明日の2021年11月17日…

 

弊社からほど近い場所に、セブン&アイH系列の セブンパーク天美(あまみ) が、グランドオープンすることになりました!

 

         

 

元々は、夜には灯ひとつない荒地で、ペンペン草がボーボーだった松原市の市街化調整区域であって、後にSC(ショッピングセンター)を誘致する計画が進められ、候補としてイオン、アリオ、アウトレットの三社が名乗りを上げたのですが…

 

詳しくはコチラ→

 

 

   

以降、 仮称アリオ松原 として工事が進められたものの、ほどなく古墳が出土して工事がストップしたり、はたまた思うようにテナントが集まらなかったりと紆余曲折したものの、産みの苦しみを経て、ようやく開業することになったのでした。

 

 

 

 

他方、毎年11月に開催される地元のイベント まつばらマルシェ なのですが、元々の開催地だった松原中央公園では手狭になったこともあって、今年の開催は先の13日と14日に、こちらのセブンパーク天美の敷地内で開催されることになったのです。

 

詳しくはコチラ→

 

 

 

 

 

 

と言うことで、先の日曜日に訪問してみたのですが、地元の獲れたて野菜の直売所もありまして、たいそう賑わってましたと、報告しておきましょう!

 

         

 

さて、セブンパーク敷地内のイベントですから、当然来場者向けに、施設内のトイレなどを一部開放していると予想していたのですが、図らずも プレオープン中 であって、ほとんどのお店が営業していましたので、ここで「セブンパーク天美」を少しリポートしてみようと思います。

 

 

 

 

 

まず、入口は行って最初に目に飛び込んで来たのは、上階まで吹き抜で階段状になったイベントスペースでした!

 

         

 

まあ、インパクトはありましたね!

 

で、この日もお嬢ちゃんらが踊っていましたが、こちらで地域のイベントなどを開催することで、地元密着をアピールする目的なのでしょうが、近隣のイオンモールには無いスペースなのです。

 

         

 

 

 

さてさて、全体的な作りの相違点と申しましょうか、大型SCの双璧でもある イオンモールとの大きな違い と言いますと、まずはセブンパークの方が圧倒的に通路が狭いというこでしょうか?

 

 

 

 

たいていのイオンモールは、メイン入口から入りますと、吹き抜けの長い構造で奥行き感を出しつつ、通路も広々しているのですが…

 

         

 

こちらは、かなり閉鎖的と申しましょうか、あくまでイオンモールと比較しての場合に限定すれば窮屈感は否めませんでしが、逆にこの窮屈感の中に吹き抜け部分がド~~~ンとあることで、視覚的なメリハリが感じられました。

 

         

 

あと、以下は近隣のイオンモール北花田と比較になるのですが、専門店だけを見た場合、イオンは服や雑貨が大半なのに対して、こちらは食べもの関係のお店の比率が圧倒的に高いのと、一店舗当たりのスペースがイオンの半分以下という 小さなお店 が多いのも特徴でした。

 

 

 

 

個人的にこよなく愛し、崇拝すらして止まない神戸本店の洋菓子の SHINファクトリー をはじめ…

 

         

         

(イオンモール北花田にはまともなケーキ屋さんはありません)

 

御座候にシュークリーム、北海道物産店に大福餅専門店、焼き鳥屋に中華にクリーム本舗に駄菓子屋、八百屋に魚屋に肉屋などなど…

 

 

 

これがランダムに混じりあう空間は、雑多な 昭和の下町商店街 を彷彿とさせる作りでもあって、あたかも迷路に迷い込んだと錯覚しそうなワクワク感と、それをクネクネと回遊してみたいと思わせる雰囲気があって、雑多な駄菓子のような 駄な感じ がしましたし…

 

         

 

どこか、1985年にOPENした「つかしん」にコンセプトが似ているようでもあって、私達の世代には懐かしく、若い世代には新しいと感じるでしょうし、もしもイオンとセブンパークが同じ距離にあるのなら、私は間違いなくコチラを選ぶと断言しておきましょう!

 

 

 

 

あと、あちらに無い施設で言うならば、大まかに言えば映画館とペットショップ等ですが、これまた近隣の スーパービバホーム美原店 ほどの規模ではありませんが、小さいながらも在阪大手の ひごペット のお店がありました。

 

        

 

もちろん、犬猫ちゃんも居ますから、当然のことながら店内はごった返していましたが…

 

          

 

 

このお店の特徴は、犬猫以外の鳥や爬虫類、亀や金魚などの品揃えが多く(恐らく地域一番)、中には鯉の稚魚に エサやりコーナー なんかもあって、子供さんらが200円を払ってエサをあげていましたが、流石は老舗ながらスタッフさんの対応もすこぶる良い印象でした。

 

 

          

 

で、その向かいにあったのが、この何倍もの広さがある トイザらス でしたが、意外や意外に全くもってして閑古鳥が鳴いていましたね!

 

         

 

 

 

ぶっちゃけた話…

私達の幼少時代を含め、ほんの数十年前でしたら、おもちゃ売り場と言えば、子供が真っ先に飛びつくスポットでしたし、マクドナルド以降の大手外資系企業が上陸した中で、 トイザらス と言えば泣く子も黙るガリバー的な存在でしたし、この出現によって中小の玩具店が駆逐された時代も見てきました。

 

 

 

しかし、平成を経て令和の今日に至りますと、大人も子供も嗜好そのものが変わってきたんじゃないか? とも思いました。

 

物欲からどんどん離れて行く…?

 

 

 

 

すなわち、すでにモノが溢れている今日に於いて、恐らく子供達の大半はジジババらにオモチャの類は、嫌と言うほど買い与えられたんじゃないかな?

 

電池や電源を入れれば、単純な動作しかしないオモチャは、得てして子供が幼少期までなら楽しめたとしても…

 

         

 

物心がついてしまえば、例えオモチャの数十倍の価格帯のペットであって、育ての苦労は何百倍も伴うとけれど、絆と言いますか 癒しという点 では、オモチャでは絶対味わえない無限の魅力があることと、育てる喜びを家族全員で共有できることに、子供達が気づいたんとちゃいますかね?

 

ですから、規模は小さいながらも、このペットショップを入れたのは大正解だと、素人ながら思うのです。

 

 

 

 

すなわち、

「めっさ暇やし、することないからブラブラしに行こかぁ~」とか、

「晩めし作るのじゃ~くさいから、何か食べに行こかぁ~」

という心理で選ばれるのがイオンモールであるのに対して…

 

         

 

こちらは、ペットが見たい!

映画を観たい! 

体感ゲームで遊びたい!

と、はっきりとした目的があって、目指す施設があるから行く(行ってみたい)というスポットでもあるので、これがイオンとセブンパークの大きな違いだとも感じました!

 

 

 

と言うことで、ざっくりと通りすがりのリポートになってしまいましたが、肝心要のセブンパーク天美への公共アクセスは、近鉄南大阪線「河内天美駅」前から、 100円シャトルバス (おおむね20分に1本)が出ていますし、あびこ、長居方面からのマイカーでしたら弊社前の 天美西三交差点 を東折れいただければスグでございます。

 

         

 

 

最後に…

この立地は図らずも、イオンモール北花田から直線距離で5kmほどしか離れていないのですが、近隣では以降にイオン丹南、ららぽーと美原が計画(建設中)ですから、ほどなくしますと半径15km圏内に大型SCが6軒も乱立する状況になるようです…?

 

         

 

もちろん、圏内に住んでいれば選ぶという選択肢があって、それはそれで楽しいのですが、これほどまでに大型SCが増えていく現状に、一抹の不安を抱かずにはいられないのは、私だけでしょうか?

 

現場からは以上です。