ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
事業を立ち上げて、ある程度軌道に乗ってきた時、経営者が直面するのは、
誰に、何を、いつ、任せるか
です。
優秀な経営者でも、得意、不得意があります。
できれば、不得意な仕事は他の社員に任せたいところです。
一方で、いくら経営者が得意な仕事であっても、会社としての成長を考えた場合、社員に仕事のやり方やコツを教えて、経営者以外でもできる人を増やす必要があります。
先日も、あるクライアントさんが前回に出た課題ができていなかったので、理由をお伺いしたところ、「なかなか考える時間が取れなくて」と、おっしゃっておられました。
できる経営者であれば、社員から頼りにされます。
でも、その頼りにされる部分がどんどん大きくなると、経営者に依存する状況に陥ります。
そして、「社員に仕事を任せる」プロセスについては、多くの経営者が苦労されているところです。
実は社員に仕事を任せるには、順番が大事です。
- 権限を一部委譲するが、責任は背負わせない
- 権限をすべて委譲し、説明責任を負わせる
- 権限をすべて委譲し、説明責任と結果責任を負わせる
能力が高いからといって、責任感も強いとは言えません。
「自分はそうやって、仕事を覚えてきたから」が、なかなか通用しないのが昨今の状況。社員に仕事を任せるには、相手の事情も忖度する余裕が経営者には求められています。
「社員の気持ちを忖度せず、権限と責任を丸投げするのは成長が止まる会社、社員の気持ちを忖度して、権限と責任を上手く移すのが成長し続ける会社」
です。
★関連する記事は
↓ ↓ ↓
「ぱなし仕事」が会社を壊す?見過ごされた落とし穴

社員に仕事を任せるという名目の下、「権限も丸投げして、かつ、責任も丸投げ」しているケースが少なくありません。
そして、この場合は、仕事を任せているのではなく、単に仕事を押し付けているだけ。それでは、社員は育たず、仕事の分業も進まないので、気をつけましょう。




