昨年の矢野阪神で活躍の場を得ていた二塁の準レギュラー山本と左のワンポイント渡辺雄大でしたが、今年は一軍出場のないまま戦力外とはシビアさを感じました。
仁保は二軍でも炎上が続き、長身から投げ下ろすフォークが武器の小林も故障からか移籍当初の球威がなくなり、ベテランの両投手とも一軍入りは到底無理な状態でした。
生え抜きの北條と高山はファン人気の高い注目選手でしたが、ここ数年は二軍でも打っていないので戦力外も仕方ありません。
北條は年々成長していく大山、今季レギュラーに返り咲いた木浪と同学年ですが、北條の伸び悩みは残念でした。
板山は岡田監督が昨年の秋季キャンプからベタ褒めでしたが、終わってみれば同じ左打者の佐藤輝や高山を奮起させるダシに使われていたようにも感じます。
望月も制球難と故障に悩まされて期待の155キロ右腕の面影は無くなり、二軍でも満足に投げられなくなったのでは戦力外も仕方ありません。
温情で残してきたスター候補生を戦力外にして一区切り付けたのは悪くありませんが、戦力外通告の第二弾はあるのか、現役ドラフトに出す2選手をどうするのかも注目です。