宝木屋さん | 千里の一歩大海の一滴

千里の一歩大海の一滴

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宝木屋さんと書いて「うえきやさん」と読みます。

そんなエピソードです。

ある日とある婦人部長が東京蔵前の路上でリヤカーを引いた植木屋さんと出会う。

先生に婦人部総会の報告とお花を届けようと思った。

いろいろと話も弾んで植木屋さんもとても人が良かったので、「これを奥様に」と

会合で配る栞を手渡した。和歌が綴られていた。

「いい詩だね、誰が書いたの?」と植木屋さん。

婦人が裏を返すとそこには「池田大作」との文字が。

すると植木屋さん「知っているよ!この人!素晴らしい人なんだ」という。

話を詳しく聞くと、先生がまだお若い頃、この植木屋さんからいくつか鉢を買ったそうだ。

後ろには戸田先生もいた。

そのときの先生の振る舞い、そして温かな言葉を忘れられない。

「俺は池田先生が好きなんだ、信心はしていないけど。一番尊敬している。

「先生の御恩は一生忘れない」。「週刊誌は全部ウソばかりだ」とも。

 

婦人部長は「先生にお手紙を書いたらどうでしょう」と提案し、

すぐに近くの文具店で便箋とペンを買ってきた。

このお手紙に対して先生はすぐに手を打たれ植木屋さんに返礼と二冊の本が届けられた。

そこにはこう綴られていた。

 

「島村一雄(植木屋さんのお名前)大兄

 崇高なあの日を忘れまじ

 世界一なる 宝木屋 万歳

 鉢植え 御手紙 感謝 合掌

  三月二十八日 大作

 

宝木には「うえき」と、ふりがなが振られていた。 

 

 

民衆こそ王者4 第三章より引用

 

 

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