記事を掲載して頂きました。
その原稿には文字数の限界があり、
美容文化の皆様が編集してくださいました。
このブログでは、もともとの記事を掲載し、
美容文化様では伝えきれなかった内容も
掲載しようと思い書かせて頂きました。
サロンの中での問題解決に活用して頂けたら幸いです。
これから、この美容文化様のコーナーは、
1年間の連載記事のご依頼を頂いていて
これから毎月掲載されます。
<ご質問内容>
店長を任されています。
新入社員がサロンの中で溶け込めていないと感じたので、
飲み会やバーベキューに誘ったのですが、参加するといつも浮かない表情。
後輩からの情報によると、仕事以外で集まることに苦手意識があるとのこと。
誘わないとその子だけ外れてしまうのですが、誘わない方がいいのでしょうか?
スタッフと馴染ませる方法も、レクリエーションの参加以外に思いつきません。
<回答記事>
25歳前後から下の世代のスタッフは、
ゆとり世代という言葉で表現されてしまうように、
今までのスタッフよりも大きく価値観が違っており、
最近特にサロンの現場でも同じようなコミュニケーションの取り方に
戸惑う店長さん達の声を良く聞くようになりました。
誘うほうが良いのか、誘わないほうが良いかのということで迷うよりも、
まず誘うまでの人間関係の構築の仕方が大切だと思います。
現在、社会に入ってきている若い世代の方達は、個人を大事にする傾向が強く、
相手に合わせることや、相手の思いに応えようとすることが得意ではない傾向にあります。
「周りがどうあるか」より、「自分がどうありたいか」が大切なのです。
背景には、学校教育の変化や携帯電話の普及など様々な社会的環境要因があります。
その育まれた環境で、自分の価値観や考え方は形成されているので、
今までの価値観や考え方を一緒に共有していくのには時間がかかります。
まず、店長が溶け込めていないと感じたのであれば、
溶け込むために、相手が今どんな精神状態なのかを知る努力をすることが
最初の一歩だと思います。
相手を知るために、相手の話を聴く必要があります。
営業前や休憩時間、営業後に、
10分でも良いのでスタッフのパーソナリティーを知ることを始めてみましょう。
「好きなこと」や
「学校生活で楽しかったこと」
「好きな食べ物」などから
聴きはじめても良いかもしれません。
あなたのことを「理解したい」
「きちんと見ているよ」
「大切に思っているよ」ということを
店長から発信し、伝えていくことで、
初めて相互理解ができるようになっていきます。
そして、その時間の積み重ねによって、
サロンの中に、自分の事を理解し、
受け止めてくれる「味方」が一人いるということが
安心と自信に繋がると思います。
小さなことを面倒とは思わず、
小さなことの積み重ねが、
「信頼関係」という大きな結果「人間関係構築の結果」に繋がります。
自分のことを理解してくれている人がいるということが、
必ず、新入社員の心のよりどころになるはずです。
相手を理解するために、まずは、解りたいと思うこと。
その心が相手に伝わります。
まずは店長がしっかりとした関係性を築くことができれば、
店長自身が新入社員をスタッフと馴染ませる懸け橋になることができると思います。