスを取りながら歩くという機能を磨くことが妨げられます。

 

 

子供がお友達と仲良く遊ぶ事ができずに、いつもママの後ろに隠れてしまう姿を見て「この子は大丈夫かしら」と心配すると、子供は増々引っ込み思案になってしまいます。

 

 

ママの後ろに隠れているのは「頑張ってお友達と遊ぶぞ」という意欲を育てているときなのです。そのときに「あなたなら大丈夫。何でも出来るよ」と温かい目で見守ってあげることで、子供の意欲が膨らんでくるのです。

 

 

子供の自信を育てるにはどうすればいいのか?そういう目で常に子どもの将来を見守ってあげて頂きたいですね。

 

 

 

子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。

 

 

せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 

 


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