マイナンバーカードの偽造 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

便利だと言われていたマイナンバーカードでも、こういった事件が起きてしまいました。

偽造したマイナンバーカードを使い、携帯電話ショップから他人名義のスマートフォンをだまし取ったとして、愛知県名古屋市東区の男が捕まったという事件。
この男は、ネットに公開されていた大阪府八尾市の市議会議員の男性の個人情報を悪用し、偽造されたマイナンバーカードで携帯電話ショップを示して他人名義のスマートフォンをだまし取り、転売したそうです。
突然スマートフォンが圏外になった市議会議員の男性が、携帯電話会社に確認した上で、大阪府内の交番に相談したことから、今回の事件が発覚。
騙し取られたのは、最新のiPhoneだそうで、この犯人の男は、容疑を認めているそうですが、他にも、この市議名義で、高級腕時計やカバンなどを購入した履歴があったそうです。
この市議の男性は、市民からの相談を受けるために、携帯電話の番号や住所などの個人情報をネット上に公開していたそうですが、まさかこんな形で悪用されるとは思わなかったに違いありません。
ただ、この市議の男性以外にも、偽造したマイナンバーカードが悪用されるケースが相次いでいることから、現在は、マイナンバーカードや運転免許証のICチップの読み取りを義務付けているそうです。
とは言え、マイナンバーカードの利用率が低迷していると言われている中で、こういった事件が起きてしまったら、かえってマイナンバーカードが利用しにくくなるように思います。
スマートフォンが乗っ取られ、高級腕時計まで購入されては、誰もが怒り心頭になってしまいます。今回の事件では、比較的早く関係各所が動いてくれたことで、被害は小さかったようですが、誰もがこういった事件に巻き込まれる可能性があるので、決して油断はできないように思います。
対策が取られたとはいえ、個人情報の漏洩も心配です。こういった事件ばかりで、マイナンバーカードの利用率が上がるのでしょうか?