阪神は15日の横浜戦を1対2で負けました。
横浜は牧の2ランで先制して阪神の反撃は大山のソロ本塁打だけのスコア的には投手戦でしたが、横浜先発の平良がキレと制球が抜群で6回を2安打無四球で10奪三振と付け入る隙のない投球でした。
平良は一昨年に右肘を痛めて昨年は一軍登板なしでしたが、今年は2試合に先発して2勝で防御率0.75とコンディションが万全なら二桁は勝ちそうな雰囲気です。
昨年は1勝6敗の東も今年は2試合に先発して2勝
で防御率0.69と完全復活の気配があり、来日2年目のガゼルマンも打線に助けられながら3試合に先発して2勝(防御率4.40)しています。
昨年は戦力にならなかった東、ガゼルマン、東が機能していて、これまで未勝利の昨年の3本柱(濱口が2戦2敗、今永と大貫は登板なし)が勝ち始めたら今年の横浜は手が付けられなくなりそうです。
阪神は大山にようやく今季初本塁打が出て、佐藤輝が復調気配の二塁打を放った反面、新人の森下が2度のチャンスに見逃し三振するなど無安打3三振で「バットが出ない」と二軍落ちが決まりました。
阪神の打者で最も重症なのは佐藤輝かと思いきや、実は森下も20打席無安打でベンチから「振れ」と指示されてもスイング出来ない深刻な状態だったとは驚きました。
やはり新人の森下に過度な期待をかけるのではなく、まずは大山と佐藤輝の4番5番にしっかりしてもらわないといけません。