老舗企業の経営者から学んだこだわりポイントとは? | 心意気から始める経営改革のススメ

心意気から始める経営改革のススメ

感情と紐づき、その人を突き動かす原動力である「心意気」を言葉にし、売上アップや人材育成に活かす「心意気経営」。「孤立無援」の状況を個性が立って応援される「個立応援」に変えることで、一人ひとりが自然体で成長し、真価を発揮する世界を目指します。

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

前の発言を撤回して、違うことを言う。

首尾一貫していない感じがして、正直あまり好きではありません。


けれども、そこには、人からの評価を気にする目があるのも事実。

つまり、
 

・以前に間違えていたのを指摘されるのは恥ずかしい
 

・話の内容が正反対なので、信用されない
 

といったように、他人の評価が気になるという意味で、自分に関心の矢印が向いています。


一方で、以前の主張を否定して、別のことを言うのは、とても勇気のいることです。

ある意味、自己否定につながることですし、前述のように、他の人からとやかく批判される懸念もあります。


けれども、世の中、正と悪というように、スッパリと二分されている訳ではありません。

また、状況の変化に応じて、時には朝令暮改でやらないと、時代の流れに取り残されることもあります。


最終的に自分がどこにこだわるのか?

そのこだわりのポイントがずれてしまうと、かえって経営判断で大きな間違いを引き起こすかもしれないと感じています。

 

 

自分を突き動かす原動力である心意気。

 

心意気を言葉にして、日々の行動を自分で確認することができたら、たとえ間違えた時でも、その行動を速やかに修正することができるようになります。

こだわるべきは、自分のちっぽけなプライドではなく、心意気に沿った大きな目的です。



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