このブログはオーディオブログなのですが、先日買った天体望遠鏡があまりにも凄かったのでご紹介します。


こちらのSeestar S50という望遠鏡です。


実際には目で見るのではなくスマホで見るのですが、我が家のような首都圏の夜でも光害でかなり明るい場所でもただ置いてアプリを操作するだけで簡単に星雲が撮影できるという驚きの性能でした。


実は昔から天体観測は好きで時々天体写真も撮っています。

天体望遠鏡で撮るのですが、赤道儀というものを設置して、設定し、さらにカメラを取り付けて寒い中で何時間もかけて撮影して、パソコンで画像処理してようやく天体写真ができるのです。


ところがこのSeestar S50はベランダに置いて水平を出すだけで、あとは勝手に全てやってくれます。



これは昨夜私が撮ったオリオン大星雲。


アプリのボタンを押しただけです。


これはM81とM82。この図柄を普通の望遠鏡で撮るのはかなり大変ですがあっという間に撮れました。


こちらはM51、子持ち銀河です。


これらの写真がベランダであっという間に撮れることに驚きしかありません。


この望遠鏡を作っている会社はZWOといって中国にある天体用のCCDカメラを作っているメーカーで私も愛用していました。


これまでこういったスマート望遠鏡は安いものでも20万円程度だったので、この機種の8.2万円は価格破壊です。



こんな持ち運びできる箱がついてきて


三脚もカーボン製の極めてまともな物が付いてきます。


それにしてもなんでこれが8万円で作れるんだろう、、、、


これを見ると、日本の製造業は危ういなと思ってしまいます。