P.163 社会の窓


UK版P.96 flies


ロンがハリーに言った。死語?と思い検索したらそうでもないらしい。が、ちょっと違和感。


試訳:ズボンのチャック、ズボンのファスナー



ハートスペードダイヤクラブ


P.163 ラベンダーを振り切るやり方


UK版P.97 how to get rid of Lavender


女の子攻略本について話すロンの台詞の一部。せめて振り切り方とか。振り切るやり方なんて

普通に言うかな?


試訳:ラベンダーを振る方法、ラベンダーを厄介払いする方法


別れる…ってするのは意訳だろうか。



ハートスペードダイヤクラブ


単なる誤植。たまたま発見したのでメモ。


P.164 誕生日に贈ったとそっくりの

正)  誕生日に贈ったとそっくりの



ハートスペードダイヤクラブ


P.164 料理用レンジ


UK版P.97 the cooker


間違いではないけど、料理用ってなくてもいいのでは?もしくはガスレンジ?あー、ガスじゃない

のか。電子レンジでもないし、IHでもない。別な本に料理用ストーブって表現があって、こういう

場合は料理用ではないものが主流なのでいいと思うんだけど。要は火を使う場所。レンジだけ

では、電子レンジを思い出しますな…。コンロ?



ハートスペードダイヤクラブ


P.164 パッケージ半分もの量のベーコンが、フライパンから飛び出して床に落ちた。


UK版P.97 causing half a pack of bacon to flop out of frying pan on to the floor.


魔法界のベーコンには、マグルのスーパーマーケットで売られているようにパッケージがある

とは思えぬ・・・。


a pack of で たくさん という意味じゃないだろうか? a pack of lies → うそ八百

もしくは一包み?あるいは訳さなくてもいいのかな。


試訳:大量のベーコンの半分がフライパンから飛び出し、床へ落してしまった。



ハートスペードダイヤクラブ


P.165 残したい毛が残らないかもしれませーんよ……


UK版P.98 you might find you 'ave a leetle less hair zan you would like...


デラクール氏が魔法かみそりについて説明するシーン。ちょいと笑ってしまいました。

なんかハゲちゃうみたいで。

直訳すると、やりたいのより少し毛が少ない自分を発見するでしょう。


試訳:望んでいたのより、少し剃り過ぎてしまうかもしれません……


剃り過ぎではダメだろうか?


ちなみに、ひげそりは髭剃りという漢字になっている。ダンブルドアとは字が違うなぁと

思って見直したら、ダンブルドアは鬚(P.37)。


辞書で確認したら、「髭」は口ひげ、「鬚」はあごひげ、「髯」はほおひげ…。だそうだ。使い分けて

いるらしい!


ぶーぶー


P.207 「あいつ、間抜けなちょび顎鬚生やしてやがったの、見たか?」

ハリーはどっちつかずに唸った。


ロンがクラムのことにいちゃもんつけてるのだが、上の法則で行くなら、っていらなくない?

ちょびヒゲならともかく、ちょび顎鬚って…。しかもこの漢字。


UK版P.120 ' Did you see he's grown a stupid little beard ? '

Harry gave a non-committal grunt.


試訳:「あいつ、間抜けなちょび鬚生やしてたの、見た?」

ハリーは曖昧に唸った。


しかも、non-committal は、はっきり態度を示さない、言質を与えないという意味だから

どっちつかずでも間違いではないのかもしれないが。当たり障りない、曖昧にの方が適切な気が。

※全体的に乱暴なので、ほんのちょっと修正。

ハートスペードダイヤクラブ


P.171 おばさんの肩越しに、ロンがハリーに向かって両手の親指を上げ、唇の動きで

「いまのはいいぞ」と言った。


UK版P.101 Over her shoulder, Ron gave Harry the thumbs up and mouthed,

Good one.


thumbs up は、親指を立ててかと。しかも片手で thumbs up、両手なら two thumbs up.

しかも、声に出してないのに言ったとしてしまっては…。


試訳:おばさんの肩越しに、ロンがハリーに向かって親指を立てて、「いいぞ」と口を

動かした。



ハートスペードダイヤクラブ


P.199 魔女淑女の帽子は珍しい花々で飾られ、魔法にかけられた鳥が羽ばたいている。

魔法使い紳士のネクタイには、宝石が輝いているものが多い。


UK版P.116 Exotic flowers and bewitched birds fluttered on the withces hats,

while precious gems glittered from many of the wizards' cravats.


どこにも紳士淑女は出てこないし、そもそも日本語としてどうかと思う。パーティー感を出した

かったのでしょうが。なお、この cravat はネクタイだけどいわゆる日本のサラリーマンがしている

ネクタイとは違うので、単にネクタイとしてしまうのもちょっとさみしい。


試訳:魔女たちの帽子には異国の花々と魔法をかけられた鳥が舞い、

魔法使いたちのクラバット(ネクタイの一種)の多くには、高価な宝石輝いていた。



ハートスペードダイヤクラブ


P.200 飛びきり珍妙な姿の魔法使い


UK版P.117 with a most eccentric-looking wizard.


ルーナの父、登場。間違ってないけど、珍妙とか好きだなぁと思って。


試訳:とびきり風変わりな姿の魔法使い


ぶーぶー


P.200 片目がやや斜視で、


UK版P.117 Slightly cross-eyed,


こちらもルーナの父ゼノフィリウスの描写。片目は余計な表現。


試訳:やや斜視で、



ハートスペードダイヤクラブ


P.203 鼻は嘴(くちばしとルビ)の形で目の周りが赤く、羽根のついたピンクの帽子を被った

魔女の姿は、機嫌の悪いフラミンゴのようだ。


UK版P.118 Her beaky nose, red-rimmed eyes, and feathery pink hat gave her

the look of a bad-tempered Flamingo.


beaky は、確かにくちばし状のってことなんでしょうけど。とがった鼻でいいのでは?

このあとフラミンゴみたいと続くので、くちばしを使うのであれば、鼻はまるでくちばしのような

かたちで…とか。


試訳:くちばしのようなとがった鼻に赤く縁取られた目、羽根のついたピンクの帽子を

かぶり、不機嫌なフラミンゴのように見えた。



ハートスペードダイヤクラブ


P.207 ロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージの四人が花道を急ぎ足でやって来た。


UK版P.120 Ron, Hermione, Fred and George came hurrying down the aisle.


aisle を普通に通路とすればいいのにね…。なんで花道?たぶん、結婚式だから?

でもその場合、バージンロードって言うんじゃない?しかも、バージンロードは新郎新婦しか通れ

ないわけで。


試訳:ロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージが通路を急ぎ足でやって来た。


P.207 の最後の行。ウィーズリー夫妻も花道(aisle)を歩いて来ている…ガーン

P.208 さすがにフラーが登場したら、バージンロード(UK版P.121 the aisle )となっている。








P.157 「どっこい、ママったら、まだ僕たちのこと、ほっとかないつもりだぜ!」


UK版P.94 'But she still won't leave us alone !'


どっこい?ロンの台詞です。


デラクール一家がやって来て狭い苦しいので、鶏小屋に逃げて来た3人。すると、ロンのこの

一言があって、洗濯物を持ったウィーズリーおばさんが現れる。だから、「しかし」的な訳ではない

のだろうが、どっこいって…。


試訳:「どうやら、ママはまだ僕たちのことをほうっておかないつもりだぜ!」



ハートスペードダイヤクラブ


ロンからハリーへの誕生日プレゼントが柄にもなく本。そしてハリーは…。


P.163 「伝統を破ってくれるじゃないか」


ま、ロンの伝統、スタイルから外れている、ロンらしくないってことだと思う。


UK版P.97 ' Bit of a departure from tradition, isn't it ? '


試訳:「少々、ロンの流儀から外れてません?」


英語も固い表現なので、こんな試訳にしてみましたが。ハリーもわざと言ってるのかな。

tradition をスタイルってしていいのかなー。某巨大掲示板にて、流儀という表現を使って

みては…?という書き込みを発見!私もそれがぴったりだと思うので、拝借しました。



ハートスペードダイヤクラブ


P.206 「私、知らなかったわ。あなたが――まあ――またお会いできて――お元気?」


UK版P.120 ' I didn't know you were-goodness-it's lovely to see-how are you? '


思いがけないクラムとの再会でしどろもどろのハーマイオニー。

ちょっとおばさんっぽい(笑) 


試訳:「私、知らなかった。あなたが――まぁ――会えてうれしいわ――元気?」


試訳するほどでもないが一応。まあのところ、いやはやがいいなぁなんて。それも17歳女子は

言わないけど。驚いちゃったな、どうしましょ、とか?難しいね…。




ささいなことだが、気になった。

日本語の小説でも、あえて同じ言葉を使わずに書かれているものはある。しかし、この短い間に

こんなに言葉が変わるのは、表記のゆれとしか思えない。


P.151 (UK版はP.90)


7行目 魂の断片 (the fragment of soul)

     その入れ物 (its container)


12行目 魂の一部 (the bit of soul)


15行目 魂のかけら (The bit of soul)


17行目 魔法の容器 (the magical container)

      魂の断片 (the bit of soul)