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阪神の島本投手と日本ハムの伏見捕手の交換トレードが発表されました。


阪神が梅野の残留が決まった直後にベテラン捕手の獲得に動いたのには驚きましたが、坂本と梅野の次に来る捕手が育たなかったので伏見はその空白を埋める存在になりそうです。


島本は左肘の状態が不安定で開幕に間に合わなかったり、シーズン中もコンスタントに投げられなかったので、同じベテラン左腕の岩貞が残留するなら島本はリリースしやすくなっていました。


トレード成立の経緯は分かりませんが、伏見はエース伊藤大海の専属捕手で今季40試合以上に先発出場した中心選手なので、他球団が伏見を放出可能と判断してトレードを申し込むのは考えにくいと思います。


日本ハムから阪神に島本のトレードの打診があり、その交換要員に伏見が指名されたのかな…と思いますが、もし阪神側から日本ハムに伏見のトレードを打診したなら凄いの一言です。


阪神は坂本と梅野に続く捕手が育っていなかったので、来年優勝するには伏見の獲得はドンピシャだと思います。

阪神から7選手がゴールデングラブ賞に選ばれました。


投手で村上、捕手で坂本、一塁で大山、二塁で中野、三塁で佐藤輝、外野で近本と森下と、レギュラー不在のショートと左翼を除いた全員が守備も評価されました。


ゴールデングラブ賞は試合をよく見ていない記者も投票するので賞自体の価値は微妙で、優勝チームから選ばれる傾向はありますが、それでも失策数リーグワーストが当たり前だった阪神がつまらないミスを潰していけた凡事徹底が形になって現れたと喜びたいです。


佐藤輝は昨年から守備が見違えるように良くなり、森下は右翼からの本塁返球やクレバーな走塁で攻走守の充実ぶりを見せてくれました。


こうした選手が増えていってほしいです。

阪神の近本が国内FA権を行使せず5年総額25億円で残留したと報じられました。


FAの申請期限の11日になっても近本の動向が報じられず、球団と近本の会談は10時間(!)に及んで夜9時にようやく決着する異例の長丁場になりました。


現在31歳の近本の5年契約は残りの現役生活を阪神で全うするのとイコールだと思いますので、来年以降も不動のレギュラーとして活躍を期待したいと思います。