心理カウンセラー 奥園 清香 の日記

心理カウンセラー 奥園 清香 の日記

心理カウンセラー 
奥園 清香 の日記です。


心理カウンセラーとして、
日々感じること、出会った人、
感動したことなど、綴っています。

善本考香さんと奥園が毎月開催している

インスタライブを

Youtubeでもご覧いただけるようになりました。

 

◇ 2020年6月に第1弾をスタートしてから毎月開催

2021年1月に開催の第8弾までYoutubeにUPしています。

 

 

これからは、インスタライブ開催後

毎月、Youtubeでもご覧いただけるようにいたしますので

Instagramのアカウントを

お持ちでない方は是非、こちらからご覧ください。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=7J1bREbgk3U&feature=youtu.be

 

年末に、中学生の時にカウンセリングに
通ってくれていたAさんが
 

「奥園清香」という名前を検索して
事務所に電話をくれた。

 

 

Aさんは、中学時代に悩んでいたことは乗り越えて、
その後の進路では、夢も叶いスポーツの世界で成功を収めていた。

高校も大学も社会人になってからも
大好きなスポーツを「やり続けられる人生」を歩んでいたことを教えてもらい

Aさんは、カウンセリング終結してから
本当に輝く未来が待っていたし
その道を歩んでいたんだと

会っていなかった数年間の時間の流れを
感激・感動しながらお話しに耳を傾けた。
 


Aさんの人生に「カウンセリング」が与えた影響なんて、
私とのカウンセリングルームでの時間なんて、、
Aさんの人生の中のほんの一瞬のことだったと思う。

 

でも、あのカウンセリングで
夢を諦めず、進んだ時間の中で

出逢えた人も、進路も、未来も全て変わったんだと思うと

Aさんが、夢を叶えてくれていたことに、感情が込み上げてきた。

カウンセラーをやり続けていて本当に良かったと思う気持ちになる。


そんな風に、喜びに包まれている私の心とは裏腹に
目の前のAさんの顔は、輝いていない。

夢が叶って素晴らしい進路を歩んでいる報告なら
もっと早くカウンセリングルームに来ているはず・・・


今のタイミングで、目の前のAさんは
なぜ、私を探したんだろう?
 

「どうして私を探して見つけてくれたの?」



口火を切ってみると

悲しい今の現実を話し始めてくれた。



夢を叶えた学生時代からの”好き”を、”得意”を、仕事にできて
社会人になり、社会に出て

それはないだろう・・・ という 『現実』

今の生活に、追い込まれているから
私を「探してくれた」という事実を知り

 

「再会できてよかった」
Aさんが、子どものときカウンセラーとして出逢えて、よかった。


 

そんな風に思いたいけれど
 

“感情”の部分では、その気持ちを打ち消す自分もいる。


中学時代、あんなに苦しんで乗り越えて、
今、また、Aさんにこんな苦しみを与えられるなんて。

 

無情であり非情に感じる。

 

私はスケールの大きな人間ではないことを
自分が、一番、よくわかっているので、

小さな自分の器で思う。


クライエントさんはカウンセリングを受けて
セルフカウンセリングができるようになり

自己対話のレベルで、物事を解決できるようになれば
もう、そのクライエントさんの人生に
カウンセリングが必要なくなってほしい。

 

 

カウンセリングに戻ってくることなんて
起こって欲しくない。

新たな問題が起こることは試練であり
試練を乗り越えても、その人に必要な試練であれば

また、新たな課題が起こり
その課題を解決する力があるからこそ、
その人の目の前に試練は起こるのであろう。

カウンセラーとして
知識としては、理解しているつもりでいるけれど
心では、やりきれなくなることが多い。

カウンセリングを終結した方には
その後の人生に
穏やかな幸せな生活があって欲しいと思う。

幸せを感じられる毎日が続いていてほしいと思う。
 

これから、Aさんと共に
新たな試練に向けて、解決の光を見つけていく。

その想い新たに、次こそはカウンセリングルームに
Aさんが、戻ってこなくてもいい”選択の方法”までも
共に探していきたいと思っている。

今日、どうしても、新年最初の投稿で
書きたかったのは

カウンセリングを終結した後に
クライエントさんが、
自分で、見つけ出した「こたえ」を胸に
状態を安定し、保っていけるか?

どれだけ、自分の「生きる力」に変えられるか?を
もっと、強固にできるよう
カウンセラーとして、力をつけたいと思ったから。

カウンセラーは、クライエントさんが
カウンセラーを通して
自分の姿を映し出す「鏡」になる。

それがカウンセリングであると思う。

「鏡」が曇っていないことはもちろんのこと
鏡の大きさが大きい方が、

クライエントさんは自分の姿を
丁寧に観ることができ
見えていなかった部分まで見えるはず。

だから、カウンセラーである私は
自分の鏡を大きくする努力をしたい。
と強く想う。
 

今年も年賀状で今までのクライエントさんから
笑顔溢れるお顔の年賀状をたくさんもらった。

新しい生活、幸せな家族、新しい環境
輝いているお顔が観れれば、
それだけで安心し幸せな気持ちになる。


今年も、関わらせて頂けるすべての人の
幸せと笑顔が守られる毎日であることを

切に願って、自分にできることを
最大限の力でできるよう日々精進したいと思う。

 

 

11月30日オンラインセミナー開講いたします。

 

 

 

開催日時:11月30日(月)13:00~14:30 

 

お申込み受付中

経営者・幹部・店長・教育担当者向けセミナー

 

◆ オンラインセミナーZOOMにて開講

サロンカウンセラー協会
会員の皆さまは無料ご招待!!

 

 

サロンカウンセラー協会
定期セミナーをオンラインにて開催いたします。

 

【対象】
個人事業のオーナー様も含め
経営者・幹部・店長・教育担当者の方

 

 

【テーマ】
今、目を向ける必要のある
”スタッフのメンタルヘルス”について

 

~今、現場で起こっている問題と課題~

 

新型コロナウィルスの影響で
私たちは通常の精神状態よりも
様々なストレスを受けるようになりました。

 

 

~ウィズコロナからポストコロナ~

 

今まで以上にスタッフの
心のサインに気づく力を上げ、
スタッフの心の声に
耳を傾けていく必要があると考え、

 

 

サロンカウンセラー協会
代表理事 奥園清香が

現場で起こっている事例と共に

 

具体的なサポート方法をお伝えし
今後のスタッフとの関わりを
見直すことをテーマにお伝えします。

 

※※ zoom にて開催 ※※

 

 

 

【 セミナー時間 】 
13:00~14:00

 

【 質疑応答 】
14:00~14:30

⇒ 14:00のセミナー終了後
質疑応答のお時間とし
皆さまのご質問に講師・奥園が質問にお答えいたします。

 

 

◆セミナー受講をお申込み頂き
当日、ご参加いただけない方へは
セミナー終了後、動画をお送りさせて頂きます。

 

◆当日のスケジュールが合わなくても
お申込みいただいた方は
ご聴講いただけます。

 

 

【受講料 】
◇協会会員様 無料 
◇非会員様  2,000円

 

 

お申込みいただいた方へ
当日のご案内をお送りいたします。

ご不明な点がございましたら
サロンカウンセラー協会事務局へ

 

 

 


お問い合わせくださいますよう
宜しくお願いします。

 

皆さまのご参加をお待ちしています。

 

今週は、セミナー講師が続いていて
セミナーに向けての原稿を書くことに
毎日、明け暮れていた。
 

私は、セミナーを作り込む際に
事前にセミナーを企画される方や担当者の方、
会社であれば経営者の方に
ヒアリングをさせて頂き

セミナーに求める「最終ゴール」や
「手に入れたい成果」
現状の「課題」や「問題点」をお聴きする。


ヒアリングをする理由は
セミナーを受講される方が「何となく良かった」ではなく

 

今の自分に「ピッタリの内容だった!」と感じて頂き、
一つでも多くの気づきを持って
翌日から活かして欲しいと思っているから。

 

それが、ヒアリング1つめの理由である。

 

場合によっては、経営者の方だけでなく
幹部の方にもヒアリングさせて頂き

問題点や課題の抽出をして
セミナーの作り込みに入る。

経営者の方が見えている問題点と
現場の思っていることが違う場合も
往々にしてあるので、双方のお話を聴くケースも少なくない。

私は、ヒアリングの際に、
現場で起こっている問題点をお聴きしながら、

その場で答えられる内容は
改善点などを伝えることもある。


実は、ヒアリングの時間から
私自身は、セミナーが始まっているような
気持ちになっている。

 

それ以外の準備として
セミナーをご依頼頂いた会社の現場には
セミナー前にお客様の一人として
現場やお店に伺ったりする。

 

・ 飲食店であれば
 そのお店で食事をし
 どんな接客をしているのか?知りたいと思う。

・ 美容院であれば
 どんな雰囲気なのかを感じるために
 お客様として出掛けてみる。

その時、接客してくださった方が
セミナー当日、会場に入ってきた講師の私を観て
 

「うわぁ~!!」なんて叫ばれることは、実は、嬉しかったりする。

 

今週は、これから始まる
セミナーの事前ヒアリングも
かなりの数、入っていて

事前のヒアリングシート作成から
ミーティングまで数々のセミナー構成のヒントを頂いた。


 

ヒアリング2つ目の理由

セミナーを作り込む時
私は相手の顔がイメージできないと
セミナーを創ることができない。

どんなことで困っていて
どんなことで悩んでいて
どうなりたいんだろう?

それが分からないと、全く作り込みができない。

 

そんな私の仕事の仕方を観て
マネージャーは「非効率的だ」と。

今までの開催したセミナーの内容を目次にして
メニュー表みたいなものを創り
「この中から選んでください」って、主催者の方に言うことの方が

簡単だとよく話す。



簡単なのはわかる。

業務的にもセミナー作り込みを
支えてくれるスタッフの効率化を考えても

例えばセミナーのメニューがあって、
そのメニュー通りのレシピのように
セミナーができたら、時間削減になるだろう。

でも、様々な理由があって
私は、能率的に効率的に、セミナーを作ることができない。

 

今回、ヒアリングに出かけた際に
その会社の方々に「スゴイサービスだ」と言われた。

先生が事前に訪問してくれて
私たちの話を聴いてくれるなんて!!と。

そうか、そんな風に思うんだ。。。
 



ヒアリング 3つ目の理由

実は、私がビビりなので
セミナー創り込みに、時間をかけてしまうと思っている。

今週、リアルのセミナーを何本も抱えていた。

それぞれのセミナーの創り込みは
かなり前からやっていて
ヒアリングをした後に、セミナーの柱は、大体できているのに

セミナーが近づくと内容を変え始めたり
創った内容を壊し始める。

やっぱり、この表現ではなく
この引用を使ったほうがいいかも。と考え始める。



セミナー開始前に、たまたま聴いた話や
情報が心に留まると、

これは「偶然ではなく必然だな」と思い
その内容をプラスしたくなる衝動に駆られる。

もう、すでに原稿もセミナーの流れも
タイムスケジュールもできているのに

どこかを削って、新しいものを入れたくなる。

捨てて、取り入れて、
取り入れて捨ててを繰り返し


捨てたものをまた、拾ってみたり

まとまるモノもまとまらなくなる。。。



そんな自分に対して
何でこんななんだろう、毎回。

こんなに原稿書いても書かなくても
変わらないんじゃないの?と思いながらも

セミナー前日は、朝方まで原稿を書くか
当日の朝、早朝4時に起きて
事務所に行ってしまう。


なおらない。


3時間のセミナーで、トーク原稿は
毎回、20枚くらい書く。

その原稿を持って会場へ行く。

セミナーが始まると、原稿は、ほぼ見ない。

でも、自分の頭の中が真っ白になって
言葉が出なくなったらいけないから
原稿を持っていようって思ってる。

 

原稿には、
「ただいまご紹介にあずかりました心理カウンセラーの奥園清香です」って
文章から書いてある。

こんな原稿の場所、飛んだことないのに
書くことをやめれない。


そう、実は、ヒアリングすることは


サービスじゃない。


サービスと思ってくださったことは
とても光栄なのだけれど私がビビりなだけだ。


材料をもらわないと、料理が作れないタイプ。

自分の納得いく作品を創り出すための材料が欲しくて

皆さんが与えてくださる材料を
どんな料理に仕上げようかと考える時間が
本当に必要で、それがないと話せないタイプ。



それが、ヒアリング最大の理由だ。

 

前に、ある会社の朝礼に参加させて頂いた時
「先生、ちょっとプチセミナーやってよ」って

言われた。


できるわけがない。


準備してないと・・・

一文字もしゃべれない。


そんな私を知っているマネージャーが
上手にお断りしてくれていたけれど・・・

本当は、しゃべれない。



中途半端なものやって
納得いかないレベルのモノを提供したら

自分が、めちゃくちゃ落ち込む。


聴いてくださった方の大事な時間を

ムダな時間にさせてしまう…。

こんなもったいないことはない。



そんなことを、今日書きたかった理由は・・・

今、私のセミナーを
受講生として聴いてくださり
 

そのセミナーを聴いた後に

今度は、自分が講師として

自分のセミナーで
自分の大切な人のために
使ってくださっている方々がいる。

とても嬉しい。


私が作った作品(セミナー)を
私が出逢えない人にまで、届けてくださるなんて。

すごく嬉しい。

でも、その方達が、セミナーを
私と同じようにやってみると

「同じようにできない」って言われることがある。

私が簡単そうにやっているのに 「難しかった」って。

やっぱり自分は「先生とは違う」って。


そうか・・・

それは、落ち込む必要なくて
その方と私に、違いはなくて
準備に時間をかければ、必ずできるようになる。

私は話すことが得意なように、見えるかもしれないけれど

何度も、何度も、イメージトレーニングして
当日の受講生の状態を
シュミレーションして当日に臨んでいる。

得意なわけがない。

自分がセミナー講師である自分に
自信を持っているかどうかも、私自身が1番、わからない。

「準備」に時間をかけているだけ。

自分が不器用で、ビビりなことを知っているから

その自分を安心させるために
ひたすら、ギリギリの直前まで
原稿を観て「できる」イメージを創っている。

今でも。

 

私の師が教えてくれた。

「3000回やったらプロ
10000回やったら無意識にできるようになる」

「だから、3000回までは必死にやりなさい。
カウンセラーとして3000回やったら
”プロ”って名乗れるって思いなさい」って。


私は、カウンセリングをした数は
10,000回を超えている。

カウンセリングは
無意識領域でできるかもしれない。

でも、セミナー講師は
10,000回は超えていない。

3,000回を超えて
プロの領域に入れたかもしれないけれど

まだまだ、無意識にはできない。

セミナー回数が10,000回を超えたら
こんな風に原稿を作っては壊して、
原稿を見直して・・・

ギリギリまで悩まなくても
講演会場に迎えるかもしれない。



今までもセミナー講師をしながら
”どうしたら自信ができるのか?”

受講生の皆さんに
「自信」=「準備」と、お伝えしてきた。


それは、まさに自分の経験でもあり
自分が、その瞬間も自分自身に伝えている言葉。


準備しているかどうか?は、自分が一番知っている。

私がセミナーの前に
ヒアリングすることも、現場を観に行くことも
相手の想いに寄り添うことも

すべて、最高の結果を出すための準備。

それでも、準備をしても
自信に繋がらないこともある。

でも、ここまでやったから「悔いはない」って
度胸と愛嬌で進める時もある。

そんな自分を知っていて、準備している自分を観ると
本当に、この仕事が好きなんだなぁ。って思う。

今週もセミナー講師やりながら
準備しながら好きだな~って思った。

好きなことをやり続けながら
出逢えた”大切な人たち”に伝えたい想いがある。

 

想いを共に届けられる仲間へ

私から伝えたいことがある。

人の前で話そうと思うと、ビビッて、緊張もする。

そんな自分を見せたら
聴いてくださる方(相手)も不安になる。


だから、どうしたらビビらないか?

どうすれば緊張しないか?考えてみる。

まずは、自分を選んで、
皆さんの前で話すチャンスを
与えてくださった主催者の方や経営者の方が

「〇〇さんを講師に呼んで良かった」と
思ってくださることをゴールイメージにして


セミナーの「内容」と「想い」の準備をすることが
最大の誠意なのではないかと私は思っている。


そのゴールのためなら惜しみない努力をして欲しい。

時間をかけて準備して試行錯誤していると
そんな苦しんでいる姿を観て

セミナー原稿の神様が降りてくるから。


神様が降りてきたら、その瞬間、

原稿がさらさらと書けるから。
構成がピタッとハマるから。

私は、事務所で良くスタッフに言われる。

「まだ、神様、降りてきませんか~??(笑)」

スタッフは、準備を待っててくれるのに
本当に申し訳ないと思いながら原稿考えている。

私は、なかなか神様が
降りて来てくれないタイプだけれど

努力し続ければ
必ず、何かが降りてくる感覚を
得られるようになると思う。


「大丈夫!自信を持って」なんて
アドバイスを私はしてあげられないけれど

「準備をして」と伝えたいと思う。


「準備」は、必ず自信に繋がる。

『誰にも負けない努力をする』
   ~大好きな稲盛さんの言葉です~
小学生の頃から
カウンセリングをさせて頂いている
Aさんは、Aさんだけでなく
お父さん、お母さんのカウンセリング
家族カウンセリングをしてきた。

Aさんは、東京で
大学生 生活を送るようになり
Aさんと私は会う機会は少なくなったが
お父さん、お母さんのカウンセリングは
継続的に行ってきた。

この家族に
想像もしていなかった事が起こる。

家族を大切に大切に想って
人生を歩んできた
お母さんが「がん」の宣告を受ける。

「がん」の宣告を受けてから
ご夫婦のカウンセリングをしてきたが
お母さんの「がん」と闘うには
“家族の支え”が必要だと思った。

Aさんは、大学で心理学を専攻し
実習も始まる手前で
とても忙しいことは知っていた。

Aさんは、自分が
小、中学生のときの
トラブルで学校に行けなかった時
カウンセリングを受けていて

自分のように
小、中学校で学校へ行けない
子どものサポートがしたいと

「カウンセラーになりたい」と
児童心理を専門に大学へ進み
優秀な大人になった。

これまでのAさんの努力や
夢が大切なことも
“今”が大事な時期なのもわかっている。

でも、大事な大事なお母さんを
支えることは“今”しかできない。

勉強は、いつからでも取り戻せるが
お母さんとの時間は
取り戻せない可能性があるし

やり残したことがあると
そのことはずっと心に残るから
今は、お母さんのそばにいて欲しいと思った。

電話で連絡をし
「お母さんのそばにいてほしい。
帰ってきなさい

と、伝えたら飛んで帰ってきた。

お父さんの想いや私の想いが
伝わったんだと、とても嬉しく

先日、カウンセリングルームに
顔を出してくれたので
「良かった~帰ってきてくれたから安心した」
と伝えたら

「先生のカウンセリングを受け始めて
10年以上が経つけれど
先生が初めて『帰ってきなさい』と
”指示的言葉”を使った。

だからびっくりして飛んで帰ってきた。

お父さんは
看病疲れで家のことが全然できてなかったし
お母さんは
今後の治療方針について悩んでいて
電話ではあまり聞いてあげられなかったから
本当に帰ってきてよかった」

と、帰ってきたという“選択”を喜んでくれていた。

それと同時に
先程の話の続き・・・・

先生が、初めて私に指示的な言葉
「〇〇しなさい」って言った。
『子どもの時から
先生は、いつも私に
「Aちゃんはどうしたい?」
「Aちゃんはどう思っているの?」
「Aちゃんはどう思うの?」
って私の意思を尊重してくれて

必ず私の気持ちを聴いてくれていたのに

初めて「帰ってきなさい」
って指示的言葉を言われて
ただごとじゃないって思った。

帰らなきゃって思った。

お父さんとお母さんに電話しても
Aさんには心配をかけまいと
お父さんもお母さんも
「帰ってきてほしい」とは言ってなかった。

でも、先生は
「帰ってきなさい」と。。。』

私は、Aさんに初めて
“違う言葉”を使ったんだ。

Aさんに言われてみると
確かに、私はいつも本人に
「できるか?できないか?」
「やりたいか?やりたくないか?」
確認しながら進めてきた。

先生は「どうしたほうが良いと思う?」と
Aさんに聴かれても
「自分がどうしたいか?」で決めようと
進めてきた。

それは、カウンセリングの基本であり
カウンセリングでは
「こたえは、その人の中にある」
考えているので

毎回、本人が選択し決断し
行動に変えていくのは当たり前のこと。

今回、とても嬉しかったのは
子どもの頃から受けていたカウンセリングの内容を
本当に良く覚えていて
私の言葉を
そんな風にすべて覚えていてくれる

子どもってすごい

カウンセリングルームで教えられることばかりだ。

子どもは、こちらが思っている以上に
大人のことを観ているし、聴いている。
全てわかっている。
感じる力が研ぎ澄まされている子どもたちを前に、
すべて見られていることを再確認した。

一つひとつの言葉
一つひとつの想いをもっと大切にしようと思った。


先日、出口治明先生のオンラインセミナーを
聴講することができた。


http://www.apu.ac.jp/home/about/content2/

 

出口先生が
歴史から学ぶことは大切だとお話しされていて
「どの歴史から学ぶのか?」という質問に対して

14世紀の「ペスト」の大流行と話されていた。

ちょうど、私は、カミュのペストを
読んだばかりだったので

やはり、そこの時代から私たちは学ぶのか・・・と
改めて、パンデミックについて
歴史から「知る」こと
学ぶことが、大事なのだと思った。

 

14世紀のペスト
「ペストの時、人はどうしたのか?」
→ ルネサンスを生んだ。

当時の人たちは、
ステイホームで“芸術”に気持ちを傾けていく

「デカメロン」はペストから逃れるために
フィレンツェ郊外(別荘地)に引きこもった男女10人の物語。

新たな、芸術作品が生み出されたわけだ。


失われたものもあれば、生れるものもある。

そんな風に思った。

当たり前のことなのに
出口先生の穏やかな語り口のおかげで
心にスーッと入ってくる感じがした。

ネガティブの中にポジティブを見つけること

過去の人も、そうやって時間を
過ごしたんだと知ると
なんだか、ざわざわした心が
穏やかになる、穏やかになってもいい気がした。

 

 

出口先生は、もう一つの歴史を話された。

スペイン風邪のときは4000万人の方が亡くなり
人々は、第一次世界大戦で亡くなった人の数より
(1500万人~2000万人)多い数の人々が亡くなったという
人々は、その現実を前に
「もう戦争をやめよう」と思った・・・

気づいたそうだ。


これは、ポジティブな歴史ではないけれど
スペイン風邪というものを通して
当時の人々にとって「戦争について考える」
きっかけになったのだとしたら

私たちは、
今、何に気づかなくてはいけないんだろう?

今、何を気づく必要があるのか?
コロナを通して何に気づくのか?
本当に問いたいと思う。

 

 

出口先生が、セミナーの中で
ご自身の大学について

「今、大学ではオンラインでの授業が主流になっている」

しかし、大学での授業において
『授業と研究』という部分が
大学にとって最も重要で
「わいわい、がやがや」の時間がとても大切。

お互いに、人同士が同じ場所にいて
同じ時間を過ごすことで
一人では気づかなかったことや
一人では考えつかなかったことにたどり着く。

これは、オンラインではなかなか難しく
ステイホームとニューノーマルとを
行ったり来たりすることが大切だと
お話しされていた。


 

その中でも、大学での授業の在り方に対して
ピアラーニング(peer learning)の必要性を
ポイントとして話されていて
私自身、強く共感した部分だった。

私もセミナーを開催するうえで
ピアラーニングの効果は学習効果に
大きなプラスの影響を与えてくれると思っている。

本で学んだり、知識をつけたりすることは
一人でも、家でも、ネットでもできる。

でもお互いに時間と場所を共有し
ディスカッションをすることで
体験するから記憶に残ると思っている。

 

【peer learning 言葉の意味】
学習者がピア(仲間)同士で小さなグループをつくり、互いに協力しながら学ぶ学習方法。特に語学教育の手法として注目されている。教師が質問して学習者が答えるという一方的な関係ではなく、学習者同士が質問し合い、読解や作文などの課題を一緒に遂行することで、より主体的に学んだり、他者に伝わるように思考を具体化したりする能力が高まることが期待される。

 

ピア・ラーニング Peer Learning

1.ピア・ラーニングとは
 「ピア・ラーニング」とは、文字通りには
ピア(peer:仲間)と学ぶ(learn)こと。

対話をとおして学習者同士が互いの力を発揮し協力して学ぶ学習方法です。
学習者がピア(仲間)同士で小さなグループをつくり互いに協力しながら学ぶ学習方法。

教師が質問して学習者が答えるという一方的な関係ではなく、学習者同士が質問し合い、読解や作文などの課題を一緒に遂行することで、より主体的に学んだり、他者に伝わるように思考を具体化したりする能力が高まることが期待される。

⭐︎ピア・ラーニングにおいてもっとも重要な概念は
 ⇒「協働」
 人と人とが互いに力を出し協力して創造的な活動を行うこと

⭐︎ピア・ラーニングと「協働的学習(collaborative learning)」とは、どこが違うのか?
 協働的学習は協働による学び一般を指す。

ピア・ラーニングは
その中で相手が仲間である場合に限定し、とくに教室場面での学習を想定しています。

仲間同士の対等で互恵的な関係の中で、互いに貢献しあい学びます。

現在、教育の中では、
学習者が対話を通して読みを深める
「ピア・リーディング」や
互いに相手の作文を添削しあう
「ピア・レスポンス」など
さまざまなピア・ラーニングが行われています。

ピア・ラーニングには二つの目的があります。
①読解や作文などの課題を遂行することによって、
それらのスキルを向上させるという
狭い意味での学習の目的です。

②仲間と一緒に学ぶことによって
人と人との社会的な関係を築き
自分の考えを検討し視野を広げ
さらには自分自身を発見していくという
広い意味での学習の目的です。

出典:舘岡洋子『ひとりで読むことからピア・リーディングへ—日本語学習者の読解過程と対話的協働学習』東海大学出版会


10月に入り、少しずつ
来年度の教育について講師依頼が入り始め
来年からの教育計画を立てなくてはならない
会社様との間で”リアルセミナー”を
組むことに対して、迷い
躊躇している自分がいた。

でも、出口先生のお話を聴いて
ウィズコロナからポストコロナの重要性を
改めて感じ

教育に関しては「学びを止めない」の気持ちで
できる方法の中から
 

最善、最高の効果が出るセミナー
ニューノーマルを意識してのセミナー構成を
ご依頼くださる皆さまのために創り上げる
「共育で進みたい」と思いました。

今までも、自己肯定感を上げることが
どれだけ大切かを講師として
心理カウンセラーとして伝え続けてきたけれど

今こそ、自分の大切な人の
「自己肯定感をUPしてほしい」と
強く、強く思います。

本日のタイトルの
『自分の大切な人』の中に
自分の周りの人+自分自身も入っていると
考えて、今日は書きたいと思います。

 

コロナ禍によって私たちの働き方は変化し
テレワークやオンラインでのMTや
オンラインでのセミナーが

新しい仕事のカタチ、
スタンダードになってきました。


今までは、会社へ出勤したり
MTで集まって、何かを議論したり
集合研修を行ったり・・・

そんな”場”があることによって
私たちは、人と自然に話し、

その時間によって
元気になることも
 

”気づき”を与えられることも多く

自分の自己成長や立ち位置も
確認できたことと思います。

 

人との関りの中で

・感謝される
・誉められる
・応援してもらえる

相手から
「プラスの承認」をもらえることは

自己肯定感UPにつながり
良い精神状態を保つのに

心に大きな力となっていたことと思います。



でも、最近では、人と人との関りが少なくなり
仕事でもプライベートでも

なかなか「承認欲求」を満たしてもらえる
機会が減ってきていると思います。

人と関わる時間は減っているけれど
携帯を触る時間やネットを見ている時間は増えました。
 

例えば
SNSなどでUPされている情報は

成功している人や
生活が充実しているような人
仕事のうまくいっている人
幸せそうな人
充実して楽しそうな人

なんとなく、そんな人たちが
たくさんいるような錯覚を起こします。


自己肯定感が下がる時の
心理状態として


「自分より仕事ができる人、うまくいっている人、優秀な人を見ると
 自信をなくしてしまう」

 

という傾向があります。

比べてしまうことによって
 

”自分のほうがあの人より下”
”自分はあの人みたいにはできない”

と思ってしまう。

そんな感情が
もともと持っていた「自分らしさ」や「自分の価値」を
自分で下げていくことにつながると思います。

 

今の状況の中で、自己肯定感が下がっている人には
 

その心を充電する意味でもプラスのエネルギーを
与えてあげてほしいのです。

そばにいる”大切な人”や”自分自身”にもです。

すべてではありませんが

 


下記のような傾向があった場合は
自己肯定感が下がっている可能性が高いと思います。

 

 

【自己肯定感が下がっている場合の傾向】

• 「どうせ私なんて・・・」
 「自分なんて」という
 自分を下げる言葉が口癖になっている

• ミーテイングや人前では
 自分の意見を言わないのに、
 個人的に話すと自分の考えはしっかりとある。
 人前で話して間違っていたら・・・という
 気持ちや意識が強い。

• 人と比較されることを常に恐れているのに
 自分は人と比較する。

• 他人から評価されることは避ける

• 自分の今の結果は「実力」ではなくて
 運がいいから、周りの人の力だと思い過ぎる

• 人から「能力がない人」と思われることを
 極端に恐れている

• 他人から褒められると、素直に喜べず
 プレッシャーを感じてしまう。

• 自分が仕事で成果を出した成功体験よりも、
 頑張れなかったときやうまくいかなかった
 失敗体験のことを鮮明に覚えている。


 

「謙虚」「謙遜」という言葉は日本の美しい心だと私は思います。

ただ、この気持ちが強く強くなり
誉めてくれた相手に対して

「そんなことありません」
「とんでもないです」
「自分なんて、まだまだです」

と言っている『言葉』を

自分が口から出した言葉を、自分の耳が一番そばで聴いているので

「自分は、そんな誉められるに値する人間ではない」
「自分はそんなにできてない」
「もっと、もっと、努力しなくては」

と、自分を追い込む言葉に”変換”されて


自分の脳と心に影響を与えると思います。

 

 

その影響が継続的に続けば

本当は、仕事でも優秀なのに、素晴らしいところがたくさんあるのに、
上司からも期待されているのに、

「自分には無理だ」という気持ちにとらわれてしまいます。

そのまま仕事を続け、失敗したり、つまづくと、
肉体的・精神的な限界を迎え
精神のバランスを崩してしまうケースもあります。

この失敗やつまづきも
周りから見たら大したことないことでも

本人の中では
絶対に「許されない状況」に感じられたり
強く心に刺さってしまうことが、乗り越えられない状況になっていくと
かなり心はつらい状況になると思います。

こんな傾向が最近、強くあった場合
自分自身にこんな傾向があると思ったり
 

周りの大切な後輩がこんな心の状態にあると感じたら

 

「誉めること」が最も大切であり効果があります。

「自分」に対しても誉める
「相手」に対しても誉めるのです。

 

 

自分で自分を誉めてあげてほしい

周りの人と自分を誉めることが
直接、自己肯定感を上げることにつながっていきます。

 

毎日、顔を合わせていると
 

「髪型変えた?かわいいね」
「その靴、すごくセンスいいですね」
「元気そうでよかった~」
 

なんて、自然と言葉をかけてもらえます。

⭐︎ 最近、こんな声をお聴きします。
「オンラインだと、無駄が省かれて雑談もなく、MTの時間が短くなった」

→ もちろん、良いことです。

時間削減につながったことは、効率化、能率化にとても良いこと。

でも、実は、無駄なものの中に
本当は、とっても大切なものが隠されていて

相手を慮る(おもんぱかる)ことを
伝えることって、大切なことだと思っています。

相手のことをちゃんと見てますよ。
あなたのこと大切に想ってますよ。

って気持ちを意識的に伝えてほしい。

オンラインで情報は伝わりますが
空気感が、なかなか伝わらない。


空気感で伝えられないから
意識して、伝えてほしいのです。

相手が大切で、かけがえがなくて
自己を肯定してほしいと思う気持ちを。

だから、誉めてほしい。

大切な自分と大切な人の
自己肯定感をUPし
心の充電を満タンにして

共に、毎日を過ごしていけたなら
必ず「よろこび」を見つけられるようになると
信じています。

 

「ここが私の居場所と思える職場の作り方」

なぜ、今、会社は、
新世代“ゆとり世代”と言われる方々について
学ばなくてはならないのか?

新世代スタッフ居場所づくりのためには
退職者を出さない 
離職率を下げるために、
新世代の価値観を知り、
新世代が、会社で長く続けられる環境を
作ることを目的として

新世代の価値観を理解をすることが、とても大切です。

 

ただ、今、職場環境で
私が一番問題だと思っているのは

新世代と関わることで、
幹部や、先輩達、教育を担当するスタッフ達が
 

自分の時代とは違う価値観を
持つ新しい世代と向かい合うことで、
つぶれそうになることです。

幹部や、先輩達のエネルギーを「奪う」ということです。

 

先輩スタッフたちは、
今まで常識だと思っていたことや
当たり前だと思っていたことが通用しなくなり、
 

自分の能力不足なのか?

なぜ、自分が先輩から教えてもらったことと
同じことをやっても通用しないのか?

なんで、後輩は、気づかないのか?
なぜ事前の準備しないのか?

自分は、先輩に怒られたのに、
なんで、誉めて伸ばすとか言われるの?と、

育てる側が、ストレスに感じたり、落ち込んでしまい、
先輩の方が、大きなストレスを
持ってしまうことが多々あります。

 

今、経営者の皆様が、新世代について学び、
新しい価値観や考え方を知ることは、
幹部を守ることにつながります。

経営者の皆様も今までの常識で通用しない局面に立ち、
悩まれることも少なくありません。


ストレスも抱えます。

 

そうなる前に、学んでいただく事で、
ストレスを未然に予防し、

新世代との関わり方、
新しい世代への教育の方法を変え、
 

会社での仕事に対する取り組みを改善することが、

これからの社員教育にとって、
重要なことだと思っております。

こちらが、ゆとり教育を学ぶことで、
幹部や先輩とゆとり世代との間にある
心の扉を開くことにつながります。

 

やって当たり前の職場環境では
ほめてもらえない。

誉める技術は、非常に大切で
新世代の方達は、叱られることに慣れていなくて
誉められて伸びてきています。

楽しい事が大切で、
苦しいことは「逃げる」傾向があります。

 

しかし、これは当たり前で、
人は目の前に楽、苦があったら、
必ず楽を選ぶものです

例えば

野球やっている子どもに、
甲子園の夢ができた。

夢や目的「やる意味」が見つかれば
人は誰でも、子どもでも 目標に向かい進み始めます。

「甲子園に向けて」ならば
“苦”を選び続けることができる。

苦を選び続けることができるのは脳の特徴です。



ゆとり世代と言われ、
メンタルが弱いという印象を
与えることもある新世代ですが

スポーツの世界などでは
教育方法を変えたことが
プラスの結果で表れていること多くあります。

オリンピックに出ている選手たち、
メダルをたくさん取りました。

その際の選手インタビューでは、
「楽しかった!」
「気持ち良かった!」と、

コメントしています。

昔の選手が
こんなコメントするだろうか?と思うような、答え方。

スポーツに対しての
向き合い方が変わったんだと思います。

昔はスポーツの世界
練習では歯を くいしばって
 

苦しい練習に耐え大舞台では緊張し
プレッシャーを背に試合に臨んだでしょう。

 

苦しい顔して、苦しい練習に耐えるより

 

笑顔でリラックスしたほうが
高いパフォーマンスが出ることも
 

いろいろな研究で発表されています。

 

 

今は、変わりました。
 

頑張っている自分が楽しいかどうか?
すごくポイントなわけです。

 

私がスタッフを「誉めてほしい」と、
幹部の方に、セミナーで話をすると

「ほめ過ぎると、つけあがるのではないか?」
「調子に乗るのではないか?」

そう心配される方も見えますが、
 

本当に、褒めすぎて
「つけあがった人」や
「調子に乗った人」見たことありますか?

そんな人いないと思います。

 

誉めることで信頼関係ができます。
 

誉めることで、相手は自分を見てくれていると思います。

 

誉めることが、人間関係構築のスタート。

そして、誉めてもらえるから、
周りを誉めることができるようになります。

自分が言われて嬉しい言葉を
受け取ることができるから
人の喜ぶ言葉を、与えることができる人になります。

 

人は、育てるのではないんです。
「育つ」のだと思います。

誉めることで自己肯定感が育つ。

無条件肯定の愛情を与え続けることで
 

後輩(部下)・新世代は
今の環境を「自分の居場所」と楽しく
安心して成長できるように思います。

以前に、社会福祉協議会にて
講演をさせて頂く機会があり

その際に、ご縁を頂いた職員の方と
久しぶりにお会いして

コロナにおける社会福祉現場の
現状についていろいろとお話を
お伺いすることができた。

 

大変な状況の中、職員を
コロナ感染から守りながら
地域の方に対して援助することの苦労や

職員の方々、お一人づつの
価値観や家庭の状況によって
仕事に対する考え方
コロナに対する考え方


福祉の現場は
今まで経験した事のない
対応や決断に迫られ

前例や基準もない中で
新しい基準、ルール、マニュアル
優先順位を考えること等

大変なご苦労をされ
自然災害が起こった時と
同じような状況下だとお話しされていた。

現場職員が障がいのおありの方や
高齢者の方との関わり、
身体のお強くない方々と接触する
頻度が高い中、

もし「自分が感染してしまったら」と
考えながら生活することのご苦労と
精神的なストレス。

医療現場も福祉の現場も
現場での壮絶な戦いと共に
自宅に帰ってからも
細心の注意をはらっての生活や行動。

医療や、福祉の現場で働く方を支える
その方々の家族も神経をすり減らすぐらいの
注意をされていることと思う。

神経が休まらないまま
自宅での時間を過ごす方も多く
援助する側の精神的疲労も
かなりの蓄積になっているようだった。

どんなにつらくても苦しくても
目の前の困っている人のために
どれだけでも動こうとする力は
本当に頭が下がる想いだ。


職員の皆さまのストレスをお聴きした後、

社会福祉の中に「こんな援助もあるんだ・・・」

「こんなことまでしてくださっているんだ」と

感心させられるお話しをお聴きした。

社会福祉協議会の方の「援助」の中に

家族の中で、
1人感染者が出てしまった。

感染者が出れば
家族はみんな濃厚接触者の
家族となるので
家から出られなくなった方(家族)
への
援助があり、そのことについてお話を聴いた。

例えば、
お父さんが感染し
お母さんと中学生の長男と小学生の長女は
濃厚接触者として自宅待機になった場合

症状は出ていなくても
家族全員、外出ができなくなる。

その際に、お母さんは
家族が自宅にいるのに
買い物に出れないから
食事を作ることができない。

そんな時に、福祉現場の職員が
その連絡を受け

お母さんの代わりに
食料品等の買い物の援助をする。


福祉の現場でそのような援助体制があることを
私は、今回、お話し聴くまで知らなかったし

コロナにかかった際に
簡単に「自宅待機・自宅隔離」としても

隔離された側の日常生活は
突然、奪われることなんだと

買い物すら行けなくなり
食事も作れなくなる。

「様々な問題」があることを教えて頂いた。

「買い物」を代行する援助をする際には
「福祉職員」が、その方の自宅へ行くわけだが

もし、万が一、福祉職員が制服を着たまま
その自宅へ伺うと・・・
福祉職員だとわかるので

ご近所の方に
コロナ感染者がいるコロナ感染者の家族であることが

分かってしまう、広まってしまう可能性がある。
ご近所に分かってしまうと
このご家庭が「差別」や「偏見」を受ける
可能性があるので

福祉職員は、依頼された方の自宅から
離れた場所に車を停めて
制服を脱ぎ、首から下げている名札を外して

誰にも分からないように
ご自宅に向かう。

職員は、ご依頼のお母さんには接触できないので
事前に職員が分かるところ(郵便受けなど)に

封筒に入れたお金と
買い物のメモを入れてもらって
買い物に行く。

ただ、この間にも注意点があり
この預かった封筒とお金を
郵便受けから取り出す時は

使い捨ての手袋をし、厳重に防護して
職員自身も徹底的に消毒をして

封筒とお金は一旦、その場で
密封されたビニール袋に入れ

事務所に戻って、
現金(お金)のすべて消毒をしてから取り出す。

最善の注意と配慮をしながら
こんな援助をしている職員がいること
私は、知らなかった。

この援助は、
ご家族と暮らしているご家庭より
一人暮らしをしている方のほうが切実で、
援助があることを知り、利用されている
ケースが多々あったとのこと。

検査が、陽性か?陰性か?が
大きな問題のようにクローズアップされ
感染したら簡単に「隔離」や
「濃厚接触者」って言われるけれど

コロナによって当たり前の生活、
当たり前にできていた社会活動が
奪われることなんだと実感した。

福祉職員が自宅へ向かうことが
周辺住民にわからないように
配慮することが、非常に重要な理由は

コロナ感染者に対する偏見や差別が
現場では、多々起こっているからと
さらにお話をお聴きした。

 

この福祉事務所管内で起こった具体的な差別の事例

【 事例1 】

高校1年生の子どもが感染したケースがあった。

その情報が、周りの方の耳に入ったら
SNSにより拡散されてしまい
自宅に嫌がらせが入るようになる

その嫌がらせはどんどんエスカレートし
長期間、続いてしまった。

自宅のポストには、
「学校行くな」
「家から出るな」
「高校に来るな」と

手紙が入り、
自宅に張り紙をされたり

高校生の子どもは傷つき
外に出れなくなって、
結果的に高校を退学してしまった。

なんて、ひどい話なんだろう。


そもそも、コロナに感染することは
本人の責任なんだろうか?

本人がそんなに
責められなくてはいけないことなんだろうか?

 

きっと、この子どもは、
昨年、受験勉強を頑張って
緊張の中、試験を受けて
新学期、高校へ通い始めていたのに・・・

コロナになったことで差別を受け
本人は悪者のように周りから言われて

高校を退学するなんて
コロナのせいで・・・いや、
コロナを怖がった人たちのせいで
この子どもの人生が変わってしまう。

本人もご家族もどれだけつらい思いをしたかと
想像しても、その苦しみは計り知れない。


【 事例2 】


保育園に子どもを預けている
お母さんがコロナに感染し
母子ともに保育園を休んでいた。

母子ともに回復し
母は、また仕事を再開しようと

保育園に子どもを預けようと思ったら
Twitterに、とてもひどいことを書かれてしまい
子どもを預けることができなくなってしまった。

保育園からも
保育士を含め検査を受けていることや
休んでいた園児も大丈夫だということを
ご家庭に、再三伝えたし
園内に張り紙もしているけれど

SNSへの投稿は止まらない。
書いてる人は誰かもわからない。


福祉の現場にて聞こえてくる話は
非常にひどいケースや

本当にお困りの方の話なので
ひどい話ばかりに聞こえるが

日本中で、こんなことは起きているんだと思う。

コロナという「ウィルスに感染する」ことは怖い。
多大なるリスクがあるし
恐怖であることは間違えがない。

でも、今は「コロナに対する不安」という
私たちの心を汚染するウィルスの方が
驚異のように思ってしまう。



コロナにかかった人に対して
誹謗中傷をあびせ、差別をして


今、日本のいたるところで
様々な方法で、コロナにかかった人に
ひどい扱いをする。

そんなことが蔓延しているのだとしたら
私たちは「心」を
どう持っていったらいいんだろうか?



ひどいことをSNSに発信する人に言いたい。
ひどい扱いをする人に言いたい。


「もし、自分がそんなことされたら
どんな気持ちになると思う?」

自分がされて嫌なことは
お友達(他人)に、してはいけないって
小学校でも教えていること。

でも、きっと、ひどいことをする人は
自分がされて嫌なことをしているという
認識はなく

大前提、
「自分はコロナにかからない」
「自分はコロナにかかりたくない」

だから、コロナにかかった人は
自分のそばに来ないで欲しい。
=外に出るな。近寄るな

ということになっていく
そんな思考になっていくんだと思う。

それは、本当に悲しいことだ。
人として悲しい。



先日、読んだ 
アルベール・カミュの”ペスト”の中に



今の私たちも心に留めたい言葉がたくさんあった。

【 「ペスト」の中から心に刺さった文章 】
”誠実”とは、今、自分のできることをやること
”絶望”に慣れることは
”絶望”そのものより悪いこと
”現在”だけの”囚人”になる

人間とは何なのか?
連帯の可能性
 ↳ 連帯とは行動の中で
   人と人が結びついていくこと

外側から襲ってくる脅威・不条理に
お互いに反抗することで連帯が生まれる。

私たちは、このコロナの時代の中で
目に見えるものを失うばかりでなく

このままでは、目に見えないものまで
奪われてしまいそうになっている。

福祉の現場で起こっていることは
私たちの生活のすぐそばで
起こっている可能性がある。

苦しんでいる人がいたら
手を差し伸べてあげてほしい。

苦しんでいる人がいないか
少しだけ顔を上げ視野を広げて
周りを観てほしい。

お互いを思いやる気持ち
「思いやり」の感度を上げていきたいと思う。

先日、取材を受けた席の中で
とても違和感を感じる質問をされた。

 

「先生の競合は誰ですか?」

 

この質問は・・・
ライバルは誰か?
敵は誰か?
同じようなことをやっている人は誰か?

こんなことを表す質問なんだろうか?

 

最近、よく打合せの相手に聞かれる。

何となく違和感を感じていたけれど
あることをキッカケに明確に解った。

 

よくビジネス書にも
「ライバルを知るコト」について
書かれていることがある。

 

ライバルや敵を創ることは
そんなに大事だろうか?

 

自分の想いや志を伝えるために

他者との比較や他社よりも優れていることを
 

アピールすることはそんなに重要だろうか?

「先生の競合は誰ですか?」
 の質問者の問いに対して
 私のこたえは

 

「そんなことは考えたことないし
 競合はいないと思う。私は私なんで・・・。」

 

 

この答えが相手にどう届くのかはわからない。

 

「そこを考えろよ」と相手の方は、思われるのかもしれない。

 

でも、その事を考える必要は私はないと思う。

 

 

私を選んでくださる方は
誰かと比べて私が良いと思ったのではなく

 

私が良いと思って
選んでくださっているのではないかと思う。

 

もし誰かと比較してなら
その比較対象は、ただのその人の価値観だと思う。


 

隣のお店がやっていないことを探すより
「自分のお店がお客様に届けたい」と思う
サービスを取り入れればいい。

 

隣のお店がやったからと言って
自分のお店がやる必要はないように思う。
(⇨ 自論だが)
 

選ぶのは相手だと思う。

 

 

そんなことをいろいろと考えていたら・・・
偶然、聴講した西田先生の講演会の中で
まさに必然と思う言葉をいただけた。

 

尊敬する西田先生が
水木しげるさんのお話をされていた。

 

お話しを聴いて
自分の違和感がわかった!

 

水木しげるさんの言葉

【幸福の7か条】
① 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
② しないではいられないことをし続けなさい。
③ 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
④ 好きの力を信じる
⑤ 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ
⑥ 怠け者になりなさい
⑦ 目に見えない世界を信じる

 

西田先生のお話を聴いて

③他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。

 

こういう想いで生きてきたなぁ・・・と思った。

 

違和感を感じたのは、
他人との比較や他人より勝っているところを
考えないで生きてきたんだってこと。

 

カウンセリングの中でも

クライエントさんに他者との比較や
 

相手より勝っているという考え方をして
苦しくなっている人には

 

それが、非論理的信念であると伝えてきた。

 

非論理的信念は「思い込み」で
事実ではなくて、その信念によって
自分や周りを不幸にする考え方だと伝えてきた。

 

周りを気にせず
自分の大切な人と大切な時間を
過ごしてこれる人生を歩ませていただけたから
 

今、幸せを感じるし、

その価値観とは違う質問をされたから
違和感を感じたんだと。

 

②「しないではいられないことを続けなさい」

私自身、幸せなことに
「カウンセリング」も「セミナー講師」も
『しないではいられないこと』

 

常にセミナーの原稿のことを考えたり
セミナーの前日に
何度も何度も原稿書きなおして

 

朝方になってしまい ”何やってんだろう?”と

想いながらも「好き」で 「しないではいられない」ほど
夢中になるから、やり続けてこれたと思う。

 

今、仕事に思い悩む方がいた時
【幸福の7か条】①〜④
① 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
② しないではいられないことをし続けなさい。
③ 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
④ 好きの力を信じる

 

特に、①~④が大切なように私は思う

 

幸福の7か条は、とても深いと思う。

 

幸福の7か条、私自身も
すべてができているわけではないけれど

 

そう思える条項を生きているから
幸せなんだって思えた。

 

そして、これから
幸福の7か条のように生きたいし

 

カウンセラーとして大切な方々が
幸福の7か条のように
生きていけるサポートがしたいと思う。