暴走ばかりの時代 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

この画像は、自分の地元にあるJR千葉駅東口です。

つい3日前に、タクシーが暴走した事故が、ここであったとは、今も信じられません。けがをされた方に心からお見舞いを申し上げます。
夢であってほしいと思いつつも、実際に折れ曲がった支柱を見ると現実に起きたことを思い知らされます。
そして、「暴走」と言えば、タクシーだけではなく、人間が暴走した事件も忘れてはいけません。
今日6月8日で、東京都千代田区外神田で起きた、いわゆる「秋葉原事件」から16年、大阪府池田市の大阪教育大付属池田小学校に男が乱入し、児童が死傷した事件から23年が経ちました。
偶然とはいえ、このような大きな事件が起きたのが同じ6月8日であることに運命を感じてしまいます。とは言っても、あまりいい運命とは言えないのですが、こんな風に、タクシーも人間も、暴走ばかりの時代になってしまったような感じがしていて、どことなく精神的には息苦しさを感じます。
2つの事件とも、犯人の男には死刑判決が出て、すでに死刑は執行されているのですが、それ以降も、同じような事件が後を絶たない感じがします。極刑でも、被害者の無念は晴れず、加害者の中には、死刑を望んでいる人もいるようで、必ずしも、極刑が事件の抑止力になっていない現実もあって、嫌な気分にさせられてしまいます。
警察庁のウェブサイトによると、刑法犯罪の認知件数は、ピーク時の2002年からは減少しているとはいえ、コロナ禍からの経済活動の再開の影響もあって2022年から増加傾向にあるそうです。
件数自体は20年前より減少しているけれども、マスメディアで大きく取り上げられる凶悪事件が年々増えている感じがします。
最近では、滋賀県大津市で、保護司の男性が殺害された事件があり、犯人とみられる男が捕まったのですが、この男は、5年前に別の強盗事件で保護観察中になっており、保護司の男性がこの男の立ち直りを支援していたそうですが、何ともやりきれない事件ばかり続いているように思います。
今回のタクシーの暴走事故も、上述の「秋葉原事件」のような大きな事件も忘れてはいけない、と関係者も、マスメディアも、口をそろえて言うけれども、それだけでは同じような事故や事件が防げない無力さを感じます。
あと何回こういった事件や事故を繰り返せばいいのでしょうか?