特別展「生誕120年 三岸節子展」へ行ってきました
2026年7月3日(金) 朝から日差しが強くなる予報だったので、涼しいうちにと、一宮市三岸節子記念美術館へ向かいました。✿ 展覧会情報特別展「生誕120年 三岸節子展」 会期:2026年6月20日(土)~8月16日(日)会場:一宮市三岸節子記念美術館観覧料:一般1,000円開館時間 :午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで)休館日:毎週月曜日(7月20日は開館)、7月21日(火)、8月12日(水) 三岸節子は1905年、一宮市に生まれた洋画家。夫・三岸好太郎の早逝を乗り越え、70年以上にわたり情熱を燃やし続けた女性画家です。戦後すぐの個展開催、サンパウロ・ビエンナーレへの出品、南仏での制作など、人生の節目ごとに新しい表現を切り拓いてきた姿は、同じ女性として胸に響くものがあります。 今回の展覧会では、初期から晩年までの油彩約70点が年代順に展示され、「情熱の画家」と呼ばれた彼女の歩みをじっくり味わえる内容でした。✿ 心に残った作品たち 今回の特別展では、撮影OKの作品もありましたが、SNSへの投稿はご遠慮くださいとの案内がありました。 静かな鑑賞の時間を守るための配慮だそうです。 何枚かだけ記念に撮っておいたので、今回は図録を買わなくてもいいかな、と思えるくらい満足できました。 やっぱり作品の写真は“自分のための記録”としてそっと残すのがいいですね。第一展示室第二展示室・作品№53《ヴェネチア》 水面の色がとても印象的で、青・赤・水色・白がくっきりと分けられ、まるで光が揺れているような鮮やかさ。夏の朝に見ると、ひんやりした風がふっと頬をかすめるような気がしました。・作品№59《ブルゴーニュの麦畑》 チラシの表紙にもなっています。黄金色の麦がいいですね。・作品№69《さいたさいたさくらがさいた》 大磯のアトリエの庭に咲いた桜を描いた晩年の作品。絵の具の油がしたたり、花びらが渦を巻くように盛り上がっていて、「最後の力を振り絞って描いた」という説明のとおり、キャンバスから生命の熱が立ちのぼるようでした。第三展示室 1時間ほどの滞在でしたが、外の暑さを忘れるほど静かで濃密な時間でした。夏の美術館は、やっぱり朝いちばんが気持ちいいですね。巡回情報 2026年8月29日(土)~11月8日(日)神戸市立小磯記念美術館 2026年11月14日(土)~12月20日(日)横須賀美術館