今回の豊胸手術は、シリコンの入れ替え手術なのですが、他院の修正ではありません。15年前に当院で私が豊胸手術を行った方が、大きいシリコンに入れ替えたいと希望されてきたのです。この方は、20代後半で豊胸手術を受けられ、その後15年間、いろいろな相談や治療でときどき当院に通院されていたのですが、40代になったのをきっかけに大きいシリコンに入れ替えたいということでした。

15年前に私が入れたのは、120mlのコヒーシブシリコンでした。

現在のバストの写真をお見せします。


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左がやや小さめですが、どちらも控えめなバストです。被膜拘縮はありません。

ご本人はせっかくなので、限りなく大きくしたいというご希望があったため、手術にあたって200m後半から300ml前半のシリコンを用意しました。硬膜外麻酔を用いることで、手術中にご本人に確認していただきながら、ぴったり希望のサイズを決定することができます。

 

まずはシリコンを取り出すために、15年前に行ったわきの下の同じ傷からアプローチしました。乳腺下に入っているシリコンを、被膜拘縮を起こしていない場合は、きわめてスムーズに取り出すことができます。

 

 

フランス製のEurosilicone社製のコヒーシブシリコンです。間違いなく、私が挿入したインプラントでした。

15年間、体内で経過していたにもかかわらず、漏れや破損が無いのはもちろん、変形もしていませんでした。最近では私自身もMotivaのインプラントを使用する機会が多くなってきましたが、それでも二十数年使用してきて最も信頼しているのがこの会社のシリコンインプラントです。

 

より大きなシリコンを入れるために、同じく乳腺下で、慎重に大きく剥離してスペースを作り、手術中にご本人に鏡で直接確認していただきながら、新たに300mlのソフトコヒーシブシリコンを挿入しました。

結果はやわらかさ、位置、形ともに自然です。

それでは術後3か月経過の写真をお見せいたします。

 

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この修正手術は日帰り手術で硬膜外麻酔と鎮静剤で行っております。リスクや合併症は再度の被膜拘縮や変形、出血、感染などです。

治療費用の目安は700,000~900,000円です

 

私どもの豊胸他院修正術についてです

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タウン形成外科クリニック