あのさ、いきなりだけどハンズフリーフォンってあるじゃない?


片耳にイヤホンさして使うアレ。



あたしは以前に信号待ち中に携帯電話に出たせいでキップを切られるという(しかもチャリンコ警官に笑)初歩的なミスを犯してしまったので、同じ過ちを繰り返さないようになるべくハンズフリーフォンは積んでおくようにしてる。





昨日もね、仕事の用事があって環七流してるときに「プルルルル……」とTEL。



あたしはカーステから流れる椎名林檎にノリノリであったのだが、電話中にうるさいのはマナー違反だろう?

仕方なく音量のボリュームを下げて電話に出た。





品の良い声で保険会社のオペレーターさんが事故についての経過を端的に説明している中、カーステから流れるのは丸の内サディスティック。








保険会社「……という事ですので……」




♪~報酬は入社後 平行線で~

~東京は愛せど 何もない~♪






あたし「分かりました。そのままで結構ですよ。」

保険会社「承知致しました。それでは○○保険会社の○○が承りました。失礼致します。」




……電話が終わった。



そのときちょうど曲はサビの真っ最中。




♪~マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ~


~内部絶頂に達しているだけ~♪





もちろんあたしは歌った。


完璧に歌いかたのクセまで真似っこ。


気分はもう完全に椎名林檎なワケさ。





♪~そしたらベンジーが 肺に移ってトリィィィップゥゥゥウウ~~♪




サビラストの裏声まで完璧に決まった!!と心の中でガッツポーズをした瞬間……。




































「お電話切らせて頂きます……。」



















ちょっっっっ、電話繋がってたのぉぉ!!???


切ってくれよぉぉぉおおおおおお(´;ω;`)







……恥ずかしすぎて死にたい(ばく)
今週の土日を使って倉庫の整理をしてたんですよ。


散らかり過ぎて作業効率悪かったからね。





まぁ、これまでに何台と友人のクルマを触らせて貰ってきたわけで、それなりに置き土産がたまっとるわけです。


あとはいつか自分のクルマに付けようと思ってとってあるパーツとかね。





コレなんかもその一つ。




IHIのRHC-7タービン。

まぁ古いタービンです(笑)






コンプレッサーも一番大きいTCW77サイズで、EXハウジングはP20サイズ。

たぶんシングルじゃコレが一番大きいのかな?




これ以上ってなるとRX-62基掛けとかね。

TCW15サイズでペケロクツインなんて仕様、いたっけな。




性能もそりゃ凄かったけどお値段も立派なモンで、一基の値段は驚きの55万円!

T88H-38GKだって新品は22万8000だよ?(笑)




それを2基掛けして谷田部で走ってたんだから当時のチューナーは厳しかったでしょうに……。







まぁ、今じゃ値段も落ちに落ちたんだけどね。



じつを言うとね、このタービンはスカイラインに付けようと思ってたんだよ。



だけど、こいつはセンターカードリッジにガタが来てて要OHのジャンク品でさ。


しかもフランジがT4だから(ギャレットタービンとかはT3)それ用のエキマニを見つけるか加工しなきゃいけなくて断念したんだ。




知り合いのショップからAPEXのAX75F92ってタービンも手に入ったからね。








でも、こいつを起こして回してみたいって思いもあるんだ。


もちろん、ハイブースト前提だから2kg以上はマストね。





2kg常用なんて大丈夫?って言う人もいるんだけど、要はエンジンとのマッチングだから。


もちろんそれなりの手間と工夫はいるんだけどさ。



いろんなエンジン見て、触って、体感して、今はそれなりに考え方がまとまってきたしね。

ちょっとやそっとじゃ壊れないって言い切る自信もあるかな?





プライベーターナメんじゃねーぞ!みたいな(笑)
いまではハイブーストジャンキーなわたくしですが……実はNAエンジン一辺倒だった時期もありました。







初めて組んだSR20もNAだったしね。

こいつがその処女作(笑)






銀ヘッドにデスビがNAの証。


コレも中身はなかなかSPLな仕様だったんだよなぁ。





まぁ、昔話はさておいて……


なんといってもSR20のNAはパワーが出ないこと出ないこと(笑)




そうだなぁ……、


ハチロクに92後期の4AG乗っけた方がまだ速いってレベル?(笑)

下手すりゃ今の新規格軽のターボ車に置いてかれるぐらいだから。







でもね、NA特有のフラットトルクもコレはコレで楽しかったんだよなぁ。


イチサンだと車重が軽いからガンガン踏んでいけてねー♪




日光だと4コーナー立ち上がりで戻りそうになるのをクラッチ蹴って蹴ってで立ち上がって、みたいな(笑)




……まぁ、フライホイールが純正だとクラッチ蹴りすら意味をなさないんですけどね(笑)








ただあまりにも遅いからといってSR20でNAメカチューンをやろうとなると……とてつもなくお金がかかるんだ。


しかも掛かるコストの割りにはあんまりパワーも上がらない(泣)








パワーアップってぶっちゃけエンジンの吸気量アップだから、ターボならブースト上げちゃえばパワーアップ。

でもNAの場合だと基本は排気量アップか回転数アップしかないんだよね。





これ、どっちもSR20には向いてないお話なんだ(苦笑)




肉薄なアルミシリンダーが簡単な排気量アップを阻み、ラッシュアジャスターが高回転まで追従しない。


ソリッドピボットに変更してその問題を解決したとしても、今度はY字ロッカーアームが立ちはだかる。




実は困ったちゃんエンジンなのね。(苦笑)







これが4AGだと92後期に4スロ、ハイコンプピストン。

ヘッドは軽くポートをさらってやってカムをIN/EX共に288°ぐらいに変えてフリーダムで制御すりゃ180ps 位ポンと出ちゃう。




いわゆる定番のハイカムハイコンプ仕様ってやつね。


お値段は30万もあれば余裕でお釣りが来る手頃さ。




この仕様ぐらいになると速いよー。

5速に入れてもちゃんと加速してる感じがあるからね。







ね、4AGって素晴らしいエンジンでしょ?


だけど、SR20のNAだって低コストで夢のハイカムハイコンプ仕様が作れたんだ。







コレはパルサーVZR純正のN1ピストン。


こいつの秘めた性能は驚くべきものがあったんだよね。




このピストンと0.6mmのメタルガスケットを使うと純正部品にも関わらず圧縮比は驚異の12.9まで上げられるんだ。


自分はヘッドをさらに0.6mm面研してたからレース用エンジンにも匹敵する13.1まで上げてた(笑)




まるで社外品を思わせるピストントップがヤル気にさせるよね(笑)







そんな高性能ピストンがなんと1個3840円だったんだ。




あぁ素晴らしきかな純正部品!




こいつを組み込んだ腰下にカムは東名の260°、B/Sスプリングはオーテックシルビアの純正品(こいつも一台分で10000円ぐらい)、リテーナーもパルサーN1用のチタンを奢ってやれば4AG以上の低コストで夢のハイカムハイコンプ仕様が出来ちゃうのだ。




ミソは260°のカムを使うことと、オーテック用のB/Sスプリングを使うこと。


ここで欲張って270°カムを組むとかえって遅くなるんだ。






どーせラッシュ殺しても良いとこ9000rpmまでしか回らないからね。


だったら4000~6000rpmのトルクが生きてくる260°方が乗ってても速いんだよね。





どーせピークパワーだって4~5psしか変わらないんだし。

だったら中間の10psの方をとる方が賢いってモンです。





とまぁ、昔はそこそこ手軽にそんな仕様も作れたんだけど……そんな良い時代も長くは続かなかったんだ。


純正部品の値上げの嵐でね。







まず、ピストンはリングも合わせて日産部販に注文すると今ではなんと25万もする(爆)


社外品の鍛造ピストンだって20万ぐらいだよ?




チタンリテーナーも、昔は290円だったのが1個4510円だ。


一台分で72160円!!





まぁ、N1ピストンは裏技を使えば7000円ぐらいで似たようなモノがまだ買えるんだけど……。


それでもリングも合わせりゃ6万円近く掛かるしね……。






だからもうSR20メカチューンは一般的なものでは無くなっちゃった。


自分はチタンリテーナーも、N1ピストンも手持ちで1台分だけまだ手持ちがあるんだけど……。







なんだか使うのが勿体無いような、ね。









倉庫の整理をしてて見つけたピストンを見て、ふと物思いに更けるのでした。


あたしが組んだちょっと楽しそうなSR20くん。



オーナーにとりあえずのデータで1300km程ナラシしてもらってセッティング。






うん、予想通りのじゃじゃ馬だじぇwww








具体的な話をするとね、ブーストが正圧に入る所の空燃比がちょいシビア。


バチッと12付近で安定しないのよ。






……うーん、ロムチューンは難しいねぇ。



でもアレにイタズラすれば良い感じになりそう♪

ってことで、深夜のSAでイジイジ。







うん、今度はレスポンス良すぎてギクシャクするぞ(ばく


よし、今度はあっちをイジイジ。





変化が如実に現れてなんだか楽しくなっちゃうな(わら











なんだかんだで300kmは走ったかな?


疲れはしたけど、楽しい夜だったから満足です。








高圧縮ターボ、なかなかフィーリング良いですぜ。


トルクがぐいぐい出るからSRに慣れちゃうと逆に気持ち悪く感じるかも(笑)




あとは4000rpm過ぎの繋ぎだなぁ。





なにがって、鍛造ピストンよ。


友人のおもちゃ(F6A)をさらなるハードな調教に耐えるようにぜひともピストンは鍛造入れたいんだけどさぁ・・・。





ピストン3つで10マソってどーゆーことなの!??


・・・・いや、冷静に考えれば10万って値段も妥当っちゃ妥当なんだよ。

ただね、わたくはF6Aごときに10万円という金額は足踏みしてしまうのだ。




一昔前ならストーリアX4純正の鍛造ピストンが安価に手に入ったのにね。

それに合わせてブロックボーリングしてやりゃ排気量UPと強靭な腰下が同時に実現できたのだ。







うーん、悩む。


どうせ鍛造ピストンを組むならK6A用の68Φを入れたい。

それに合わせてボーリングすりゃ(そんなにおっきいピストン入れてもへっちゃらなF6Aって素敵!)夢の720㏄仕様ですよ。


IHIのF5どころかTD04だって回せちゃうよ!





でも今回使うタービンはHT07のハイフロー仕様。

これはワゴンRワイド純正のHT07のA/R=9(これが通称ラージコンプレッサーって言われてるやつ)にHT06タービンのA/R=12を組み合わせたものね。



これがF6Aにポン付けできるタービンの中じゃ最大サイズになるのかな?






このサイズだとね、だいぶ上フリなエンジンになるんだよ。

だいたい5000rpmぐらいからがパワーバンド。




でも、ノーマル排気量でも回せないことはない。

だいぶじゃじゃ馬な特性にはなるんだけどさ。





今回のテーマは「より楽しいおもちゃに!」なのでじゃじゃ馬であることに憂いはない。


じゃあ、高価なピストンも高額な加工費もいらねーんじゃ・・・・。






間違いであっても 正しくはなくても
ソレを選択するコトもありだろ――――――――――