昨日からお天気に恵まれ気温も寒さ緩み、穏やかな時が流れているここ函館南茅部。
基幹産業である大謀網（定置網）も終漁となり、刺し網漁も年末年始の休漁に入り、そして、養殖真昆布漁家さんも沖の施設に手入れ作業に出られる漁家さんもいらっしゃいますが、もう今年は手仕舞いでほとんどの船は斜路にあげられて年越しの養生シートがかけられています。
当組合の業務も本日で終了となりました。
今年もお付き合いいただき誠にありがとうございます。
先般、ご案内の通り、12月21日から年明けまでのご注文分につきましては2024年1月10日（水）より順次発送となりますのでご了承のほど宜しくお願い申し上げます。
さて、この2023年、新型コロナの大流行のころから世界は大変革の時代に入ったと聞き及んでおりますが、今年はロシア、ウクライナの戦争に加えてイスラエルとハマスの衝突が爆発し、中東でもかと哀しいニュースがあり、世界を巻き込む危機的状態が続き、経済においてもグローバルサウスなど新たな枠組みが台頭してくるなど、本当に大変革の時代なんだなと実感するわけですが、国内においてもさまざまなことがあからさまになり頂点を極めた企業などの崩壊が起こり、ますます混沌としてきてこの年末を迎えております。
原油価格、円安も落ち着いてきてはいるものの依然高水準で、物価高に生活が圧迫されていますよね。
そんな世の中ではありますが、今年のここ函館南茅部は良いことが多かったですね。
春から漁が少なかった大謀網も秋になってイカがまとまって入ったことを契機に大漁が続きました。
「イカの街・函館」とは言いますが、イカ釣り漁が不漁の中、連日水揚げがあり、地元で人気の「ホテル函館ひろめ荘」さんでは、恒例の「朝どれイカ刺し食べ放題!!」が大人気で遠方からのお客様もかなりいらっしゃり、2種類の源泉かけ流し天然温泉と鮮度抜群のいか刺しをご堪能いただいていたと聞いています。
そして、今シーズンの終漁まではイワシとサバの大漁が続き、記録的な水揚げとなりました。
そして、真昆布漁に関しても養殖真昆布は安定して例年通りの水揚げがあり、
この7年に及ぶ天然真昆布の激減に関しましては、漁業関係者の努力が報われてきたように昨年よりも繁茂が見られた浜では昨年以上の真昆布採取が行われ、まだまだまったく足りないのですが、復活に向けた兆しが見えてきたのかな？と思わせる今シーズンでした。
当組合においても今年は国内外から様々な活動団体や企業の方々に視察にお越しいただきました。
こうして振り返ってみるとテレビやネットで見聞きするニュースと比べて、ここ南茅部は良いニュースが多かったですね。
それもこれもこの恵まれた海、自然環境があってこそですね。
縄文時代より人々が住み続けるホントに奇跡の海岸です。
この大変革の時代で新たな新年を迎えるにあたり、新たなライフスタイルを模索していらっしゃる方には是非、この縁起の良い奇跡の海岸で採れた真昆布とともに食生活から変えていかれることをおすすめいたします。
正月飾りやお祝い事にいかとともになぜ昆布が用いられるのか？
それは体に良いということに他ならないわけですが、日本人が体験から見出してきた知恵ですよね。
相変わらずコロナだインフルエンザだ風邪だなどさまざまな感染症の流行が聞かれてきています。
薬やワクチンも大切ですがそれだけに頼らず免疫を高める食生活、もっと天然自然の美味しさを求める食生活を是非、始めてください。
来年もお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。
みなさま良いお年をお迎えください。
当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。
加工する製品は自然由来にこだわり、使用するお酢にもこだわり、日本伝統の健康的な食文化をはぐくむ取り組みをしています。
・お酢のこだわりのお話はこちら
お電話またはFAXでのご注文、お問い合わせはこちら（平日9～17時）
TEL：０１３８－２５－５４０３
FAX：０１３８－２５－３５９０
北海道の美味しい海藻を食べて健やかな生活をおくりましょう！
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