正月過ぎて函館南茅部では養殖真昆布の「選り(すぐり)作業」が行われています。 | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

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今年はやっぱり暖冬でしょうか?

 

先週末、北海道は大雪と暴風雪のニュースがテレビやネットで飛び交っていましたが、ここみなみ北海道東海岸にある函館南茅部はこの冬、雪はいつも以上に少ないですし、降り積もっても10㎝とかそんなレベルでガリガリにシバレる日もありますが、10度近くまで気温が上がる日もあってみるみるうちに溶けてしまっています。

 

 

 

そんなお天気良く暖気の中、沖に目をやると養殖真昆布漁家さんの船が見えます。

 

 

この時期は雪は少なくとも風が強い日が多く海のコンディションも良くない日も多いのですが、この日はグッドコンディション。

 

多くの漁家さんが沖の施設で作業をしていました。

 

 

この時期にどんな作業をしているかというと「選り(すぐり)作業」。

 

 

今シーズンの養殖真昆布は昨年の10月頃、採取するはずの天然真昆布からの胞子が夏の高温の影響からか発生するのが遅れ、通常であれば11月のアタマから種付け作業が行われるのですが、下旬からになったので遅れ気味ではあるのですが、種付けから約2ヶ月ですね。

 

今現在このくらいまで成長しています。

 

そして、ひと株から何本も真昆布が生えてきているので、「選り(すぐり)作業」とはその生えてきている真昆布を間引きする作業のことを言います。

 

今の段階でひと株7,8本にして、その後、成長を見ながら最終的にはひと株5本にして夏の水揚げに備えます。

 

 

成長は順調のようですからこれから楽しみです。

 

こうして南茅部の養殖真昆布漁家さんはこの冬の間も沖に出て朝から夕方まで作業を続けます。

 

この日のように暖気の日は良いですが、これからますますシバレて厳寒の日になっても海のコンディションが良ければ漁家さんは作業を行います。

 

南茅部の真昆布はこうした漁家さんの手間と真心で育まれています。

 

当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。

 

加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。

 

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