DOOR of ADVENTURE Rally Cranking 3 ~前編~ | e-e-e_6_wheel_life

e-e-e_6_wheel_life

Dodge Ram Van & Cyclo-Closs

DOOR of ADVENTURE Rally Cranking 3

ドアオブアドベンチャー ラリークランキング3

 2020年3月8日((日))

 


シクロクロスのシーズンも終わりに近付き、何かイベントないかな〜と思っていた時に、突如現れたこのイベント。


3回目の開催で

第1回の完走者1人

第2回は、7人?


140キロオーバーを12時間制限、1/3はダート


ダートや担ぎが含まれていて、完走出来るか、出来ないか微妙な距離と時間、


力だけではゴールにたどり着けないなどなど、他のイベントとは違いそそられる。
 

って事で、シクロクロスのレースと合わせて4週連続になってしまうが、エントリーしちゃいました。

(結果、コロナの影響で2レース中止になったので丁度良かった)

当日以外も、前のブログの通りいろいろ楽しませてもらいワクワクは高まるばかり🎵
 

【当 日】

1時起床(油断して2時間しか寝てない)からの、

予約しておいた駐車場に 3時40分着 

会場4時受付、5時から順次スタート。



受付から、スタートまでにコマ図を切って、繋いで、巻いて、途中で受取る補給食を渡して、とやる事いっぱいです。

 

こんな、距離と分岐の略図だけを頼りに140キロ以上走るのです。

分岐ひとつ間違えたら、迷子必須、その先には進めなくなる恐ろしく楽しいイベント(^O^)

 


 

 

朝のうちは曇りの予報だったのだが、スタート順を待つ間にどんどん雨脚が強くなり、ウインドブレーカーをカッパに、下は、膝丈のカッパ、レインキャップに履き替えた。
 
自転車は、MTB参加者が多いのだが、シクロクロッサー(CXer)としては、シクロクロス車(CX車)一択です。
(私のMTBは20年位前から進化してないと言うのも有るが(笑))
 
今日使うのは、
「KUOTA KROSS RALLY仕様」✨
 
 定刻10分遅れで、ゼッケン順(去年の成績順)に、1分間隔で2人づつ、静かにスタートが切られて行く。
初参加の私は、ゼッケン28の為、先頭から14分後にスタートになる



雨の中スタート‼️
 

いきなり、ワイヤレスのスピードメーターが動いてない事に気が付き、スタート10mでストップ(°▽°)


マグネットや、センサーを調整するが全然動かない。もちろん、電池は新品にして、テストライドもしたのに。

 

距離計が無ければお話にならないこのイベント

焦る!

 

 

 ○印がワイヤレスのサイコン

 

幸い、GPSのサイコンが生きているので、ワイヤレスは諦める

GPSのサイコンは、センサーを付けて無いので、衛星を捉えられないトンネルの中とかで狂いが出る。


逆に、車輪が回らないワイヤレスの方は、担ぎ区間では計測されない。

 

お互いの欠点を補いつつ走ろうと思ったのだが、仕方ないので先をゆっくり急ぐ。

同じように止まって何かしている方達を4人くらい抜かし(笑)


金物屋を曲がり順調に海から離れていく。
 

MTBの方が多く、ここぞとばかりに順位を上げていくが、この先140キロも有るので、無理せず軽いギヤでクルクルと。

(ログを見るとこの頃が一番心拍も上がっていて、ストラバもKOM👑も獲得していた)
 

参加者のライトがあちこちに見える暗闇の中を進む。

 

ガードレールのないダブルトラック楽しい🎵(雨降ってるけど)


参加者に会うが、ゼッケンが前にしか無いので、どのくらい前に出た方なのかわからない

 

 

5:57

 
スタートして30分ほどで、素掘りのトンネル🎵

楽しくて写真を撮ってたら2人に抜かれた(笑)
 

その後しっかり抜き返しましたが


しばらくして、自分がコマ図のどこに居るのか分からなくなって怪しい分岐でストップ。
 

距離的には3コマ位ロストしてる計算になるが、コマ図では、H形の道を直進の辺りの距離なのだが、どう見てもH形には見えない。
 

後ろから来て止まる事なく真っ直ぐ下って行った方が居たが、信じていいものか、、、
 

と、そこに、同じように止まった腕に🇯🇵が付いた方と現在地確認して、やっと現在地を確信
 

登山道入口を直進とかを見逃したらしい。

(これは難しい。道は間違えないが、距離が狂ってきて、次を間違える可能性大、その後も何度か見逃す)
 

グラベルなんだか、舗装なんだか分からない様な道をしばらく走る


CX車には最適の道だが、これって1/3のダートに含まれるのだろうかなどと考えながら、舗装路にでる。

 

この頃になると、ワイヤレスのサイコンも何故か動き出していた。

気持ちよく下っていると、距離計がこの辺を曲がれと言っていて、
 

振り返ると、左コーナーで切通しになっていて、ここのヒントになる看板とかが、全て切通しに隠れていた、こう言う所で間違えるんだなと頭に叩き込む。_φ(・_・
 

後ろには誰も居ないのでシメシメと思いながらサクッと曲がる。


前走者が見えた、、、
 

 


距離計と地図ばかり見ていて、どこの次にどこを走ったのかさっぱり覚えてないので、自分で撮った写真を頼りに書いていきます(^^;;

◯◯◯◯な看板が立っていて、いくら何でもここはないだろうと、素通りして、2、3分ヒルクライム。

 

しかし、距離もコマ図も間違いなくそこしかないので、戻って突破してみると、数台分の轍が有った。
 

なるほど、このイベントはこんな看板の所も走るんですね...( ..)φメモメモ

 

 

 

7:26 
 
すぐに倒木に道を塞がれる
(こんなの可愛いものだとこの時は知らない(笑))


この後だったと思うが、

シングルトラックの二股の分かれ道

 

コマ図とメーターは、左に行けと言っている。

 

右にクッキリ轍、左は藪(よく見ないと左に道は見えない)

誰か騙されたな⁉︎と思いながら、左へ進む

(後で聞いた所によると、ここを右に行ってしまった方が10人ほど居たらしい)

 

 

7:36

 
そこから10分で、チバニアン⁉︎
なんと、地層の層の変わり目の段の上を歩く(スゲ〜な千葉)
 
 
 

 その時の、コマ図とメーター


スタートから、2時間11分、距離34キロ、Ave15キロ
(Ave12キロを切ると、完走が危うくなってくる)

 

 

7:51

さらに15分位で竹だらけの所に

 

 

 

8:34

 

舗装路を少し走り、きつい登りに入る。34×27のギヤではキツくなってきたのと、鳥居は自転車から降りてくぐる主義なので、ついでに記念撮影をしようと、自転車をガードレールにかけたら、崖の下に鹿が逃げて行った。


そう言えば、さっき田んぼに猿がいっぱい居たな〜と思い出す。

イノシシの罠もそこら中に有るし(すごいな房総!)
 

この後、台風と猪で荒れまくったダブルトラックを下るのだが、

雨でシャバシャバな路面のお陰で、泥はつまらないが、ブレーキシューが減りまくる


ブレーキレバーとハンドルに指が挟まるようになってきたので、ワイヤーの張りを調整する。
 

舗装の下に入り楽だが、雨風が強まり寒い

濡れた薄いネックウォーマーを、耳から鼻まで上げ、

カッパのファスナーを上まで上げる。

 

フードに溜まった雨水が首にかかる(最悪だ)

 

どこで見たか忘れたが、気温4度と7度の表示を見かけた。

 

 

 

【CP1】(チェックポイント1)

 

9:10(53キロ地点) (バーコードを読み取ろうと思って、撮ってしまった写真)
 
CP1に到着
 
山の中では轍が2台分有ったと思ったが、CPを設営してからは私が2番目の到着らしい。

轍的には2人は居たはずなんだが、先頭はCP設営前に通過してしまったのか?


雨の中止まって補給食をとる気にもなれず、

ボトルの水だけで、53キロを我慢して走って来たので、水と写真に写っているブラックサンダーを頂き、預けて置いたツーランを飲む。

(シリアルバーも食べたか?すでによく覚えてない)
 

 

雨がひどくなっていたので、カッパの下をハーフからロングに履き替え、フルカッパになるが、すでに全身湿っていて時すでに遅し。
 

着乾かし?

無理、無理、

運動し続けて体温を保つしかないな
 

手袋は、CXerに人気の?テムレスを使っていたのだが、最初雨が滴るほどではなかったのでカッパの外に出していた為、中まですでに湿っている。

(替えの手袋は有るが防水では無いので後に取って置く)
 

足先の方は、秘密兵器のお陰で、濡れてない気がする(^^)v
 

そうそう!この時初めてザックを降したのだが、ザックカバーが無くなってました(ザックビショビショ)
 

後続の方が拾って来てくれたようで、無事に受け取れました。

どなたか分からずお礼も言えませんでしたが、本当に有難うございました。(1回しか使って無かったので結構ショックだったんです)

結構ゆっくりしたが、誰も現れず。
ここからは、予定していた道が通れなくなっていたらしく、追加になったコマ図で迂回路へ進む事に
 

9:35
 
これが迂回路ですか(笑)
埼玉でもこの程度の被害が有り、ロードで走っていたのでびびりませんが、迂回路がこれって、正規ルートは一体、、、

 

急遽追加になった迂回路のコマ図

 

ここで、追加のコマ図の読み方を間違っていた事に気がつく。


「元の54.85地点」の文字を見ていなくて、左の56.07より先に出るものと思って、コマ図にバツをつけていたのだ,


スタート前に切り取ろうかと思っていたのだが、切らなくて良かった、、、
これからは、トータル距離も当てにならないって事か、、、

 

11:12(68キロ地点)
 
CP2が無い!!仕方ないので、とりあえず、オヤツを食べながら証拠写真を撮って通過する
 
今思ったが(ラリー中は何も考えていなかった)、CP1からの15キロを2時間もかかってるのか?
ちなみに、スタートからCP1までの53キロは、3時間50分だった

 

11:30

 

コンクリで固めてあった崖も崩れている(もっとひどい所がたくさん有ったのですが、余裕が無くなって来てたのか、写真は無し(笑)

 

 かなりの下り調子だが、CX車では快適に下れる状態ではない。


徐々に走りやすいダートになって来たが、

かけっぱなしのブレーキシューがリムに引っかかるようになって来たので、

本日、二回目のワイヤー調整

 

走りやすい路面なのにブレーキが心もとなく、なるべくブレーキを掛けないように騙し騙し下る

 
舗装路になって来た所で、不自然な軽自動車が一台
 
ガン見しながら通過しようとしたら、DOAの登りが見えて、CP2だった(危ない、危ない)

 

【CP2】

CP2到着
時間はログからすると、
11:40分位、75キロ?
 

車が予定していたCP2まで崖崩れで上がれず、急遽ここに設置したとの事。

 

そして、設置してから、私が1番通過だと知らされた。

 

いやいや、2人分の轍があったはずだが、、、
 

水と、シリアルバーを頂き、頂いたドラ焼を食べていると、なんと、栄光の赤ゼッケンNo.1の方がおりてきた。
 

となると、前の2人は?、いや1人なのか?
 

先頭はここでもCPに間に合わなかったのか?

無補給で折返しポイントまで?
 

後ろがどんどんくる気がして、急いで自転車に跨るが、ブレーキシューが減り過ぎて、リムの当たり面から外れて、リムに食い込むようになっていたのを思い出し、食い込んでいるフロントの左だけ角度調整をして再スタート。

 

ここからは、町中に入り、海沿いの折り返し地点へ向かう。

 

CP2がスマホ圏外だった為、街中に出てから軒下で、通過チェックを送信


 
舗装路なのに、なんとなく、まったりペースで進んでしまう
 
しばらくすると、前から参加者とスライド、手をあげてくれたが、道を間違えた人か???

 

 

 

【TNP】 (ターンポイント)

TNPに到着(83キロ地点)

制限時間 各自のスタートから8時間(13:24)

 

ログからすると12:00位だったのか?、、、、
 

記念写真も撮らずに、

濡れたスマホを拭かせてもらいながら、

荒れ狂う、波の音を聞きつつ、お菓子と甘酒をいただいて、通過チェックを送信してたら、ゼッケンNo.1の方が追いついて来た。


どおやら、さっきすれ違ったのが先頭で、ゼッケンNo.2の方だったと聞く
 

ゼッケンNo.1の方が、追いますと言ってすぐに出て行ったので、私も後を追う
 

MTBに1.75くらいのリッチーのタイヤで、フロントシングルの巨大なスプロケか〜

と眺めながら後ろに付かせてもらう(雨なので真後ろには付けない)

 

No.1の方と、先頭のNo.2の方は、私より14分先にスタートしているので、14分遅れ以内まで詰めれば、私がトップタイムとなる。などと話をしながら進む。

 

No.1の方に引かせっぱなしするわけにも行かず、前に出る。

 

さっきNo.2の方とすれ違った場所で計算すると、30分は遅れてる感じ。

 

そのままさっきのCP2の前を通過する
 

あれ?CP3も兼ねてるんだったっけ(汗)

 

 

 



【後編に続く】