今年の大河ドラマの話です
※今回は「史実」を考慮しません
「ドラマの」感想文のつもりで書こうと思います
ついに「源氏物語」の執筆が始まった~
はじめての道長との共同作業!
偶然逢うとか廃邸に呼び出すとかではなく、正面からまひろ宅を訪問する道長…、何年ぶりだろうか
帝に献上する作品の執筆を依頼したので何度でもまひろ宅を訪ねることができるね
ふたりの絡みはマジで久しぶりな気がするし、一緒にいる時間も長い(≧∇≦)
えーと石山寺以降は逢ってないんだよね?6年ぶり?
まひろからは「亡き夫が申しておりました」というセリフがサラっと出たり、
道長からは帝のことだけでなく「我が家の恥」まで語ったと
(どんな恥だろうか…夫婦仲がうまくいってないとか?)
この感じならズブズブの関係にはならず、共に帝が夢中になるような作品を作り上げようという目標に向かって邁進できそう?
ちょっとホッとした
道長が明子さまに冷たくしすぎたので、その報復は心配
でも、怒りの矛先はどちらへ向くのかな?倫子さま?それとも、まひろ?
これまでドラマを観てきて、まひろの境遇では「源氏物語」を書き始められるほど宮中のことを詳しく知らないのでは?と不思議に思っていましたが
「取材力」か~
帝の人となりを身近にいる道長から詳しく聞き出す…なるほど
もちろん取材はあの1回だけではなく、むしろ彰子さまに仕えるようになってから自分であちらこちらと観察するのだろうね
あかねからも色々と教えてもらわなくちゃね
ききょうが出ていないのに「枕草子」の存在感が凄い
まだ出番がある気はするけど…、直近でまひろ宅を訪ねて来てくれた時にちょっとギスギスしちゃったの残念
ここから先は仲悪いみたいになっちゃうのかな?
「枕草子」は悲しい境遇の定子さまを慰めるために書き始められた草子
定子さまが亡くなられた後に書き足された部分については、美しく華やかだった頃の様子を人々の記憶の中に残したいという目的で書かれたもの
良いことしか書いてないというのは、作品が書かれた目的からすると当然のことで、しかも目的を達成している
定子さまは喜んでくれたし、帝は亡くなった定子さまを忘れることができない
ききょうが持参した文章を読んだまひろ、作品を褒めつつも、
「定子さまの影の部分も知りたいと思う、人には光と影の両方があり、だからこそ人の魅力を深めるのだ」と、ちょっと余計な感想を述べて、ききょうを怒らせてしまうのだけど
正直いって、わたし個人の意見としては、まひろの考え方と同じです
キラキラも、悲しいこと苦しいことも両方あったほうが面白い作品になると思う
ただ、もしまひろに普通の気遣いがあったなら、友達が書いた作品を読ませてもらったら褒めることしか言わないと思うのよ
別にききょうの方から「忌憚のない意見を聞かせてくれ」と頼まれたわけでもない
まひろに作品を読ませたのは定子さまの美しい思い出をともに語りたかったからではないの?
ききょうの仲介で定子さま本人に会わせてもらったこともあるしね
しかし、まひろが空気を読まず、思ったことを正直に全部言ってしまう性格ということを視聴者は知っている…(倫子さまのサロンに通っていた頃からそうだった)
多分ききょうも分かっていたはず
この時点でのまひろは定子さまがどんなに悲しく辛い目にあったのか知らないだろうし
まひろ相手に怒りをぶつけるのは八つ当たりに思える
怒るべき相手は左大臣のはず
で、「良いことばかりを書いた作品」「良いことも悪いことも書いた作品」
どちらが魅力的でしょうか、という問題
わたしは、どちらも有りだろうと思うんです
受け止める側の問題だと
こういう時わたしの場合いつも艶が~るを基準に考えてしまうのだけど
鏡エンドってありましたよね
いわゆるバッドエンド、旦那さまとお別れする話ですけど、
一般的な乙女ゲームのバッドエンドとは違い、結ばれないけど深い愛情を感じるお話で、わたしは大好きなのですが
お別れは嫌だ、悲しい話は読みたくないということで、鏡エンドを避けておられるプレイヤーもいらっしゃったと記憶しています
ただのお別れじゃないよ、めちゃくちゃ感動します、と個人的には思うけど
ハッピーエンドしか読みたくないっていう方々も世の中には居るんだなあと知ることができた、良い機会だったのを懐かしく思い出します
史実で亡くなってしまう旦那さまは、鏡エンドでは本当に死別エンドですしね
しかし、リアルに一番近いのが鏡エンドだということもあり、鏡が一番好きというプレイヤーも居ましたね
感じ方は人それぞれなんだと思います
そして名作だからといって全ての人の心に刺さるかっていうと、そんなことはない
名作Aと名作Bがあって、Aの方が好き、Bの方が好き、ABどちらもよい
人によって感じ方が違うのは当たり前
世間で評判の作品だからといって、全ての読者に感動を与えるということはないだろう
書き手は書いたところまでで終わり
読む側がどう受け止めるかは、読み手の自由だと思うんです
大河ドラマに戻ります
はじめから帝に献上するつもりで書かれたというストーリーになっていて
だとすると、
いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり
それほど身分は高くないが、ひときわ帝の寵愛を受ける更衣がいました
その方を妬む、強い実家を持つライバル女御から嫌がらせを受けておりました
っていう話ですよね?
帝、1ページ目を読んだだけで、そっと閉じちゃいましたけど( *´艸`)
帝に読ませる想定で書いたとすれば攻めすぎてて面白い
いやコレ帝と定子さまがモデルの話…?え、…?
っていう帝の表情、最高でした
桐壺の更衣はもし父親が生きていれば女御として入内していたかもしれない姫ですので、
親を亡くし、兄弟は失脚し、強い後ろ盾を失った、しかし帝とラブラブの定子さまと被るのか
この物語に帝が興味を惹かれていくのだな、先が楽しみ!
あと道長のサポートも素晴らしい
高級和紙の提供は無論のこと、
「生身の人としての帝のことを教えてほしい」という注文にしっかり応えていると思った
道長の立場からすれば、定子さまのことを語るときに多少下げて説明してもおかしくないのに
事実を事実のまま話しているようだった
だってそれ帝に献上しようとしている作品を作るための取材でしょ?
基本「三郎のまま」なんだな~と思った
作品の感想もシンプルで、この道長なら、作家にああしろこうしろと指図したりせず、好きなように書かせてくれるはずだと期待が持てるね
次回も楽しみ!もう明日か
せめて倫子さまとは仲良しのままでいて欲しいけど…、いろいろとバレませんように
