★「九里亜蓮FAでオリ移籍の衝撃」 | 阪神タイガース超応援日記2024

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藤川球児新監督就任!
投手目線の分析力に定評のある同氏だけど、貧打の解消についてはまだ課題多し。
王座奪還には、初球ストライクを見逃して追い込まれ、進塁打の出来ないダメダメ打線のレベル向上こそ急務。
期待しています。

海外FA権を行使していた広島東洋カープの九里亜蓮投手が、オリックスに移籍する事が発表された。
オリックスは西川龍馬に続き、2年連続で広島の主力選手を獲得する事となった。

海外FA権を行使していたから、てっきり米メジャー挑戦するのかと思っていたものの、あっさりオリックス入りとは、大変な衝撃を受けた。

九里が国内チームにも目を向けていた事が公表されていたのなら、大山に続き、SBの石川をロッテに奪われFA獲得失敗続きの巨人も、「もっと早く狙っていたら…」と思わずにはいられないだろう。

オリックスも、かつては3連覇を遂げた名将中島監督の退団後、巻き返しのための大型補強を狙っていたのだろうが、まさか広島の主力投手を獲ってしまえるとは、どういう交渉の仕方をしていたのか興味が湧く。

現ドラで矢崎を出し、1巡目でオリックスから31歳ユーティリティ野手の山足をとった広島は、現ドラ史上初めて「2巡目」で日本ハムから鈴木健矢投手を指名。
しかし、予想に反し、日本ハムは2巡目指名を辞退し、広島は現ドラリストから選んでもらえず、結局1人分の支配下枠を開け損なってしまい、この時点で支配下選手枠が68名。

これからの補強の事を考えると、さすがに残り枠が少なすぎる。

九里の人的補償でオリックスから選手を獲るにしても、1減1増で支配下68名とすれば、今後外国人選手を補強で2名入れるともう育成からの昇格なし、育成昇格枠を1つ残すとしても、外国人選手は1名獲って終わり、という悲惨な状況だ。

(※管理人12/13訂正 九里が抜けて支配下枠68名だそうだ。という事は人的補償で選手を獲ると69名! なお、今季もスタートは支配下枠69名だったらしいので、通常定期らしい。育成選手がシーズン中に昇格する想定してないとしたら、ソフトバンクより厳しい。広島の育成選手たちは1年間何のために頑張るのか…)

 

22試合先発で131イニング7勝の先発投手がいなくなるわけなので、かなりの痛手だと思うが、九里の退団を考えていたのかどうかドラフト1位指名は内野手。

いろいろ考えると、広島は投手の選手層が薄い。

打たないとしんどいだろう。

 

なおオリックスも岸田新監督がどんな采配を目指すのか分からないが、山本由伸の穴は、宮城でも山下でも埋め切れていない。

久里にかかる期待は思いのほか大きい。

彼がパリーグでどれだけ通用するのか。

西川龍馬は期待外れだったが、九里のこれからの活躍を見ていきたい。