今回はスリーコードからイメージを広げて行く事にします。

ド・ミ・ソ
って3つの音で C ってコードになる事はご存じだと思います。
こんな単純なコードは、理論がかなりわかっている人もないがしろにしないし、すごく奇抜なサウンドの中でも、このような3音(トライアド)は無くてはならない存在なんです。


(※はっきりと見えるように載せたところ、五線がずれてしまいました、すいません)

正統な理論のサイトや理論書では、もう一つBm7-5ってコードを入れて、ダイアトニックコードってかいて有りますが、最初はそんなコードは無視してギターの都合で、この6つのコードをしっかりと覚えましょう。

尚、五線下のカッコで囲んだコード表記はしないのですが、イメージとして捉えてください。

って事で、コード進行とかを考える時に、低音をベース任せにして、3コードで考えて後で低音を決めるって事で、オリジナルなメロディーを考えてみましょう。

だから、ギターで

この3つのフォームを自由に弾けるようにして、ハミングでメロディーを歌ってみてください。カラオケ
それで、あとで低音はどちらが良いか(Cのコードだと低音がドなのか?ラなのか?)を、決めて下さい。これで、スリーコードのバリエーションから広がった事が解ると思います。

これらで大事な事は各コードが低音を決めてどのような役目をした響きになっているかを感じる事です。

ギターの相棒とかが居るときは、相棒はパワーコードを弾いてもらい自分は、ここで図に示したスリーコードを弾くという方法で試してみて下さい。

ストレートはアメリカンロック的なサウンドにしたいときは、これを基本にメロディーを考える事がしばしあります。勿論、掟も有るし、これ以外のバリエーションもあったりですが、その当たりはこれから先に説明していきたいと思います。

こうしたことでダイアトニックコードって括りが解って来たことになっていきます。

スリーコードの時も今回もですが、これらの範囲で沢山弾いたり、メロディーを考えて、飽きて頂きたいと思っています。そうして、そこから一歩ずつバリエーションを広げていくエネルギーになってゆくでしょう。

次回はダイアトニックの事をテキスト中心で、理解が深まる記事を掲載します。

お楽しみに。。。。



音楽制作
今回はスリーコードについて話を進めていきます。

ギターってコードの形から覚えて行くので、なかなかサウンドの響きに無頓着になる事もあります。

そこで、今回はスリーコードについて話して行きます。

理解して欲しい事は、
例えば、Cを弾いていて、その響きがその曲でどんな局面で奏でられているか?
って事です。
キーがGの曲でのCと
キーがCの曲でのCとは違う存在なのです。

Cのキーで説明していくと、

コード進行が
C右矢印F右矢印G右矢印C
の時、それぞれのコードは
右矢印右矢印右矢印
というサウンドの役割で流れているのです。

ギターで簡単な物語を語りながら弾くとよく解るでしょう。
Cを弾きながら
「昔々、有るところにおじいさんとおばあさんが平穏に暮らしていました。」
Fを弾きながら
「有る日のこと、鶴が怪我をして倒れていて、老夫婦は厚く看病して、、、、」
Gを弾きながら
「・・・・、その鶴はけっして見てはいけませんと、、、、」
Cを弾きながら
「・・・・幸せにくらしてゆきました。。。」

物語は何でも良いです。

そんな事を感じると、最近の映画などを思い起こしてみれば、起承転結の順番じゃなく進んでいくストーリーも珍しくありません。
重大な事件の場面から始まるストーリーなんかは
F右矢印C右矢印G右矢印C
こんなコード進行にたとえられたり、

連続物のドラマのシーズンの最後などは、次に期待を持たせる為にGのコードの感じで終わったりもしてるようです。

映画のストーリーでも、事件ものののストーリーで最初に犯人はわからない事なんかは、曲のコード進行でいうと、最初のコードではその曲のキーは判らないって事に例えられると思います。

いずれの人も、オリジナル曲を創るのに「絶対に良い曲を創ろう」と思うでしょうけど、最初はそんな起承転結を意識して、スリーコードでオリジナルのメロディーを創って見る事をお勧めします。

そんな事で、次回はスリーコードに飽きた時の為のコードのイメージ作りをやっていこうと思いますので、また、読んで下さいね。



音楽制作
セブンスコードもマイナーコードも解って来て
今回はマイナーセブンス(m7)のコードについてやっていきます。

前回の3つのフォーム、


を使ってのイメージ作りをしていきます。
Form-1の場合はお決まりの基本フォームを意識出来るといいです。
赤丸がルート音です。


青い線を人差し指でセーハ(バレー)するコートフォームがイメージする形、
青い線が0フレットならAm7
これが7フレットなら、Em7
ルート音はベーシスト任せとするので、弾くのは黒丸の3つ

これも、イメージする(ベーシスト任せ)音は赤丸
赤丸が8フレットなら、コードはF
このフォームは、青い線の部分が0フレットだとしたら、基本形はローコードのCと同じ、

続いてForm-2ですが、

このイメージは、基本イメージが難しいかもしれませんね。
ローコードの基本形のDm
赤丸は6フレットなら、Fm7

※イメージが難しい人は、「コードについて_その13」を参照して下さい。



このフォームをイメージしましょう。
最初にみんなが苦しんだ基本形Fのコードと同じ。
青いラインが0フレットならコードはE
又、青いラインが7フレットなら、コードはB

続いて、Form-3です。

青いラインを0フレットとすると、コードはEm7
最初にコードブックを見回して一番楽勝なコードフォームだという記憶の人もいるでしょうね。
青いラインが10フレットならコードは、Dm7


これもおなじみのコードフォームかと思います。
青いラインが0フレットなら、基本形はGのコードです。
勿論移動していって、このまま押さえる事は無理ですが、イメージ出来るようにしましょう。
ルート音としては3弦の音がルートの音だとイメージ出来るように頑張りましょう。
青いラインが8フレットならコードはEb

これらのイメージから、この先に作曲に関して、ギターリスト的発想でコード進行とかを考えるイメー等が出てきますので、これからもお楽しみに。。。。





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