ばれなければ、逃げてしまえばいいとでも思ったのでしょうか? 最悪の結果をもたらしただけだと思います。
東京都北区東田端の路上で、車で男性をはねてそのまま逃げた、足立区の会社役員の男が捕まったという事件。
この男は、道路を横断していた男性を車ではねて、そのまま逃げたひき逃げの疑いが持たれているそうです。はねられた男性はその後亡くなったそうです。
その後、この男が、知人にひき逃げについて話したところ、出頭を促されたそうで。事件発生から1時間後、現場に戻って来た男が警察に対して、「私がやった。気が動転して逃げた。酒を飲んでいた」と話したことから、この男が捕まったそうですが、その後の取り調べで、「事件前にテキーラや焼酎を14杯ほど飲んだ」と話しているそうです。
事件前に多量の酒を飲んだにもかかわらず、こんな風にひき逃げ事件を起こすこと自体、一体どういう神経をしているのか、と思っているのですが、それだけではなく、はねた後も、被害者を助けようともせずにそのまま逃げたことにも、許しがたい暴挙だと思います。「気が動転した」と供述しているそうですが、それは現場から逃げてもいい理由にはならないことは明白だと思います。
酒気帯び運転でこういったひき逃げ事件を起こされたら、被害者やその家族、関係者にとっては、これほど悲しいことはないのは容易に想像できます。
そういう意味では、この犯人の男は、ドライバーとしては超悪質であり、一発で免許取り消しになること間違いなし。酒気帯び運転が厳罰化された後も、こういったドライバーが後を絶たないのが気になります。
この男には、もうハンドルを握ってほしくありません。交通刑務所できっちり反省してもらいたいと思います。