阪神はソフトバンクに14日は0対2、15日は2対6と連敗、16日は4対1で勝って1勝2敗でした。
14日は先発の伊藤将は9番廣瀬の２ランで負け投手になりましたが2失点完投と健闘、15日は先発のビーズリーが初回に3ランを浴びるなど5回途中を6失点の乱調で今季初黒星、16日は先発の才木が7回1失点で連敗を止める8勝目を挙げました。
猛威を振るうソフトバンク打線に技巧派の伊藤将が火だるまにならずに済んだり、エース才木が球威十分で快投したりと1勝2敗ながらも投手陣が大きく崩れなかったのは収穫でした。
打線はソフトバンク先発のモイネロ（7回無失点）に手も足も出ず、東浜（6回1失点）の不安定な立ち上がりを叩けず立ち直らせ、石川（5回4失点）から前川が初回に満塁弾を放ったのが唯一の見せ場でした。
チャンスで打てない阪神打線の中で前川が満塁本塁打を放つなど（いい意味で）異質な存在感を放っていますが、交流戦が終わっても前川のスタメン起用を継続してほしいものです。
15日に木浪が背中に死球を受けて骨折して登録抹消されましたが、控えの小幡がまるで打てないのでショートを今後どうするのかも悩ましいです。
この週は2勝4敗で3度の完封負けを喰らうなど阪神らしい試合をしましたが、最後に1番近本、4番佐藤輝のしっくり来る打順になったのはプラスになるかな…と思いました。