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セドナから最終目的地、ロサンゼルスへ。

地図で確認してみると、約500マイル(=800km)。
こんなに長距離運転するのはもちろん初めて。
(でも、アメリカだとこんなの短い移動らしい。恐るべし。)

まぁ、いいや。広大な土地のドライブを楽しもう!

ということで走り出す。

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走る!走る!

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給油!給油!

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走る!走る!走る!

それにしても、カリフォルニアの空は本当にきれいだ。どこまでも青い。
この旅を初めてから、一度も雲を見たことがない。
素晴らしい気候だ。

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貨物列車と並行ドライブ。ちょっと楽しい。数えてないけど、めっちゃ長い!

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途中、ルート66沿いの町Seligmanに寄る。バイカーがたくさん。カッチョいい。

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夜になったので、適当なモーテルに泊まった。
ここのモーテル の方、めっちゃいい人でした。
素敵なモーテル体験をありがとうございます。

ドイツから移住してここSeligmanに住み着いて、
モーテルを経営してるそうです。

なぜここで?!と言いたくなるような、なにもない場所だけど。

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浅羽さん に教えてもらった、バグダットカフェにも寄る。

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さらに走る!
そろそろ、走っても走っても、どこにも着かない気がしてくる。笑

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着いた!

アメリカに比べて劇的に狭い日本国内なら、
もうどこでも車で行ける気がした、28歳の春。
朝から雨だった日曜日、のこのこボール大会は無事開催されました。

開始直前に奇跡的に雨が止み、曇りだったけど、全く雨に降られることもなく、万事OKでした。
持ってますね。

以下、写真をハイライトで。

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福岡からフェリーで10分。乗ったと思ったら着いてる距離。

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のこのこボール場は、そこからバスで15分、アイランドパーク内にある。

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エントリーは約30名。雨の中、ほんと皆さんよく集まってくれました!

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主催者こどもびいる浅羽さんから開会挨拶的な。

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のこのこボールに使うクラブ。

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電気工事士兼カメラマンの小山さん。本気モード。

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全9ホールを走りまわって、Par28を目指しました。

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午後からはバーベキュー。

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海の見えるバーベキュー会場で、40人以上でやりました。

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せっかく福岡R不動産で物件を借りていただいた方々も集まってくれたので、借りた経緯、物件の紹介、改装した内容、などなどをご本人からそれぞれ話してもらいました。これは面白かった。



振り返って、名簿を見てみると、参加者の職種がかなり広いんです。

料理研究家、テレビ局、投資家、広告代理店、大工、電気工、編集者、WEBデザイナー、インテリアデザイナー、建築家、行政、商工会、飲食店、不動産屋・・・

よくこんなメンバーで一つのイベントをできたなぁ、と今更感心。

大人が本気で遊ぶと、かなり面白いですね。
これは是非また開催したい。

次は夏の糸島バーベキューかなー。

今日は、見事に雨が降るのか降らないのかハッキリしない予報ですが、やります!

たぶん晴れます!

みなさん、能古島でお待ちしてます。


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ちなみに、海辺のキャンプ場では、このイベントもやってます。
http://www.nokoisland.com/


元気な人は、のこのこボール→バーベキュー→サンスプラッシュもありかも(笑)
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先日ブログ 等でお知らせしていた

「こどもびいる×福岡R不動産 杯」のこのこボール大会2011&バーベキュー

ですが、のこのこボールは定員に達しましたので締め切らせていただきます!

バーベキューの方は、明日5/20中までは申込受け付けております。


主催者の浅羽さんが自宅で自分の車に轢かれて死にそうになったり 、最近晴れ続きなのに肝心の日曜だけ予報が「曇り時々雨」だったり。

若干心配ですが、晴れさせて思いっきりあそびましょー。

※浅羽さんは元気でした。
※雨の場合でもバーベキューはやります。

ラシベガスから車を4時間ほど走らせ、Route 66沿いの小さな町、ウィリアムズに到着。

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その日は適当に走っていて見つけたモーテルに泊まることにした。

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こんな感じ。

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部屋は独立した平屋で、目の前に車を泊める。なにもないけど、なぜか楽しい。なにもない町だけど、何人もの旅行者がいる。広大なアメリカならではだ。

走っていてよく目につく「RV」という看板。これはRVパークといって、キャンピングカーで旅行している人が利用する施設らしい。

このモーテルはRVパークの機能も兼ね備えていたので、でかいキャンピングカーも泊まっていた。

電気、水道、排水、wifiが完備され、とても快適に過ごせそう。次回の旅はキャンピングカー借りて行ってみるのもありだな~と思いつつ。


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翌朝は早起きしてグランドキャニオンでサンライズを拝みつつ、さらに東へ、アリゾナ州セドナに向かうことにした。

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車で走ること3時間。今回初めて存在を知り初めて行ったセドナだけど、グランドキャニオンよりも圧倒的に感動した。

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商業地になっているメインストリートも高台にあって、見渡す限り360度、赤い岩山で囲まれている。このような景色は初めて。

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ネイティブアメリカンの聖地らしく、パワースポットとして知られているそうだけど、そんなことよりこんな面白い風景、地形があることに驚いた。

最近ガッツリ観光地化したらしく、建物は比較的新しく道路もキレイな「作られた町」であるはずなのに、嫌な感じが全くしない。

開発前はもっと良い景色だったはず。
この景色をわかりやすく言うと、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンの原型。チープな表現ですが(笑)

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斜面に沿って宿泊施設が作られている。

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レッドロックに刺さる教会。

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景色が飛んでしまって残念だけど、素晴らしいVIEW!

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どこから連れてこられたのか、馬もいます。

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山あり川あり。

おかげでアメリカの大自然を堪能できたので、次の目的地、ロサンゼルスへ向かうことにした。
サンフランシスコでは、シリコンバレーでの予定を詰め込みすぎて、観光は全くできず・・・。結局ダウンタウンにいたのは1時間だけで、フィッシャーマンズワーフでトドを見て、シーフードパスタ食べて終わりでした。(今回は本気でアポイントをお願いしまくったので、念願叶ってなによりでした)

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そしてこの日はサンフランシスコ空港からラスベガスへ飛行機で移動。

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Virgin Americaって国内線初めて乗ったんですが、遊び心があっていいですね。機内は照明が紫とピンクだし、非常時の説明ムービーがかなりフザけた漫画だし(笑)

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チェックインカウンターなんかを見ても、アップルストアみたいな感じのノリでした。さすがリチャード・ブランソン率いるヴァージングループ。あんな会社を目指したい。


で、ラスベガスではこれが観たかったんです。

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民間のデベロッパーが90億ドル!(約8000億円)をかけて1年半前に完成したシティ・センター(このQwikiの動画がイメージしやすいです )。

アメリカ史上最大面積かつ最大投資金額の開発プロジェクトらしいです。率直な感想としては、「でかすぎる」。大学時代に行って以来、アメリカ=「なんでもデカい方がいい国」という認識でしたが、さすがにこれはでかすぎる。

道路の敷地入り口からもとにかく遠い。シティ・センター内でやっているシルクドソレイユを観に行ったのですが、建物に入ってから目的の場所につくまで徒歩30分くらいかかりました(笑)なにかとブランドショップとカジノを通らせる動線計画になっているので、完全に不便です。

なんと敷地内に専用のモノレールまで作っちゃってるのですが、乗り場までがそもそも遠いので、あまり効果発揮せず。

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建物は「シャキシャキした外観」「吹き抜け」「ギラギラ内装」で統一し、豪華さを前面に出したイメージ。もうちょっと驚くかと思いましたが、そうでもなかったです。(場違いすぎて、良さが理解できないだけかも。笑)

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そして深夜は、もちろんカジノでしたが、ブラックジャックのみに集中し、勝って負けてを繰り返し、結局プラスマイナスゼロ。釜山(プサン)での負け越しを取り戻したかったんですが、また次回にお預け。


翌日は、友人からラスベガスに行ったらゼッタイに乗れ!と言われていた、アトラクションへ。

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わかります?タワーの先端にある細い棟。これがアトラクション。

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展望台の上に登って、さらにそこから打ち上げられるんですが、どうしたらこんなものを作ろうという発想ができるんでしょうか。どうしたら、そんなものの許可が出るんでしょうか。アメリカ恐るべし。

でも、最高でした。もうどんなジェットコースターに乗っても、ちっとも怖くないと思います。これは究極です。

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他にも、展望台の上で、クレーンに吊るされて、振り回されるというかなりバカなアトラクションも。


というわけで、ラスベガスでは十分楽しんだので、これからは車での長旅の始まり。

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今回はこのJeepを借りて。さぁ、出発。

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目的地はグランドキャニオン。
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アメリカ西海岸Tripの記事の途中ですが、お知らせです。

5月22日(日)に、「こどもびいる×福岡R不動産 杯」のこのこボール大会2011&バーベキューを開催することになりました。

そもそも「のこのこボール」とは?
博多湾に浮かぶ能古島(姪浜からフェリーで10分)にある名物ミニゴルフ。誰でも簡単にできます。「大会」なので、ちゃんとスコアを競います。

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これでやります。

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詳しくはこちらからフライヤーを見てください。


午前中にのこのこボールをやって、午後からバーベキューをします。
のこのこボールは定員36人なので、先着順になっちゃいますので、是非お早めに。


このイベントの目的
遊びです。たまには体を使って走り回って、楽しみましょう。
打って、走って、飲んで、食って。

あと、能古島や福岡R不動産に興味のある方には、飲みながら結構深い話もできたりすると思うので、面白いかもしれません。物件の話もあったりなかったり。

福岡R不動産のお客さん同士での話は、すごく盛り上がりそうな予感。


参加予定の方々
・能古島について興味ある方(能古島に移住した浅羽さんも参加)
・福岡R不動産で家を借りて/買っていただいた方
・↑の話を聞きたい方
・福岡R不動産に興味ある方(福岡R不動産スタッフも全員参加予定)
・ぼくらがお世話になっている方々
・なんとなく興味ある方。(つまり、誰でもOKです。笑)



自然の中で能古島が誇るニュースポーツ「のこのこボール」で汗をかき、きれいな花と海を眺めながらバーベキュー。のこのこボールの優勝者には豪華賞品があるとかないとか・・・。参加をお待ちしております。


「こどもびいる×福岡R不動産 杯 のこのこボール大会」

日時 5月22日(日)11:00~ (バーベキューは13:30~)

場所 能古島アイランドパーク(http://www.nokonoshima.com/park/p-top)

会費 3500円 (バーベキューのみ参加の方は 3000円)



―申込方法―

① のこのこボール大会の参加人数

② バーベキューのみの参加人数

③ 代表者のメールアドレスと携帯番号

上記の3つを明記し、sakata(アットマーク)dmx-j.comまでご連絡ください。



―注意事項―

・アイランドパーク入口で入場料を払わないでください。入場料は会費に含まれていますので、入口で「のこのこボール大会です」と伝えていただいたら、入場できます。

・雨天の場合は、会場の予約の都合上、雨天でもバーベキューは開催します。のこのこボールのみ中止となりますので、ご承知おきください。中止の場合は、当日朝8:00にメールいたします。

・のこのこボール大会は会場の都合により、先着36名様までとなっております。お早めに申し込みください。

・のこのこボール大会の参加者の方は10時15分、バーベキューのみの参加者の方は12時15分の船がベストです。アイランドパーク行きのバスは船が着いたら、すぐに出発します。

・会費に飲み物は含まれていません。ビールとソフトドリンクは1杯100円で飲めるように調達します。その他の飲み物はご自由に持ち込みください。



―アクセス―

・西鉄大牟田線:西鉄福岡駅下車

バス 天神1A「天神バスセンター前」→301,302「能古渡船場」行きバスで30分くらい
バス時刻表

http://jik01.nnr.co.jp/cgi-bin/Tschedule/tablepdf.exe?from=D00101&to=722011&yb2=N

・地下鉄:姪浜駅下車

バス 「姪浜駅南口バス停」→98番「能古渡船場」行きバスで15分くらい。

バス時刻表

http://jik01.nnr.co.jp/cgi-bin/Tschedule/tablepdf.exe?from=D10026&to=722011&yb2=N

・自動車

都市高速1号線「愛宕ランプ」下車→能古渡船場まで10分くらい。
 ※能古渡船場横に立体(第2)駐車場があります。ご利用料金:1日500円。

書くことが多すぎて、サンフランシスコの話から進みませんね。これを書いている今、ぼくはサンタモニカにいて、この旅最後の夜を迎えております。

プラグアンドプレイで熱い話をお聞きした翌日は、福岡県サンフランシスコ事務所の仲谷さんに教えていただき、マウンテンビューにある「Hacker Dojo」に行ってきました。

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Hacker Dojo(ハッカー道場?)は、コ・ワーキングスペース(説明は後で)という分類に入ると思いますが、プログラマーを中心とした人々が月に100ドル払って会員になると、いつでも自由に使えるオフィススペース。

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でかい倉庫の一部(といっても300坪以上ありそう)に机や椅子が配置してあり、好きな時間に来て、好きな場所を使って、仕事をするという新しい働き方を実践できます。

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全然デザインされていない、とりあえず作った!という感じが逆に好きです。

レンタルオフィスやインキュベーションオフィスのように使う場所(箱・区画)が決まっておらず、ほんとにどこでも自由に使えます。「賃料」ではなく「会費」であることも大きな違いです。

個室もたくさんあって、使いたい場合は事前に予約しておくと特段追加料金もなく使えるとのこと。

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これは個室の一つ。結構広くてソファーもあったり、意外と豪華。ありあわせのインテリア。それで十分。

ぼくが訪れたときも、20人くらいの人がいて、ノートPCに向かって作業したり、オープンな場所でホワイトボードミーティングしたり、個室で集中して仕事したり、ソファでだべったり、今夜のイベント(マリオカートwii大会)の準備をしたりしてました。


シェア型のオフィス空間が増えてきており、使い方等により呼び名が異なるので、わかりにくいかもしれません。ここで少し各概念の違いを個人的な見解で解説してみます。

・レンタルオフィス
簡易間仕切りで仕切られたブースだったり、個室だったりする区画貸しのスペース。建物オーナーもしくは事業者が運営する。

・バーチャルオフィス
レンタルオフィスの中に含むと思いますが、登記や電話番号、郵便物受け取りを目的としたバーチャルな契約形態にする使い方をするときに出てくる呼び方。

・シェアオフィス
一つのオフィス空間を、複数社でシェアをする形。オーナーが運営するのではなく、あくまで借主が自主的にシェアするのがレンタルオフィスとの違い。デザイン事務所や士業の事務所など、業種や働き方の近い人・会社同士でシェアするのが多い。

・インキュベーションオフィス
レンタルオフィスに近いが、インキュベーターが運営し、ベンチャー支援のサービスが提供されるのが違い。

・コワーキングスペース
使う机や区画は決まっておらず、空いているところを使う。利用料金が、「賃料」でなく「会費」であるのが他との最大の違い。仕切りが少なくオープンなので、利用者同士が話し込んだり、コラボレーションしたりすることもある。



主観的な解説なので、間違ってるかもしれません。むしろ、明確な定義はなくて、人によって解釈が違ったり、意味が変わったりもしてきてるので、正解はないかも・・・。ちなみにぼくはこの解釈で今のところ困ったことはないです。


さて、他のシェア型オフィスとの違いがわかったところで、このHacker Dojoの特徴ですが、それはシリコンバレーにあるが故、プログラマーを中心とした人々が集まることです。

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玄関と思われるスペース。

Dojo内では、集中して作業している人と、熱心にディスカッションしている人がいたのが印象的でした。ここからどんどん新しいWEBサービスが立ち上がってくるのかと思うと、なんとも可能性の感じる場所です。

ちなみに、フリーランスのプログラマーだけでなく、有名なIT企業に属する人も利用していたり、プログラマー以外でも彼らを支援するような企業の人もメンバーになっていたりします。

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メンバーじゃない人も、1日10ドルで使えるらしいです。

なんでもメンバーになると、メーリングリストに入れてもらえ、そこのコミュニティがかなりアツい!とのこと。前回も書きましたが、シリコンバレーと言えども誰を知っているのか、どんなコミュニティに属しているかはビジネスをする上でとても重要らしいので、オフィスも使えて、人とも交流できる一石二鳥な施設なんです。

あくまでコワーキング「スペース」なので、オフィスが他にあってももちろんいいし、カフェ的な仕事場としての使い方にしたり、程よい立地にあるから第二のオフィスとして使ってもいいわけです。

独立して働く人が増えており、企業人でも働く場所を限定されないノマドな働き方もできるようになった今であるからこその、新しい働き方ですね。

欧米発祥のスタイルで、日本にもここ1~2年でいくつかできたようなので、今後に注目です。そういえば、小規模だけど福岡にもあります。


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Hacker Dojoの帰りに、マウンテンビュー駅まで歩いていたら、Evernote本社を発見!こんなイケイケ企業が普通にあるのがシリコンバレーならでは。


というわけで、サンフランシスコの話はこんなところです。書いてないこともありますが、この辺で。次はラスベガスに飛んで、一時お休みモードに入りましたので、そんな話を書いてみます。

~つづく
すでに旅も終盤戦。僕自身はロサンゼルスまで来ちゃってるのですが、振り返って書いてみます。

今回の旅ではホテルは極力使わず、以前この記事で書いていた「airbnb」というサンフランシスコ発ベンチャーのサービスを利用して、泊まるところを確保しました。

一言で説明すると、このサービスは「air Bed and Breakfast」の略で、「空いてる自分の家の部屋を貸したい人=ホスト」と「泊まりたい人=ゲスト」をマッチングするサービス。

登録されている部屋・料金は、ピンキリですが、ソーシャルな流れを取り入れたホスト・ゲストそれぞれがレビューし合う仕組みによって、良い部屋に出会いやすくなっています。

このサービスを知ったとき、「これは不動産(の運用手法)に革命を起こすサービスだ!」と鳥肌が立つ思いだったのですが、利用してみて、やはりこれは世界を変えるサービスだと実感しました。


それでは実際にぼくが泊まったところのご紹介。

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スタンフォード大学やフェイスブック本社のある街、パロアルト(シリコンバレー)ではこの一軒家に泊まりました。

一室一泊100ドルというのは、掲載されている部屋の中でも高い方なのですが、レビューがかなりよかったのと、映画「ソーシャルネットワーク」に出てきた夏休みの開発合宿でのあのパロアルト一軒家の雰囲気を味わいたくて、泊まることに。

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個室はこんな感じ。カラフルなインテリアも印象が良く、そこらへんのホテルに泊まるよりもずっと快適でした。ちなみに、リビングやキッチン、庭ももちろん使ってOKです。この辺りがホテルでは全然味わえない、広がりのある宿泊スペースとしてのメリット。

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庭はとても広く、大きなプールもあって、日本では普通ではあり得ないような住宅です。犬たちと無邪気に遊んじゃいました。いつかこんな家を持ちたい!というまさにアメリカンドリームの象徴ですね。

ちなみに、シリコンバレーは不動産がとても高く、特にここオールド・パロアルトは普通の戸建てが1.5百万ドル~3百万ドル(つまり大ざっぱに2億円前後)。高い売買事例だと、5億円くらいのもあるそうです。しかも、同じ通り沿いにはマーク・ザッカーバーグの家があったりします。


というわけで、感想をまとめてみます。

・ホテルでは味わえない人と人のつながりを持てる
airbnbのサイトでは、ホストのプロフィールも紹介されているのですが、僕の泊まったホストさんもスタンフォード卒だったり、いくつも会社を持っていたり、という普通に会いたくても会えないような人と、出会えるうえに、その素晴らしい家に泊まれて話ができるという「体験」は何にも変えがたい魅力です。

・有料であることが良い
同じようなサービスで、カウチサーフィンというのがあるのですが、これはざっくり言うと、airbnbの無料版。利用したことはないのですが、無料、つまりホストが基本ボランティアで泊めてあげることになるので、ゲストとしては、どこか居づらいというか、遠慮しながら生活しなければならないのが、ストレスに感じる人も多いと思います。(これはこれで良い仕組みだとは思いますが・・・)

そこを有料にして、ホスト・ゲスト・運営者がそれぞれ経済的に満足し(継続的な仕組みとして成立し)、快適で協力的な環境を作ったことがairbnbの凄さだと思います。

・カメラマンを入れるという運営センス
サイトをいろいろチェックしてもらったら気付くと思いますが、部屋の写真はプロのカメラマンが撮っています。これは、宿泊の多い部屋(売れ筋の部屋)に、airbnbがカメラマンを派遣して、撮影してるとのこと。素人撮影とプロとでは、部屋の印象がまるで変わるので、ここにコストを負担してでも部屋(商品)の魅力を伝えようとしているairbnbには脱帽です。(個人的にはここが一番しびれました)

それ以外にも、サイトデザインのカッコよさもサービスの魅力を引き立てており、総合的に本当に素晴らしいサイトだと思います。


ちょっとラフに率直にまとめると・・・

なんてサービスを思いつくんだ!なんでこれを自分が思いつけないんだ!ちくしょー!

ですかね。(笑)
あまりの素晴らしさに完敗です。

さらに、彼らairbnbが考えている未来は、もっともっと壮大な計画がある模様。ほんとうに世界を変えてしまうかもしれません。


個人的には今後、旅や出張でホテルに泊まることが少なくなるのは間違いなさそう。今お手伝いさせていただいている沖縄のリゾートホテルも、競合は他のリゾートではなく、airbnbだ!という考えすら持ってしまうほどのインパクトです。みなさんも是非体験を。


※能古島の浅羽さんに見事にこのネタを先に書かれてしまって、微妙なタイミングっす。浅羽さん、福岡第一号で登録してください!

※airbnbの成長や考察については、今回シリコンバレーでお会いさせていただいたKさんのブログでとても分かりやすくまとめられているので、チェックしてください。

※これを書いている今も、airbnbで見つけたロサンゼルスの一軒家に泊まっています。最高です。
Apple本社の後に行ったのは、Plug and Play Tech Center(プラグ&プレイテックセンター、以下PnP)。

最寄り駅のSunnyvaleから歩くこと40分!(地図を福岡の感覚で見ていたので、10分くらいとナメていた・・・)そもそも、シリコンバレーは車で移動するところなので、みなさんマネしない方がいいです。

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ここは、シリコンバレーでも最大級のインキュベーションオフィスで、世界各国のテクノロジー企業が入居しています。

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ちなみに、インキュベーションオフィスとは、起業家やスタートアップ企業を様々な角度から支援する施設。

支援の内容はざっくりこんなところでしょうか。

オフィススペースの提供
机1つから、社員数十人くらいまで、会社の成長に応じて借りるスペースを拡張できるのが良いところ。(小さな施設は最大スペースも限られてしまいますが・・)

ここPnPでは、各社の仕切りは簡易間仕切りのみで、上は空いているので、声はもちろん聞こえます。ドアももちろんないので、通路からも普通に作業しているところが見えます。

逆に、社内でミーティングしている内容が隣の企業に聞こえたり、通りがかりにPCのディスプレイが見えたりすることで、社外とのコミュニケーションを誘発し、コラボやアイデア共有が行われやすい仕掛けになっているようです。

経営ノウハウの提供
経験豊富な経営者や、法律面をサポートする弁護士など、専門家も施設内にオフィスを構えていたり、定期的に訪問したりするので、ベンチャー企業に不足しがちな経験リソースを活用することができます。

PnPでは、さらに企業へのJOIN(経営参加)が可能な外部アドバイザーのリストが壁に貼ってあったりしますので、将来のCEO、CFOと出会える機会も提供されていました。

投資家へのプレゼンテーション機会
インキュベーションオフィスには、様々な投資家がやってきます。エンジェル、ベンチャーキャピタル問わず、施設が企画して定期的に投資家に入居企業のプレゼンテーション機会を提供しています。

インキュベーション施設の入居企業の動向としては、上場(IPO)よりもM&Aが圧倒的に多く、GoogleやMicrosoftなどの巨大IT企業に買ってもらうのがエグジットの形としては多いそうです。

人と人がつながるリアルなコミュニケーションの場を提供

どんなにIT化された世の中になっても、たとえIT企業といえども、人と人とのつながり(コネクション)が企業の成長を加速することには変わりないようです。シリコンバレーと言えど、結局のところ、誰を知っているのか?どんなコミュニティに属しているのか?というのは、成長への重要な要因になるとのこと。

そのために、頻繁に施設でパーティを開催したり、企業同士を紹介したりするのも、施設の重要な支援です。そのためか、PnPではかなり大きなイベントスペースがあったり、ルーフテラスがあったり、大きさ(面積)という意味では、ここを超えるところはなさそうです。

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今回ご案内していただいた、PnP内でジャパン・パビリオンを運営している(日本企業のオフィス誘致をしている)サンブリッジの川鍋さんには大変お世話になりました。


そして、もう一人お世話になったのは、PnPに入居している「福岡県サンフランシスコ事務所」の仲谷さん。

ぼくも知らずに川鍋さんのおかげでお会いできたのですが、福岡県(つまり県庁)がシリコンバレーに事務所を構えているんですよ!しかも、こんなにアツいPnPの中に!

これは福岡で活動しているぼくにとっては何よりもうれしく、驚いたことでした。「福岡県」ってそんなにやる気あったんか!(失礼)と。

福岡でITベンチャーやっている人・やりたい人は、向こうでは完全にウェルカム体制で受け入れてくれるので、どんどん実際にシリコンバレーに行ってその温度感を感じた方がいいと思います。(ぼくもたった4日いただけですが)

と同時に、福岡の起業家が、世界に向けたサービスを福岡とシリコンバレーから出しまくれる環境を作れたらいいと思いました。

実際に福岡のとあるIT企業が、今もシリコンバレーに3ヶ月間滞在したりしています。ぼくもお会いしましたが、福岡発で世界に目を向けている数少ない企業の一つで、期待の星。

もちろん福岡以外からもシリコンバレーに出てきている日本企業はあり、これから楽しみです。

DMXもいろいろ仕掛けていきます。