●俺らなんてクズで飯食ってる(オードリー・若林正恭)〜能力の輪の感覚〜
最近のDK WORKSの大きなテーマのひとつは「能力の輪」です。
能力の輪ということを真剣に考えていると、こんな動画が飛び込んできました。
お笑いコンビ「オードリー」の若林さんですね。
実際にお笑い芸人というのは相当に深いレベルでモノを考えています。
若林さんはラジオでも大人気ですし、随筆も出版されるなど、お笑いに縛られない活躍をされていますね。
普通に聴いているだけでもかなり面白いです。
もちろん、向き不向きなんていうものを浅はかに考える人は多くいます。
クリエイティブ・アヴォイダンスの餌として「自分には向いていない」という言葉はよく耳にします。
この辺りはすごく間違えやすいですし、実際に相当に危険な部分だと思っていて。
なので、いろいろきっちりと相談しながら取り組んで欲しいな〜とは思っていたりします。
岡目八目ではないですが、自分のことって自分が一番観えないのです。なので、きちんとモニタリングしてもらう必要があります。
でも、モニタリングしてくれるその人の抽象度が低ければもう最悪の結果しか招かないので、我々はきちんとお金を払って、自分より抽象度の高い人、自分より経験豊富な人、自分より知識のある人、技術のある人を雇うのです。
ほとんどの方々にとって、そういう「ヒーラーを配備する」みたいな感覚って全くないので…
だから成功できないのですw(いや、そもそもそういう人は、成功したい!とか上に上がりたい!とすら思っていないのかもw)
まあ、いろんな人生があっていいと思っています。
ただひとつ言えることは、真に上に上がって行きたいと考えれば、自分一人の力では到底上がることができないということです。
若林さんの話の中で「スーパーカリスマ介護士」の方の話が出てきます。
例えば世間一般的な考え方で、「介護士」という職業を考えると、例えば多くの人が憧れているであろう「社長」とか「芸能人(?)」とか「Youtuber(??)」とかと比べると、人気がないかもしれません。(DK WORKS的に言えば、「職業に貴賤なし!」の一言なんですけどねwでも、世間一般的にw)
むしろ、「老人の世話なんて俺のやりたいことじゃない」という言い分の方が、世間の中では強いような気がします。
なんでそんなことをやらなきゃならないんだと。
そんなことはhave toだと。
でも、自分がhave toだからといって、人類全てがhave toだとは限らないのです。
凄まじく掃除に命を掛けていて、楽しんでいる人もいるし、ご遺体を美しく仕立て、お別れの最後の時まで寄り添うことに人生を掛ける人もいるのです。
このスーパーカリスマ介護士の方のエピソードのポイントは一言で言えば「楽しいんでしょうね」ということになるでしょう。
何かを努力して努力して、苦しんで苦しんで苦しみ抜いて…
それで必死に介護をするのではなく、どこかに介護をうまく機能させるためのヒントがあり、アルゴリズムがあり、それをそれぞれ見抜きながら、介護に当たる。
それ自体が「楽しいのでしょうね」ということです。
そこに楽しみを見出しており、しかもその楽しみが他者に対して機能を果たしていて、(この話の中であれば、ご老人がちゃんとお風呂に入ってくれたり、徘徊しなくなったり)介護士の方ご自身にとっても楽しく、また、介護を依頼する依頼主にとっても、利益になっているのです。
例えば別に、「ここで全く利益を生まない」ことでもいいのです。
それをT理論では「趣味」と定義しました。
全く誰の役にも立たないこと。利益を生まないこと。むしろ消費、浪費として扱われるようなことこそが趣味でした。(この辺りの定義が曖昧だから、コーチングもヒーリングもうまくいかない人が続出するのです)
(バーチャル講座も販売中)
若林さんはご本人に関しても「能力の輪」について言及されます。
「こないだリビングで、一人でテレビ見てて、出てくる芸能人一人一人にずっと文句言ってみようと思ったら…永遠に出てくるもんな。言葉が…。向いてるんだろうな〜笑」
この感じってまさに、能力の輪です。
人見知りで根暗なことがネタとなり、若林さんご自身の魅力にまでなっています。
例えば「人の悪口」とだけ考えてしまえばそれは、社会的にアウトでしょう。でもそれは「お笑い芸人」という仕事だからこそ許されるのです。
誰かを批判して笑いを取ったり、行動や判断に対して的確に突っ込んだり、普通の人間たちとは違う角度から物事を見る”視点”を提供したり。
人の悪口なんて、いくらでも永遠に言葉が出てきたってなんにもならないだろ!と思いガチですが、こうして若林さんがお笑い芸人として活躍していくことによって、こんなことですら、誰かの役に立ってしまうのです。
ここでまたポイントですが、若林さんはこんな「能力の輪」で飯を食っていること、その感覚を「クズで飯食ってる」というのですw
若林さんの中にも「こんなことが仕事になっちゃっていいのかよ」っていうどこか”罪”の意識があるのです。(←ここ重要)
※プロ野球選手だって同様です。棒を気持ちよく振り回してこんな金稼げるなんて、こんなヤクザな商売はねえだろwってみんな思ってます(多分w)
後半には、美しく「比較優位」の話に入って行きますw(この動画を編集された方は、この編集能力というか、構築能力こそが能力の輪なんじゃね?って思ってしまうほどきれいに繋がって行きます^^)
ということで、是非DK WORKSで学ぶみなさんもまた、「能力の輪」を見出していくために、身体を変えて行きましょう^^
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