心意気から始める経営改革のススメ

心意気から始める経営改革のススメ

感情と紐づき、その人を突き動かす原動力である「心意気」を言葉にし、売上アップや人材育成に活かす「心意気経営」。「孤立無援」の状況を個性が立って応援される「個立応援」に変えることで、一人ひとりが自然体で成長し、真価を発揮する世界を目指します。

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

 

自分の「強み」を見つけても、仕事で成果に繋げられないことがあります。

 

要因の一つは

 

「強み」を見つけることがゴールになっている

 

です。

 

 

残念ながら「強み」を見つけただけでは上手くいきません。

なぜなら、「強み」と言っても相対的なもの。他者と比較して自信を失い、「本当は他に強みがあるかもしれない」と感じたりするからです。

自分の感情の動きや思考の癖を踏まえた上で、「(他者がどうであろうと)自分の強みはこれでいいのだ!」と得心しない限り、どうしてもブレが生じます。

 

 

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自分が「これが強みだ」と思っていても、それがお客様に価値として認められない限り、仕事として長く続けることはできません。

 

一方、お客様から「すごいですね」と言われることを、自分は「たいしたことではない」と思っていたら、本当の意味での強みにはなりません。

 

 

つまり、自分の「強み」を見つけても、仕事で成果に繋げるには

 

その強みを自他ともに共感する

 

ことが求められます。

 

 

ただ、お客様を100%コントロールすることは不可能です。このため、弊社では

 

  1. 自己認識力で本質を見極める
  2. 自己解決力で課題を乗り越える
  3. 自己実現力で成功を掴む

 

というスキルを磨く方法をお勧めしています。

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「無料プロファイリング」として

 

  • 「あなただけの理由」の分析から問題解決の突破口を見つける
  • 「自己認識力×自己解決力×自己実現力」をつけるプロセスを知る


という時間(60分)をご用意しております。


もしも、今やりたいけれどできないことがあるとしたら、それを阻む「あなただけの理由」があります。そしてそれが、自分の思う通りにビジネスが進まない理由にもつながっています。
 

「あなただけの理由」、その正体を知りたい方は一度「無料プロファイリング」を受けていただければと思います。

 

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。


クライアント先で社員の方と話をしていると、経営者の言葉はご本人が想像している以上に社員に重く受け止められているのを感じることがあります。

そして、中には、経営者の意図とは違った形で言葉が一人歩きしていることもあります。


ある会社では、一つの業務目標を巡って、


・経営者の意図:一日一個ずつでも進めることが大事
・社員の解釈:とにかく件数を出すことが大事
 

という形で微妙にズレが生じていました。


経営者が伝えたかったのは

中味が大事だが、それにこだわっていると、なかなか前に進まない
 ↓
まずは件数を出すことで習慣化する
 ↓
次に数だけでなく、質も向上させる

ということのです。

しかし、「数を出せ」というのが必要以上に重く社員にのしかかり、かえって社員の行動を止めてしまった模様です。


このように、指示したことのある部分が重くなってしまうと、結果的に、その他の部分が軽くなってしまいます。

先のケースで言えば、中味や質の向上といった部分が軽く受け止められてしまいました。

このように、経営者の言葉がバランスよく社員に伝わらないということはよくあるケースです。

 

 

いくらITが発達し、システム化が進んだとしても、会社という組織を動かすのは人。そして、その人を動かすのは言葉。

もし、本来の意図が上手く伝わっていないと感じておられるなら、一貫性を持って、言葉と行動で何回も繰り返し説明し尽くしましょう。


「経営者の言葉が軽く流されて、社員の腰が重いのは成長が止まる会社、経営者の言葉が重く響いて、社員の足腰が軽いのが成長し続ける会社」

 

です。

 

 

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ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

日本の良き伝統である「おもてなし」。

 

お客様が何を望んでいるのかを推察して、それを上回るサービスを提供することで、感動を生み、さらなる売上につながる取り組みです。

 

 

しかしながら、

 

・お客様のニーズが多様化している

・人手不足が続いている

・人材育成にかけるお金と時間の余裕がない

 

こともあり、「おもてなし」が上手く機能しているケースが減っているのを感じます。

 

 

例えば

 

契約する前はすごく丁寧に対応する→契約した後は対応のレベルが落ちる

・経営理念では立派なことを掲げているのに、実際の仕事振りは全然違う

・担当者が変わると、サービスレベルが極端に落ちる

 

といった状況が生まれています。

 

 

「おもてなし」は人による対応が中心ですが、逆に人がストレスを感じるのは人によってもたらされることがほとんど。

 

このため、システムや機械で対応できることは人ではなく、ITや技術の力を使った方が本来の「おもてなし」の精神を保てる可能性があります。

 

 

人が「おもてなし」を実践するには

 

自分を認めてもらいたい

・人から感謝してほしい

・「すごい」と言われたい

 

といった思いを捨てる必要があります。

 

 

つまり、

 

関心の矢印を自分ではなく、お客様に向ける

 ↓

お客様が何を望んでいるのかを想定する

 ↓

想定に基づいて、お客様の望みが達成されるよう道筋を示す

 

ことが求められます。

 

 

ビジネススキルを身につけると

 

お客様が何を望んでいるのかを想定する

 ↓

想定に基づいて、お客様の望みが達成されるよう道筋を示す

 

というのはだんだんとできるようになります。

 

けれども、一番難しいのが、最初のステップである

 

関心の矢印を自分ではなく、お客様に向ける

 

こと。

 

なぜなら、人は誰しも

 

・自分を認めてもらいたい

・人から感謝してほしい

・「すごい」と言われたい

 

から。

 

 

テクニカルスキル的なものは一定の型があるので、地道に経験を重ねていく中で、徐々にレベルアップしていきます。

 

しかしながら、承認欲求的な部分は自分の在り方やマインドとも関わっているので、

 

自分の「在り方」を自覚する

マインドセットする

 

ことがないと、いくら経験を重ねても、変わることができません。

一方で、この土台の部分がしっかりすると、あとは学び続けて知識を増やし、学んだ知識を実践の中で活かすことで、成果は後からついてきます。

 

 

真の「おもてなし」を実践している会社は、表裏がありません。

 

つまり、常しなえの一貫性があり

 

契約する前は丁寧に対応する→契約した後も丁寧に対応する

・経営理念と実際の仕事振りがリンクしている

・担当者が変わっても、サービスレベルが変わらない

 

です。

 

 

多くの人がSNSを通して情報発信する世の中では、表面的な「おもてなし」や底の浅い「おもてなし」はすぐに化けの皮が剝がれます。

 

これから持続的な成長を目指すなら、表裏のない「おもてなし」を実践する会社にしましょう。

 

 

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