Dr.工藤勝秀のブログ ~美容外科・形成外科のあれこれ~ 盛岡タウン形成外科クリニック院長

Dr.工藤勝秀のブログ ~美容外科・形成外科のあれこれ~ 盛岡タウン形成外科クリニック院長

タウン形成外科クリニックで、「安心・安全」をモットーに美容外科診療を行っています。このブログを通して、日々の診療で行っていることや自分なりの考え方を少しづつお伝えしていきたいと思っています。


テーマ:

30代男性です。

左上腕のTattoo除去を希望されました。

 

この方は他にも複数個所のTattooがあり、今後すべてを取りたいとのことでした。

そのため、今回の採皮部をできるだけ小さくするために、メッシュ植皮としました。

 

メッシュ植皮術とは
①電動ダーマトームという機械を用いて通常通り皮膚を薄くシート状に薄く採取します。

②採取した皮膚をメッシャーという機械を用いてメッシュ(網目)状の切り込みを入れます。

③メッシュ状に加工した皮膚の伸縮性を利用し、広げた状態で移植します。

利点

Tattooよりも小さい範囲の採皮でカバーすることができます。

メッシャーでは1.5倍、2倍、3倍などローラーを変更することで伸縮性を調整することができます。

2倍のローラーを用いれば、理論上半分の範囲の採皮でTattooをカバーできる形になります。

また穴があいているため、術後血腫により植皮が不生着となる可能性もかなり低くなります。

欠点

時間と共に軽減していきますが、タトゥー部分にメッシュ状の跡が残ります。
 

術前➡術後3週間です。

 

術後3週間では色素沈着や傷の赤みがまだ目立ちます。

今後1年ぐらいの経過で徐々に赤みが引いていくと思われます。

それに伴い、メッシュ状の跡も目立ちにくくなっていきます。

 

このような治療法は本来形成外科の保険診療において、やけどの治療等で多用されております。

不自然な治療法ないことをご理解ください。

そして、治療法を選択する際に参考になれば幸いです。

 

今回の治療費は約60万円です。

合併症としては植皮の不生着や術後肥厚性瘢痕によるかゆみ・疼痛等があげられます。

 

 

 


テーマ:

右前腕のTattoo除去希望にて来院されました。

 

出来るだけ早く取りたい、傷は残っても構わないとのことでした。

そこで、半分を切除・縫縮し、残りの部位を植皮としました。

 

術前➡術後6か月です。

 

傷はもう少しなじんできますが、植皮部位のつぎはぎ感はどうしようもありません。

しかし、患者様には満足頂きました。

 

植皮手術の欠点としては、植皮片の不生着のリスクがあげられます。

原因としては皮膚の下に血がたまる血腫、術後早期の皮膚のずれなどです。

これらはきちんとした止血や固定により十分回避できる問題です。

それよりは、術後の傷あとの結果に対して十分なイメージを持っていただくことが大切です。

その点に関しては、術前に他の症例写真等をお見せしながらご説明させていただいております。

 

治療費に関しては約40万円前後となります。


テーマ:

本日の患者様はアイプチでもラインがつかないことを悩まれていました。

まぶたの皮膚は厚く、シミュレーションでもラインがなかなか維持できない状態でした。

そのため、切開法をお勧めしました。

 

控えめな幅の末広型を希望されました。

 

術前➡術後2か月です。

 

 

治療費は25万円前後となります。

長期的にラインが消失してしまう可能性はゼロではありませんが、埋没法に比べるとはるかに低い確率です。

腫れ・内出血は1週間程度覚悟していただく必要があります。

 

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