阪神は1日の広島戦を6対5で勝ちました。
阪神先発の馬場は3回2失点で岡留、及川、ブルワー、島本、桐敷、岩崎と繋ぐプルペンデーでしたが、岡留が1.1回1失点でプロ初勝利、岩崎が1回2失点ながら35セーブをマークしてタイトルを確定させました。
大卒2年目の岡留はこれまで一軍に昇格しても出番のないまま二軍落ちが何度かありましたが、二軍から岡留を推薦されても岡田監督にはキャンプ紅白戦での岡留の大乱調のイメージがあって起用を躊躇していたようですね。
岡留もイップス寸前だったとコメントしていましたが、二軍戦では34.1回を投げて防御率1.31、被安打20、与四球6と実戦マウンドでは安定感を示せているので、加冶屋や石井に近い力を蓄えてきているようにも見えます。
岩崎は26日のヤクルト戦以来の登板でしたが、優勝が決まってからはセーブシチュエーション限定になり結果的に週一ペースでしか投げておらず、実戦感覚は大丈夫なのか不安はあります。
岩崎は35セーブ12ホールドで仮に開幕から抑えに専念していたら単純計算で40セーブ以上を稼げていた気もしますが、慣れたセットアッパー役で好スタートが切れたのも抑え転向を成功させた一因かもしれません。
湯浅が復帰する来年は阪神の抑えが誰になるのか分かりませんが、湯浅も昨年はセットアッパー役で抑えの経験は無かったので、抑えは岩崎でいいかもしれません。