ゴールデングラブ賞のセ・リーグ9人のうち5人が阪神から選ばれました。
捕手坂本、一塁大山、二塁中野、ショート木浪、外野近本の5人で、前年まで3年連続受賞の近本以外は初受賞でした。
記者投票で選ばれるゴールデングラブ賞は毎年物議を醸す選出がありますが、フィールディングに自信のある伊藤将が投手部門1位の横浜東に大差を付けられての2位になり、ゴールデングラブ賞を取るには「最多勝を取らないと」と絶妙な牽制球コメント(伊藤将本人には皮肉る意図はなかったと思います)もありました。
岡田監督はセンターライン4人の受賞に胸を張りましたが、木浪がレギュラーに返り咲いてゴールデングラブ賞まで獲るとは誰も想像しなかったと思います。
阪神のレギュラーでは三塁の佐藤輝、外野のノイジーと森下が受賞を逃しましたが、今季20失策の佐藤輝は三塁固定2年目の来季が正念場ですね。
秋季キャンプで岡田監督は小野寺や渡邉諒に三塁を練習させてはいますが、佐藤輝を脅かす三塁手は今の阪神にはいないので佐藤輝の頑張りに期待するしかありません。