懐かしの漫画「おれのサーキット」 | dmitri2011さんのブログ

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懐かしの漫画「おれのサーキット」


プラモ狂四郎目当てで購読していたコミックボンボンに連載されていたポケバイ漫画ですが、当時は面白かった記憶はありましたが内容は殆ど忘れていました。


ネット書籍の無料版を見つけたので新鮮な気持ちで読み返していますが、内容が本格的かつ濃密で子供向け漫画じゃない(褒め言葉)ですね。


初心者でも天才的な走りを見せる主人公・翔太の「抜くんだ!」が印象的で、翔太の事は覚えていました。


ライバルの加奈ちゃんやHONDA勤めのノッポさん、ラフな走りをする天才レーサー氷室、翔太の最大の強敵とされる母親については忘れていました。


翔太の母親がポケバイにのめり込む息子を心配して「(転んでも危険の少ないポケバイの時速)30キロが(将来的に)200キロになったら?」「編集者になってもいいからレーサーにだけはさせたくない」とポケバイに断固反対しますが、翔太の夢を理解しようとしない頑固でイジワルな母親…というよりは我が子を守ろうとする深い愛情を感じました。


並行して街の走り屋たちが数千万円のスーパーカーを乗り回すサーキットの狼II「モデナの剣」を読んでいますが、「おれのサーキット」では翔太の買ってほしいポケバイは12万円(80年代当時)で1度のレースで3000円するタイヤを使い潰したりと金銭感覚がリアルで秀逸です。