阪神はCSファイナルステージ第3戦で広島に4対2で勝って無傷で日本シリーズ進出を決めました。
阪神先発の大竹は5回を7安打2失点、105球を投げて2対2のまま降板しましたが、6回裏に坂本のタイムリーで勝ち越し、7回裏に押し出し四球で更に1点追加して、3試合連続の逆転勝ちで接戦をモノにしました。
阪神先発の村上、伊藤将、大竹はペナントレース時と比べて調子は今ひとつでしたが、今季の阪神と広島の力関係に後押しされるように最小失点で打線の逆転劇を呼び込みました。
リリーフ陣も桐敷が第1戦、第3戦の2番手で投げて計3イニングを無安打無失点の6奪三振で広島の反撃を断ち切り、石井と島本、抑えの岩崎の3人は3連投でやはり無失点と盤石でした。
打線ではCSのMVPに選ばれた木浪、リードに打撃に大活躍した坂本、新人ながら攻守でプレッシャーを感じさせない森下らがヒーローになってくれました。
リーグ終盤のチグハグ感が消えて強い岡田阪神がCSで戻ってきたので安心しました。
岡田監督が相手の手の内を読み切っての采配が決まりましたが、日本シリーズでは未知の相手との戦いになるのでパワーに勝るパ・リーグに呑まれないようにしてほしいです。