阪神の一軍キャンプでは大卒2年目の野口、高卒3年目の前川、高卒5年目の井上がフリー打撃で柵越えを連発しています。
野口は岡田監督がその打撃を評価して昨年オフに育成から支配下に昇格させて一躍注目のスラッガーになりましたが、一軍選手に混じっても長打力が一際目立つのは頼もしいです。
野口は昨年二軍で後半戦だけの出場ながら打率3割を打ったのもポイントで、二軍で打率2割そこそこで三振も多い井上との違いを示してほしいです。
前川は昨年は一軍で一時期クリーンナップを任された打撃センスは折り紙付きで、更にホームランが出るようになれば外野の一角を狙えそうです。
井上は前述の通り打率の悪さが課題で、同期入団の西純が投手ながら一軍で巧みな打撃をしているのを見ると、井上の伸び悩みは打撃センスの問題のように思えてきました。